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【CEO直撃】名古屋がアツい件。続々スタートアップが集まっている土地の裏側とは?

突然ですが、「名古屋のスタートアップ」についてどういうイメージがあるでしょうか?

名古屋のスタートアップ…?あんまり有名どころは聞かないし、なんだか分からない…?

いえいえいえ、そんなことありません。
名古屋は今、スタートアップにとってものすごくアツい土地なのです。

今回の記事では、トランスミット社員の成沢が、 代表の実川に、”名古屋スタートアップ”というテーマでお話を伺いました。

実川は東京で起業→VCをご経験された後に、名古屋を起業の地に選択しています。
2度目の起業であるトランスミットは、2019年から愛知県のスタートアップ支援事業「STATION Ai」に採択され、まさに名古屋スタートアップ界隈のど真ん中を経験していると言えるでしょう。

インタビューを通して、タイミング、土地、そしてトランスミットだからこそ実現できるビジョンがあることを実感し、ワクワクが止まらなくなりました!!それでは、以下ご覧くださいませ。

〈目次〉
▶︎ 歴史ある製造業との融和&変革
1.「日本再興」の最適解を求めていたら、名古屋にたどり着いた
2.ハードのIoT 機器まで扱うからこそ、製造”現場”に近いところで
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▶︎ 今こそ、名古屋スタートアップ
3.名古屋スタートアップ環境は不確定だからこそ、「余白」がある
4.名古屋を中心に加速しているスタートアップ・コミュニティ
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▶︎ 暮らすにおいても最強説
(1)利便性:名古屋は交通インフラに優れている
(2)生活コスト:名古屋は東京よりも、生活コストが低い
(3)サウナ:名古屋のサウナ・コミュニティが熱い

歴史ある製造業との融和&変革

1.「日本再興」の最適解を求めていたら、名古屋にたどり着いた

成沢:実川さんは大学も1度目の起業も東京でしたよね?どうして名古屋での起業を決断したのでしょうか?

実川:そうですね、もともと名古屋とは前職でM&Aしたワインスクールの立ち上げ時に出張で来る程度の縁しかありませんでした。
ですが名古屋での起業は、「製造業から日本再興」を掲げる僕たちにとって、必然たるものだったと考えています。
確かに東京にも製造工場は多いのですが、愛知は古くから安定して確固たるものづくり基盤を築いてきました。統計指標で言うと、製造品出荷額等が43年連続で日本一と圧倒的です。

そして、まさにドラスティック且つ急ピッチで進化と変革を要されているタイミングでもあります。中心産業の自動車産業は、MaaS、CASEの進展により「100年に一度の大変革期」を迎えており、だからこそ僕たちのようなスタートアップが介入し価値を発揮できる、まさにまたとない好機と捉えていました。

成沢:たしかに中部圏の製造業は、日本産業を支えてきた歴史がありますよね。製造業で、次世代の産業創りを成し遂げていくためには絶好の土地だったわけですね…!

名古屋での初ピッチ写真(緊張していたらしい実川)

実川:また、現地で工場の人達と対話を重なる中でも、ものづくりへの熱意を感じて「名古屋、ほんとすごいな!」と惹かれてしまって。
なるべくこの方たちのそばに拠点を置き、声を聞きながら、愛知そして東海エリアの工場のものづくりを共に変えていきたいと強く思いました。


2.ハードのIoT 機器まで扱うからこそ、製造"現場"に近いところで

実川:あとは、僕たちがIoT機器をソフトウェア(SaaS)に組み込んでいるという点からも、製造現場が近いというのは重要ですね。モノが介在するとなると、製造現場と離れた東京だけで考えていても最適なものが作れないリスクがあるからです。
特に僕たちは、工場の人たちがストレスなく扱えるレベルのなめらかなUI /UXを武器にしているので、ユーザの声を感覚的な声までも吸収し、実物に触れながらソリューションをより精緻にしていかねばなりません。

成沢:実際に愛知の工場様にご協力をいただきながら、プロトタイプ製作も行っていますもんね。工場の変革をミッションとしながら、工場自体もその過程に巻き込んでいくことができるのはなかなかないことだと思います。

