Kdanの「社員ストーリー」の記事では、さまざまなメンバーに話を伺い、自身のこれまでの経験や仕事への思い、感じた課題や良い点など、普段なかなか聞くことができない従業員の生の声を「ストーリー」として共有しています。
Kdan日本事業部マネージャーを紹介
Kdan 日本事業部のマネージャーにお話を伺いました。
-お名前と業務内容を教えてください。
ローレライ(Lorelei Kung)です。業務内容は、日本のマーケティングチームのマネジメントです。社内では、企業目標とマーケティング目標のリンクや、チーム戦略と実行計画の設定などを行っています。さらに、チーム横断的なコミュニケーションの調整やメンバーとの楽しさ・苦労の共有も(皆がそう思ってくれることを願っています!笑)行ってきます。社外では、Kdan HQの日本市場の担当をしています。
-Kdanが日本市場進出したきっかけについてお聞かせください。
まず魅力的だったきっかけの1つは、1億人以上の人口と弊社サービスのTAM (獲得可能な最大市場規模)の大きさでした。人口が1億人を超えており、企業向けソフトウェア全体の市場規模は大きいと推測されている中で、日本は SaaS 市場が緩やかに成長しているものの、SaaSの浸透率が低い状態でした。そのため、市場規模をこれから拡大できると考えました。また、消費者の習慣も日本進出をしたきっかけです。日本では、ユーザーの支払い意識の成熟度が高く、SaaSのサブスクリプション・ビジネスモデルを受け入れていることで進出がしやすいと感じました。その他にも、日本のデジタル化の問題の一つが中小企業の労働力減少と手作業で行われているビジネスプロセスであると考えた上で、今後高齢化社会の波が押し寄せデジタルに頼らなければいけなくなるであろう日本の状態を、チャンスと捉えたのです。
-Kdan JPチームが立ち上げの過程で直面した課題はありますか?
人材が育ちにくいことです。台湾と日本の両方の文化を理解していて、実務経験があること。さらに、日本語が上手で、英語もできる人を探すのはなかなか大変です。雇用主は何でも欲しがる傾向にあるので…。また、TA(日本全体)にとって、外国人の集団や外国から来た無名の会社やブランド、遠隔地での活動で評価を得ることは非常に難しいです。成果や達成感の蓄積は遅く、内外の圧力に耐え、士気を保つことが重要であると感じています。
-お気に入りのKdanの企業文化があれば教えてください。
フラットな組織構造と円滑なコミュニケーションによって、効率的な業務遂行を実現できるところや、創造性を推奨してくれるところが気に入っています。また、ハードワークとリラックスを兼ね備えた働き方を推進しているため、自分に合った働き方ができるのも魅力的です。
まとめ
今回の社員ストーリー では、日本事業部のマネージャーのローレライ(Lorelei)氏にお話を伺いました。台湾から日本へ進出したKdanにとって、課題や挑戦は多くあるものの、それぞれが自分の業務と向き合い、今後の可能性を感じています。また、全員がお気に入りの企業文化を紹介してくれた中で、非常にフラットで包容力があり、柔軟に、且つ意欲的に働くことができる環境が整っていることも伝わってきました。これからのKdan Japanに、期待が高まります。