なにをやっているのか
オペラ、ミュージカル、バレエなど舞台演劇が行われる芸術劇場へのメインカーテンもクライアントのこだわりを追及して素材を提案し縫製加工仕立てをして納品します
布を使ったインスタレーションイベントでのワンシーン。布・照明・プロジェクションマッピング・建築の融合によって大人から子供まで楽しめる異空間の裏方として当社の製品が活躍しています
『Fabric・ファブリック・布』を通じて、非日常空間を作り出す演出の手助けをしています。
我々は「布」のスペシャリストとして、時には原点の「糸」からチョイスして「織り」「染色」「プリント」「防炎加工」「縫製加工」等、様々なカタチに姿を変え、多くの人々の目に触れ感動や心地良さを与える裏方として活動しています。
なぜやるのか
当社は創業70年以上経営する老舗の同族企業でありますが、平均した企業寿命は30年、100年続く企業は0.2%程度と言われています。布と言うマテリアルを通じて、人々に感動を与えつづける為にも100年以上続く会社として経営を続ける使命感を持っています。(写真は当社創業前の終戦間際、創業者である現会長 櫛田改造)
社名でもあるビロード生地は日本特有の伝統織物である「別珍」という生地が最もポピュラーです。しかしながら、生産職人の高齢化と後継者不足により生産難の危機に直面しています。時代に合わせた発信方法で多くの人々に魅力を伝えることにより存続価値を付け、流通方法を変え、最新鋭の技術により生産能力を高めて継続させて伝統を継承・革新させる責任が我々にはあります。
社名であるビロード生地はもとより、「布」という材料を「糸」から選定し「製織」「染色」「縫製加工」「取付施工」「納品」までワンストップサービスにて自社にて一貫してユーザー様にお届けするオンリーワン企業を目指します。
どうやっているのか
自社で生産した布を縫製加工して幕類に仕立て上げた製品を出荷前に昇降バトン装置に吊るし上げ、検査しているワンシーン。最大で600㎡を超えるとても大きなスケールの幕類を製造することも多々あるので、重量もありますが、同時に納品が終わった後の達成感はとてつもないやりがいになることでしょう。
クライアントのこだわりを追及した世の中に一つしかない布を特注生産出来るのが当社の強み。その特注布を自社にて縫製加工して、完成後すぐにデザイナーの要望通りの仕上がり具合か?を目で見て確認してから出荷する為の工場・生産設備を持ち合わせています。
女性スタッフと男性スタッフの割合は5:5。20歳から60代まで各世代が働く下町ならではのアットホームな環境です。特に製造スタッフの平均年齢は20代と若い力がみなぎっています。