なにをやっているのか
ラボの仲間たち
事務所での1コマ
私たち特定非営利活動法人ディーセントワーク・ラボでは、
「働くすべての人に 喜びと安心を」をミッションに、
働きがいを創造するためのコンサルタント事業などを展開しています。
障がいの有無に関わらず、さまざまな理由により働くことが難しい方も、働きがいと成長を両立できる世の中の創造を目的とした団体です。
【主な活動内容】
1、障がい者雇用コンサルティング
・新たな事業の創造
・業務の切り出しや構築
・職場内研修
・障がい者研修 など
私たちの事業の中で、最も比重が大きいのがこの活動です。
障がい者の雇用を促進するだけでなく、働きはじめた後の定着のための課題解決や、長く働き続けられるためのサポートを行います。
2、ダイバーシティに関するコンサルティング
3、福祉事業所コンサルティング
4、equalto(イクォルト)
障がいのある人が「一つ一つ丁寧に手作りする」という価値を最大限に高められるような「ものづくり」を目指し、デザイナーや企業などと協業すると同時に、より多くの人に知ってもらい、購入していただけるような仕組みを作っています。
https://www.equalto.or.jp/
5、トントゥフェスティバルの開催
年に一度、ソーシャルインクルージョンを目的としたフェスティバルを継続的に開催しています。
政策提言も行い、行政機関と対話をして新しい政策として盛り込んでもらうことを目指します。
なぜやるのか
お菓子の厨房へテレビ取材がやってきた!
代表の中尾の弟には、障がいがあります。
あるときから働くようになり、それを家族がみて、安心するようになったんです。
どういうことかというと、以前は「障がいがあってかわいそう」だとばかり言っていたのが、弟が働くようになってから、その言葉を一切、家族は言わなくなりました。
そのことをきっかけに、障がい者が働くことは、家族にとっても大事なことなんだ、と気づきました。その気付きと想いから、当事者の団体として、もっと障がい者の方が働きやすい環境を整えていこうと立ち上げたのが、私たちの団体です。
2013年に設立し、2018年現在は5年目。
始めは障がいのある方が働けるようになるためのお手伝いが中心でしたが、次第に、働きづらさを感じている人は特別ではない、障害のない方も含めて働きやすい環境を企業の中で作っていく必要があると感じるようになりました。
「働くこと、働きやすさ」は当然、全ての人につながっています。
障がい者雇用を通じて「全ての人の働きやすさ」へと徐々に意識が向いていきました。
私たちは現在、障がいのある人がただ働けるようになるだけではなく、企業側も、障害者雇用を通じてどうやって変わるのかを重視しています。
社内の働く環境を、一緒に考えて改善していく。それを実現するためには、社内だけに留まらず働く場所がない方にもアプローチする必要があると考えています。
その過程で、行政や、就労支援施設や、大学・研究機関などいろんな方と一緒に課題を解決していけるところが、ほかの団体にはない私たちの特徴です。
より多くの方が働きやすさを感じられる部分を、これからも社会の中に作っていきます。
どうやっているのか
One More BiteのおすすめGuilty Pleasure
障がいのある人がつくった焼き菓子
私たちは、仲間と同じ方向を向いて一緒にビジョンを達成するために、6つのPhilosophyを大事にしています。いつのまにか同じ哲学を持つ仲間があつまって、いまでは約10名のメンバーたちと一緒にさまざまな事業を行っています。
誠実さ
最高の質の仕事
楽しむ
必要な利益の追求
チェンジ・エージェント
ロールモデルの体現者