製造現場に赴いてのプロトタイプ制作

今こそ、名古屋スタートアップ

3.名古屋スタートアップ環境は不確定だからこそ、「余白」がある

実川:また、名古屋はスタートアップが成熟しきっていない。つまり不確定な環境であるということも、プラスの要素として働きました。

成沢:たしかに。私も就職活動を通して東京へのヒトモノカネの集中を実感してきました。名古屋で一時期ベンチャー企業を探してみたことがあったのですが、本社が名古屋は極端に少なかったです。一方で東京ではITベンチャーの集積地と言われる地も数多く誕生しています。渋谷や六本木などがいい例かなと。

実川:そうですね。名古屋にはベンチャーやスタートアップ企業の絶対数が少なく、さらにいうと成功のロールモデルやユニコーン企業も多くはありません。

しかしだからこそ、ポテンシャルがある。僕たちが名古屋発スタートアップとして、愛知そして東海エリアで次なるステージに進み、企業として正しく成長していくことで、この地域を押し上げていくことができると考えています。

成沢新しいことができる「余白」が強いのですね。スタートアップの醍醐味とも言える部分の濃度がさらに濃いのではないかと思いました…!

地域別調達割合(なんと東京が8割!)
(出所)entrepedia "Japan Startup Finance 2018"


4.名古屋を中心に加速しているスタートアップ・コミュニティ

実川:とはいえ、名古屋を中心にスタートアップ支援が増えているのも事実で、僕たちは好機とすることで加速していくことができます。

成沢:今私たちがいるWeWorkでも、VCや愛知県庁の人がすぐ隣にいらしゃいますよね。
2024年には日本最大のスタートアップ支援拠点「STATION Aiも開業しますし…。(すっごく大きい)

今はその先駆けの「PRE-STATION Ai」としての支援があり、ここWeworkにたくさんのスタートアップが入居しています。毎日のようにマッチングイベントや多様な勉強会が行われていますね。
先日、私もピッチイベントに参加して、多くのスタートアップの方と交流できて非常に楽しく有意義でした!
…Weworkに通っていても、日々スタートアップが増えているイメージなのですが、今ってどのくらいの企業数かご存知ですか?

2024年開業予定の日本最大のスタートアップ支援拠点「STATION Ai」
(出所)愛知県スタートアップ支援拠点整備等事業(PFI事業)

実川:今、135社ですね。僕が2019年に入居したときは9社だったので相当増えました!12月にはさらに増えるみたいです!
環境は本当に恵まれています。しかしそれに甘んじず、常にハングリー精神を持ってチャレンジし続けるのが僕たちの義務であり、名古屋のユニコーン企業を輩出するためには必須のスタンスですね。

成沢:結局手数を打つのは自分たちでしかないですもんね。私も1メンバーとして、引き続き目の前のことをやりきっていきたいと思います!

実川:そうですね。事業モデル、優秀なメンバーと大きなビジョンは揃っています。そのうえで市況を鑑みると今こそタイミングも絶好です。 あとはしっかり手数を打つこと。やりきるのみです。気合いいれていきましょう!

成沢:燃えてきました!

PRE-STATION Aiメンバーが集う名古屋Wework。背後には名古屋のシンボルであるしゃちほこ。

暮らすにおいても最強説

ここからは、名古屋で日常を過ごす魅力について名古屋に住むイチ住民として、カジュアルな面もお話ししていきます!ぜひ気になるところから、ご自由にご覧いただければと思います^^

(1)利便性:名古屋は交通インフラに優れている

実川:名古屋の魅力としてまずは整った交通インフラ網が挙げられますね。僕たちスタートアップにとって、フットワーク軽くスピード感もって多くの都市に足を運べるのは大きいです。

