鈴木尚(すずきたかし)プロフィール
損害保険会社、商社の営業を経てアイ・ロボティクスへ。商社時代にはドイツでの勤務も経験しました。海外の様々な会社や人に触れていくにつれて、日本企業や自分自身のDXの遅れを痛感しました。この状況を何とかしたいと思い、アイ・ロボティクスに参画しています。二人の子供のお父さん。週末には子供たちと遊ぶのが楽しみ。
※編集部注:鈴木尚さんは2022年7月にアイ・ロボティクスを卒業し、新たなキャリアの挑戦をしています。卒業はしましたが、鈴木さんは今でもアイ・ロボティクスのファミリーであり、ご本人の承諾を得てこの掲載を継続しています。
アイ・ロボティクス社員リレー対談の第4弾は、前回登場の我田から鈴木にインタビューです!
ーまずは、アイ・ロボティクスに転職したキッカケ等を教えてください!
以前の職場では、紙の資料が多かったり、稟議を通すのに延々と根回しが必要だったりと、伝統的企業ならではの体質がありました。もちろんそれで成功してきた会社ですし、私自身も会社とはそういうものだと考えていたんです。
ですが、世の中では「それじゃいけない、DXするべきだ!」と騒がれていますし、今の様な仕事の仕方がいつまで続くのだろう、この先世の中がどう変わって行くのだろうという疑問が自分の中で沸々と、、
それならば、世の中の先進的な人はどんな働き方をしているのか知りたい、そして自らDXの先駆けになり知見を広げたい、と思い、いろんな会社を見てみることにしました。
そしてアイ・ロボティクスに出会ったときに、世の中や産業の課題をテクノロジーを使って解決している会社なんだ、「これだ!まさにドンピシャ!」という印象を受けました。
それから家族に相談したのですが、自分の心の中は即断でした。
ー家族からは反対とかはありましたか?
実は、家族はとても寛容だったんです。
妻も働いていますし、こんな時代ですから大企業からベンチャーに転職することに不安はない、それよりも「活き活きと働いている方が重要だよね!」と考えてくれたみたいです。
当時は娘が1人いました。アイ・ロボティクスに入社してから二人目が生まれたのですが、自分だけではなく、子供達の将来を考えても「新たなことに挑戦しない方がリスクだ」と考えたのを覚えています。
アイ・ロボティクスではリモートワークの時間も増えて、以前より子供との時間が増えて子供たちの顔をよく見ることができるようになりました。
▲ポップコーンを巡って真剣な議論中
ーアイ・ロボティクスの最初の印象は?
最初の印象は「衝撃的」でした。それは、当時の四谷のオフィス・・・(笑)
当時のアイ・ロボティクスの本社は四谷の古ビル内の病院を改装したシェアオフィスでして、最初に行ったときには「ここであってるのか?」と、すごく不安になったのを覚えています。
本当にすごいところだな、、、という印象でしたが、ベンチャーで環境が整っていないのも「そういうものだろう」と思っていましたので、衝撃的ではあったものの、入社を決める際の障害にはなりませんでしたね。
で、そんな場所も何度も通っているうちに愛着がわいてきたのは不思議です。四谷のシェアオフィスはまだありまして、今でもたまに行きますよ。場所がとても便利なんです。
アイ・ロボティクスは2021年の夏に、渋谷の道玄坂に本社を移転しました。そちらはとても綺麗で快適です!
オフィスの変遷だけでも、会社の成長を肌身で感じることができます。
ー前職と今の業務内容を比べると?
前職では産業機械商社でドイツから機械を輸入し、日本の企業向けに売る営業兼プロジェクトマネジメントが業務でした。お客様は大手企業が多く、新規開拓もしていましたが、既存顧客である大企業のお客様とのやり取りがほとんどでした。
大企業のお客様の品質の要求水準はとても高く、その水準を満たすために日々苦労していたのですが、営業で頑張った結果、ドイツのメーカーに駐在する機会も得ることができたのです。
ドイツでは、言語で本当に苦労しました。業務では英語を使用していましたが、駐在当初はほとんどコミュニケーションができなかったのです。ですが、最後にはスムーズにコミュニケーションが取れるようになりました。
この時「一歩ずつでも根気強く頑張れば必ず報われる」という強い実感を得ました。
今もアイ・ロボティクスでは営業という立ち位置です。扱っているプロダクトの大きな違いは、決まり切った商材ではなく、お客様の課題にあったソリューションを組むという点。
今までは扱ってるお客様に対峙して商品の説明をしてました。でも今はお客様と同じ側に立って課題を見つめ、自分の頭でソリューションを考えていかなければいけない。今までやったことのない事が求められて、そこはチャレンジだと思っています。
でも、ドイツで培った「一歩ずつでも根気強く頑張れば必ず報われる」という精神で頑張っています。まだまだではありますが、最近は成長できているという実感も感じられるようになってきました。
ーベンチャーに転職しようとする方へのアドバイスはありますか
大企業とは違ってローンが組めないとかカード作れないとかよく言われますよね(笑)、でももう今はそんな時代じゃないんじゃないでしょうか。私はもうローン組んでいたので大丈夫でしたが(笑)。
福利厚生も、私は大企業にいた時からあまり気にしてなかったので、、、でも、気づかないところでのメリットがあったのだとも思います。まあ、伝統企業のような福利厚生はベンチャーに求めるべきではないので、そこが気になるならば事前によく調べたほうが良いでしょう。
あとは、やっぱり事前にその企業がどういう戦略で事業をやっているかはしっかり調べた方がいいと思います。ベンチャーは大企業と比べると創業者や経営者の色が強いですから、経営者の想いに共感できるか、というのも大きなポイントです。
そして「飛び込む勇気」ですかね。最後は覚悟を決めてエイヤー!と飛び込むのです。
でも、実際にベンチャーに来てみると、心配のほとんどは杞憂だったと感じると思いますよ。
ー子育てパパにとってのアイ・ロボティクスとは?
今は6歳と0歳の子供がいます。基本リモートワークですので子供と向き合う時間が増えたのはうれしい点です。
アイ・ロボティクスはファミリーファーストが浸透している会社です。社内のオンライン会議中に社員の子供が乱入してしまうこともありますが、それですら楽しんでしまうという雰囲気はありますね。
保育園の朝の送りは毎日私がやっています。前職でも送り迎えをやっていたことはありますが頻度は今より少なかったですね。アイ・ロボティクスでは常に時代にあった新しい働き方を追及するという姿勢がありますので、それは本当に良いと思います。
子育ての先輩方に話を聞きますが、子供が小さい時にしか見れない姿があると思うんです。だからこそ「仕事にも子育てにも妥協しない」。
どっちかだけじゃなくて、両方ちゃんとやり切って成果を出すことに意味があります。
子育てパパが社内には何人かいますが、彼らも同じことを言うと思いますよ。
▲週末の家族キャンプも妥協しない
ー最後に、アイ・ロボティクスの魅力はなんですか?
先の見えない世の中をアイ・ロボティクスや周りの方々と一緒に突き進んでいける事。社会変革は一人や一社では無しえないですが、いろんな人とタッグを組み、新たなビジネスという形にしていくところがアイ・ロボティクスの魅力です。
是非、一緒に歩んでいける人と働きたいと思っています。
– 鈴木さん、ありがとうございました!
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アイ・ロボティクスはドローンやロボット、AIや解析技術を活用して現場の課題を機械化・遠隔化・自動化で解決するスタートアップです。東京と大阪に事務所を持ち茨城県に研究開発施設を自治体と共に運用しています。新しいことに次々と取り組み、新しい産業基盤を作り出すことにチャレンジしています。