マーケティング支援を行うREHATCH株式会社で、アカウントプランナーの吉村のインタビューを実施しました。
大手制作会社「太陽企画」や大手広告代理店「博報堂」の出身である吉村が、「どんなキャリアを描いているのか」「どんなスキルをどのように磨いてきたのか」を語っています。ぜひご覧ください!
■ 太陽企画と博報堂から得た経験
前職は、太陽企画でプロジェクトマネージャー、博報堂でメディアおよび制作営業として勤務していました。太陽企画は、映像中心の独立系制作会社なので、広告代理店をクライアントとするCM制作や、官公庁向けのショートムービー、その他にもPV・MV制作などを行っていました。
私はプロジェクトをディレクションする役割だったので、様々なポジションの方々に対して、顔を合わせたコミュニケーションが多く、特にコミュニケーションの使い分けに関しては深い学びになったと思います。
その後、大学時代から広告代理店のコピーライターを志していたこともあり、博報堂に転職したのですが、自分のコミュニケーションスキルを見出していただき、営業に配属されました。
今まで関わりのなかったメディアとのやり取りはここで学びましたし、既存のクライアントを引き継いで担当することが多かったので、代理店営業のイロハもここで学べたのかなと思います。
■ 理想と現実とのギャップによる焦り
博報堂入社後は、入社前に抱いていた”毎日クリエイティブなことをしているイメージ”とは異なり、自分が想像していたよりもルーティンワークの業務が多かったです。
学ぶことも多くありましたが、もっとクリエイティブな仕事がしたいという想いと裏腹に、実際の自分が行っている業務にマイナスのギャップがありました。また、将来的なキャリアを考えたとき、今までの営業が通用するのかといった面でも思い悩むことが多かったです。
私はコミュニケーションスキルには自信があって、一緒に働く方々からも評価はされていたのですが、スキルの基準が計れないことに不安や焦りを感じ、実績として残るハード面のスキルを身に着けたいと徐々に考えるようになりました。
私自身、臆病な性格で基本的には慎重に物事を進めるタイプなのですが、意思決定をしたら悩まず突き進む性格でもあるため、焦りを感じてからはオンライン教材を使って独学でプログラミングなどを学びつつ、新しいチャレンジの場を模索するようになりましたね。
■ スタートアップへの興味
博報堂退社後、小規模なデザイン会社で働いている時期があったのですが、居心地が良いと感じました。何事もスムーズに社内で解決できますし、社長の隣で考え方や動き方を学びながら働ける環境は今思い返しても貴重な経験だったと思います。
その後、学生時代から面識のあった亮太さん(REHATCH CEO:迫田亮太)がSNSで投稿していたREHATCHの採用募集を見て、亮太さんと何度か面談をしたのち、REHATCHにジョインすることになりました。
社長であったり、事業の前線を走っている人たちの近くで働けることは、学ぶことも多いとデザイン会社勤務を通して感じましたし、スピード感をもって事業を育てていくフェーズに関わる機会も貴重な経験だと思ったんです。
REHATCHはデジタル領域なので、前職と事業領域は多少異なりますが、得られることは多いと思いましたし、今までの経験と組み合わせて、自分がどこまでできるか試してみたい気持ちはその頃から大きかったですね。
■ REHATCHで今得られていること
REHATCHに入社してから3ヶ月程度ですが、Web広告の運用や仕組みを知るのは初めてなので、知識として吸収できていると思います。あとは、新卒やインターンの子を見ていても、1人1人の裁量と責任が非常に大きいと感じていて、経験として学ぶことが多くあります。
大きな企業で働いている内はどうしてもクライアントが上の立場という感覚がありましたが、「ビジネスパートナーと対等の関係で1つ1つ良いものを作る」モチベーションが持てる今の環境はとても良い環境だと思いますし、それがスタートアップの強みや利点なんだと思います。
お互いに気持ちよく仕事ができて、良いことも悪いことも共有していくことで、結果としてより良いものが生まれていくのではないかなと思います。
■これからのキャリア
将来設計としては、「自分」というものでご飯を食べていけるくらいのスキルを身に着けていきたいと思っています。
今までのキャリアを俯瞰してみたときに、浅く広いと思われないかといった不安もあるのですが、「20代は種まきの時間にしよう」と考えているので広告業界で培ってきた色んなスキルの点と点をこれからつなげていきつつ、厚みを持たせていけたらいいなと思っています。
最終的には「自分のスキルを還元してお金をいただく」というフェーズを実現できるように、これからも自分のスキルを磨いていきたいです。