成沢:たしかに。東京も大阪も1〜2時間で行けちゃいますね。しかも空港もあるのでアジア主要都市や福岡、北海道にもひとっ飛びです。実体験として私も実川さんから「明日から福岡行ってきて」で営業の修行に行かせていただいたこともあります…(笑) 。あのときは裁量の大きさと、自分のフットワークの軽さにびっくりしましたが、一時間くらいで福岡にもいける名古屋すごいなあと思いました。

実川:そうですね。日本市場だけでなく、世界の企業を見据えてもポテンシャルがあるかと思います。

成沢:リニア開業による東京・名古屋・大阪が一体となったスーパー・メガリージョン構想もありますし、一層日本の中核都市としての機能を高めていきそうですね!東京まで40分となると、いよいよ名古屋の経済、ビジネスは加速をしていきそうです。


(2)生活コスト:名古屋は東京よりも、生活コストが低い

成沢:あと生活コストの低さも暮らしやすさの魅力としてあるかと思います。私は新卒で東京の会社にいく可能性があるのですが、、、先日家賃を見ていたところ高すぎて(笑)

実川:そうですね。名古屋の都心部は、東京都心部と比べても賃料が7割ほどに抑えることができます。立地のよいところにオフィスを構え、オフラインでの集中を高めることができるのもメリットですね。

成沢:たしかに、家族お持ちの方がUターンされることもよくあると聞きますね!


(3)サウナ:名古屋のサウナ・コミュニティが熱い

実川:あと名古屋といえば、サウナですね…!ウェルビー、サウナラボ、サウナフジ、あとは何より、川もたくさんあるのでテントサウナは最高です。知り合いのキャンプ場のオーナーに進言してサウナを建ててもらった(?)こともあります!

成沢:そうなんですか…!私はにはよく分かりませんが、自然がいいと何がそんなにいいんですか?

実川:まずは川が最高の水風呂になってくれます。澄んだ川の水に入水すると、全てを忘れて自然と一体になることができます。もちろん水温もある程度低いのですが、水道水と違って硬さがなくまろやかな水を感じることができます。
次に外気浴ですね。川のほとりにキャンプチェアをおけばそこがもう自然のオーケストラです。鳥の声や風を全身に浴びながらの外気浴は最高なんです。そしてそういった環境に名古屋から30分程度で到達できてしまうというのが、名古屋サウナ環境が最強たる所以です。
ステーションAIではスタメンの加藤社長に借りたテントサウナが置いてありますので(加藤さんありがとうございます!)、好きな時に利用できる点も3150ですね。

PRE-STATION Aiサウナ部での活動写真(たくさんの交流が生まれています!)

成沢:そうなんですね、、私にはやはりわからない世界ですが、遊びではなく仕事に必要な要素であるというのはどういう理由なんですかね?

実川:スタートアップは日々ストレスとの戦いだと思ってます。サウナに入ることで頭のモヤモヤをスッキリさせると、自然といいアウトプットができることが多いのです。
またサウナは一昔前の「喫煙所」的な立ち位置になってきていると思います。「ちょっとサウナいきません?」から始まるMTGも日々多くあり、名古屋で動く際のキーになっています。

成沢:おお、おもったより真面目な理由を語られたので戸惑いました。サウナ、いいですね!今度行ってみます!

実川:絶対行かないやつですね(笑)。

転換期を迎えるかつ、スタートアップ熱も高まりつつある名古屋。

トランスミットは、名古屋スタートアップを強力に牽引していく決意と使命感を持って、これからも走り続けます。

私たち自身も予想がつかないくらい壮大でワクワクする未来が描かれています。
名古屋という地で、ユーザーひとりひとりの喜怒哀楽に肌感をもって触れながら、目の前の人たちを幸せにするための価値を、手繰り寄せていく。

目の前にある課題は難しく、泥臭いことも多いです。しかし、総論で言うとめちゃくちゃ楽しく面白い。

そんなエキサイティングな環境で、挑戦してくださる方を全力で探しております!
このタイミング、この土地、この組織だからこそ実現できるビジョンを共に成し遂げてみませんか?

今後のビジョンについてもっと聞きたい方、トランスミットのチームに興味をもって頂いた方は、ぜひ応募からご連絡ください!

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