【CRITICAL SLIDE】時代を塗り替えた米ロックバンド“THE STROKES“のALBERT HAMMOND JRとのシェイプルームセッション
ここ数年、Critical SlideチームはあのAlbert Hammond Jnr(アルバート・ハモンド Jr.)と会う機会に恵まれている。アルバートは世界中を熱狂させている米ロックバンド“The Strokes”のリード・ギタリストでありながらソロでも活躍する、名実共に誰もが羨む世界的なアーティストだ。サーフィンでは経験豊富なサーファー、という肩書きこそまだ持たないものの海への愛情はひしひしと伝わってくる。
そしてアルバートのオーストラリアツアー中、Critical Slideがサポートしている親友Dan Johnson(ダン・ジョンソン)を紹介する絶好の機会が訪れついに全員が顔を合わせる事となった。23歳のDanは“Smoking Hot”というバンドでリード・ボーカルを担当するミュージシャンでありながら、“Snarly Shapes”でボードをシェイプしている(愛称はSlabby Coco)。様々な共通点と運命に導かれた2人は芸術性とクラフトマンシップが溢れるシェイピングルームで情熱を介して深く意気投合した。
このセッションが実現した事でアルバートから『使い勝手が良くパドルがし易い事』という具体的なビジョンが吸い上げられたし、何よりもこのセッションにはもう一つの大きな意義があった。それはボードの仕上げにあって、The Strokesのギタリストとしてのエッセンスをボードに反映させる事だ。Fender社のギター“Stratocaster”モデル、そして稲妻のギターストラップ、彼のシグネチャーをボードに反映させる事以上にオマージュとしてふさわしいものはきっと見つからない。
シェイプ技術と2000年代の音楽シーンが融合する事になった、音楽とサーフカルチャーのこのセッションによりまた新たな創造の旅が始まったようだ。