【社員インタビュー#3】「話し好き」が仕事に役立つ!?Rootsで気づかされたコミュニケーションの奥深さ
株式会社Rootsは、企業イベントの企画・制作をトータルで手掛けるイベントコンサルティング会社です。
イベントをつくる面白さって?Rootsだからこそ実現できる働き方って?そんなリアルな情報をお届けするため、今回は社員の川守田龍司にインタビューしました。
<プロフィール>
川守田 龍司(かわもりた りょうじ)
アシスタントディレクター
1992年8月生まれ。前職は装蹄師。趣味はマンガ・動物を愛でること・格闘ゲーム・FPS。
——Rootsに入社したきっかけは?
他のメンバーは大学時代からのつながりで入社していますが、僕だけ経緯が違うんです。
Rootsでプロデューサーとして働く岩元から誘われたのですが、実は、岩元とはもともとネットの友人。音声コミュニケーションアプリで知り合い、あるときオフ会で食事に行ったことで仲良くなりました。お互いにお笑い好き。アプリ内には大喜利を楽しむルームがあって、岩元は回答者、私は視聴者として参加していました。
前職では馬に蹄鉄を装着する装蹄師をしていたのですが、仕事を辞めて「これからどうしよう…」と考えている時期にRootsに誘われて。はじめは「とりあえずやってみようかな」という楽観的な気持ちで入社しました。
——現在の仕事内容を教えてください。
現在はアシスタントディレクターとして、プロデューサーやディレクターのもとで働いています。主な仕事内容は、イベント会場で実働するスタッフさんに指示を出したり、現場で必要な備品を用意したり。
アシスタントという立場に甘んじず、自分から積極的に動けるようになりたいと思っているところです。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で1か月ほど仕事がなくなってしまった時期には、新たな事業の方向性も模索。会社で軽バンを購入して、軽貨物の運搬業を始めました。いまはもう本格的な運搬業として稼働はしていないのですが、「かわもりたっきゅうびん」という名前でお客様からのちょっとした依頼に対応することも。最近では、オフィス移転のお手伝いをしました。
——この仕事の面白いところは?
人と話すことが好きなので、コミュニケーションに重きを置く仕事という点では、自分に合っていて面白いです。
振り返ってみると、前職の装蹄師の仕事でも、競走馬の育成をするスタッフさんとコミュニケーションをとりながら作業する機会が多かったですね。Rootsに入ってからは、より多種多様な人たちと関わるようになりました。
——この仕事の難しいところは?
装蹄師の仕事は「この技術を取得しよう」「これをやれば上達する」というのが決まっていて、いわばルーティンワークに近いものでした。しかし、Rootsの仕事はやるべきことが明確に定められているわけではなく、自分で課題のタスク化をしていく必要があります。
誰かに決められた基準ではなく、自分の基準で成長を測ることへの難しさは感じていますね。
——仕事を通じてどんな成長ができましたか?
「ゴール思考」の考え方が身につきました。何か行動を起こすときも、相手に伝えようとするときも、以前は考えなしに走り出すことが多くて…。Rootsでは「仕事の根っこを意識すること」を教わり、物事のゴールをきちんと設定してから動けるようになりました。
——仕事をする上で大切にしていることは?
いちばん大切にしているのは、「人とのつながり」です。
私自身、今までの人生でも周りに恵まれていると感じることがたくさんありました。こうしてRootsで働いているのも、岩元に誘ってもらえたおかげ。日々の業務も、身近な仲間やお客様、パートナー(協力会社)の方々などのつながりがあって成り立っています。
ゴール思考を身につけるまでは「目的を意識した会話」が苦手だったのですが、逆に「目的のない会話」は以前からの得意分野。人間関係を構築していくためには、何気ない雑談にも価値があると思います。
——今後の目標は?
お客様から直接仕事の相談をされる存在になりたいです。現状は、代表の國分やプロデューサーの岩元が窓口になっている仕事がほとんど。「とりあえず川守田に相談してみるか」と、もっと頼ってもらえると嬉しいですね。
会社としても、何か新しい案件があったときに「Rootsに仕事を頼みたい」と思ってもらえたら。たとえば同じX社のなかでも、担当者Aさんから担当者Bさんへと評判が届けば、仕事の幅が広がります。そのために、一つひとつの仕事で信頼感を積み重ねていきたいです。