今回は商品企画とディレクション、開発を行っているチームの責任者でもあり、執行役員でもある
開発本部長の能田さんにスポットと当てて、インタビューしました。
エンジニア~営業まで様々な職種を経験した能田さんから語られるGMO ReTechの
プロダクト技術や求める組織などについて聞きました。
ーーーーー
プロフィール
能田 聡
外資系SIerにて社会人キャリアをスタート。30代半ばで世界一周をしながらアジア、アメリカ、ヨーロッパなど世界各地を訪問。2年半かけて40ヶ国を訪問した後に日本に帰国し、2016年GMO TECH株式会社へ入社。ディレクション部門を立ち上げ部長に就任。2018年にマッチングアプリを運営する会社に新サービスのマーケティング責任者としてジョイン。
2020年10月にGMO ReTech株式会社に入社。GMO賃貸DX事業のプロダクトマーケティング責任者として務める。2021年7月に同社の執行役員に就任。
数回の転職を経て、エンジニア~営業まで様々な職種を経験したことによる幅広い領域でのコミュニケーションが強み。
ーーーーー
―では、まずGMO ReTech内での能田さんの役割を教えてください。
主な役割はGMO賃貸DXの商品企画とディレクション、開発を行っているチームの責任者です。
営業やCSからのクライアント要望に加え、お客様である不動産管理会社、その先にいるオーナーさん、
入居者さんといったエンドユーザのニーズに合った商品は何なのか。それらをどのような形で実現するべきかを日々検討し設計しています。また、営業活動に同行しプリセールスエンジニアとしてもサポートしています。
―GMO ReTechに入社したきっかけ・魅力に感じたところなどお聞かせください
GMO Techに在籍していた際に携わっていたサービスのOB会で、
代表の鈴木からGMO ReTechの構想を聞き、一緒にやらないかと誘っていただいたのがきっかけです。
今までのキャリアで様々な業界やサービスに携わってきましたが、不動産テックに関わった経験は無く、不動産業界に新風を吹かせる可能性があることに魅力を感じ入社いたしました。
―能田さんが戻ってくると聞いた時は私もとても喜びました!
と同時に、能田さんが居ればGMO ReTechは大丈夫だな、とも感じました。笑
では、実際に入社されて、どうでしたか?
「不動産」×「テクノロジー」=「不動産テック」となりますが、不動産業界はFAXや郵送といった紙の文化がまだ多く残っていたり、オーナーさんも年配の方が多かったりと「テクノロジー」の導入が難しい場面が多々あるのは事実です。しかし、それらをITの力を活用して変えていける可能性に日々モチベーションを感じています。
―改めて能田さんからGMO賃貸DXについて説明をお願いします。
GMO賃貸DXは不動産管理会社向けに提供しているサービスで、GMO ReTechのミッションにも掲げている「賃貸運営を楽にする」ために、管理会社の先にいるオーナーさんや入居者さんなどと連携できる様々な機能を提供しています。
サービスは単体でも複数でも使用することが可能になっており、1つの管理画面でサービス間を行き来することもできます。それぞれのサービスが多くの機能を搭載しておりますが、各サービス共に「賃貸運営を楽にする」ことをベースに考えて作られています。
詳細はサービスページ(https://chintaidx.com)をご覧ください。
不動産管理会社はIT化の波により、何のツールを入れるべきか選択を迫られている状態
―「賃貸運営を楽にする」をGMO ReTechはミッションに掲げていますが、不動産業界の中でGMO ReTechはどんな立ち位置にいると思いますか?
不動産テック領域にはさまざまな企業が参入しておりますが、オーナーさんや入居者さんなど、複数の領域に対するサービスを提供している会社は少ない認識です。
不動産管理会社はIT化の波により、何のツールを入れるべきか選択を迫られている状態にあります。また、すでにツールを導入している不動産管理会社もそれぞれの領域にバラバラのツールを導入してしまったことによるシステム連携の課題を抱えています。
GMO賃貸DXのサービスはそれぞれが連携されていますので、それを1つのサービスとして利用することができるのが我々の商品の強みです。
―サービスを向上するには、何が重要だと考えていますか?
不動産管理会社と一言で言っても、事業規模や事業内容など、さまざまなセグメントがあります。
まずは、それら不動産管理会社にとって課題を解決するための必要な機能は何なのかをしっかりヒアリングすること。顧客自身が本当に必要なものは何なのか、それはどのような形なのかが明確になっていないことも多いため、それをいかに引き出せるか。そしてそれをSaaSとしてどのような形で実現して提供できるかが重要だと考えます。
―能田さんは商談にも同席することもある、と聞きましたが、他チームとはどのような連携を取られていますか?
自分自身の強みは商品企画以外にも営業やマーケティング、CSなど幅広い領域におけるコミュニケーションができることだと思っております。各チームの責任者とコミュニケーションを取る中で少しでも意味のある壁打ちができるように、きちんと自分の考えを伝えられるように意識しています。
商談に同席する際は、自分がいることで少しでもお客様に安心していただけるように、さらには商談が少しでも前に進むように意識しています。
―では、開発本部長として、能田さんが考える理想的なチーム・組織とは、どの様なものですか?
GMOインターネットグループが掲げるスピリットベンチャー宣言を共有し、そのマインドをベースとした上で、目標達成や緊急対応のために誰もが主体的に行動し、一体となって状況を乗り越えていけるチームが理想的なチームと考えています。
チームパフォーマンスを最大化するために今自分が何をするべきかを考えて行動できるメンバーが揃った時、チームの生産性は最大化し、メンバーが成長できる環境として最高の状態だと考えます。
―なるほど!では、能田さんはメンバーに対してどのようなサポートを行っていますか?意識しているところなどあればお聞かせください。
成果が出て、それを評価され、仕事が楽しくなり、結果としてモチベーションが高くなる。この循環をどれだけ作ることができるかが生産性の向上に繋がると考えています。
そのためにはそれぞれが与えられた役割をこなし、与えられた目標を達成していく必要があります。メンバーが成長していくために、自分自身の弱点を強みに変えられるよう、明確で建設的なフィードバックを提供できるように心がけています。
自分の能力が発揮できる場所があることが大事
―では、能田さん自身が仕事にやりがいを感じる時はどんな時ですか?
何よりも自分の能力が発揮できる場所があることが大事です。その結果として、お客様からの「ありがとう」や仕事仲間からの「ありがとう」など感謝の言葉をいただいた時、頼られた時など、自分が誰かの役に立っている時にやりがいを感じます。立場上、各チームの色々なメンバーとコミュニケーションを取る必要があるので、その中でしっかり自分の価値を発揮することができれば、それがやりがいに繋がります。
―最後に、能田さんの中で今描かれているゴールや、GMO ReTechが目指している姿などお聞かせください!
GMO賃貸DXというサービスをしっかり売り、業界シェアNo.1を取ることが目標です。そしてGMO賃貸DXを導入したお客様に適切な顧客体験(UX)を提供し、その上でDX化が進み、最終的にコスト削減や管理戸数の増加など売り上げアップに繋がるサービスにしていければと考えています。GMO ReTechは「全ての賃貸運営に関わる方々をもっと自由にする企業へ」をビジョンとして掲げ目指します。
今回は開発部長のお話を掲載させていただきました。
今後もさまざまなストーリーをお届けしますので、ぜひフォローをお願いします。
GMO ReTechに少しでも興味をお持ちいただけましたら、ぜひエントリーお待ちしております!