なにをやっているのか
私たち株式会社女将塾は、ホテルや旅館の再生事業をメインに行っている会社です。
「人」と「温泉旅館」を元気にする温泉旅館ベンチャー企業として、旅館・ホテルの運営受託経営・運営コンサルティングを提供しています。
■事業内容■
当社は女将派遣事業として創業し、2023年度で20期目を迎えました。
現在はホテル・旅館の再生事業をメインに、温泉旅館の運営及びコンサルティング会社として事業を展開しています。
・旅館の運営/受託/サポート事業
不動産を取得もしくは賃貸し、温泉旅館の経営を行う「直営事業」を行っています。お客様の経営のもと、要望に応じて旅館の運営のサポートを行う提携事業も展開中です。
・旅館/ホテルの運営コンサルティング
集客向上のためのマーケティング支援/接客サービスの改善/新規及びリニューアルプロデュースなど、お客様の要望に応じて提案、実施いたします。
▍改善事例:島根県有福温泉の老舗旅館
敷地3,000坪に古民家移築の離れの和室などを有した全9室の老舗温泉旅館ですが、 業績不振から2015年4月に株式会社女将塾による運営を開始しました。多方面から経営改善に取り組みましたが、なかでも下記4つの要素を大きく改革しました。
・マインドセットの変革
・イメージ戦略&Webマーケティング
・レベニューマネジメントの徹底
・年間稼働率UP&顧客満足度向上
皆で一丸となって成功体験を積むことで、長年の経営不振で失われたスタッフの自信を取り戻し、マインドセットの変革を醸成。加えて、雑誌/TVのメディア露出を増やしたイメージ戦略、検索連動広告/リスティング広告/掲載順位アルゴリズムなど、各種Webマーケティングによる集客を徹底しました。さらにレベニューマネジメントの徹底により各OTAでの売上を最大化。少人数での運営を可能にするべく年間60日の休館日を設定し、年間稼働率は2年間で19%から55%まで改善。顧客満足度の向上にも務めました。
その他にも数々の旅館施設リニューアルに携わり、コンセプト設計やコストの最適化、オペレーション効率化などの改善を実現してまいりました。
■事業のこれまでとこれから■
現在は全国18の直営施設を展開し、16施設のコンサルティングを行っています。
今後は2025年度までに30施設の直営を目指し、2030年度には50施設の直営施設軒数を目標としています。引き続き既存事業を強化し、新規事業含めチャンスがあれば様々なことに挑戦していく所存です。
なぜやるのか
■女将塾の想い■
日本のおもてなし文化の象徴である温泉旅館に元気を
女将塾は「日本のおもてなし文化を守りたい」との想いで立ち上げた、温泉旅館に特化した運営・コンサルティング会社です。
温泉旅館は「日本のおもてなし文化」の象徴であると、私たちは考えています。
近年の観光宿泊業界の現状は厳しく、毎年約1,500軒の温泉旅館が減少していると言われています。今なおその存続に尽力されている数多くの温泉旅館の価値を高め、その活性化の促進に全力を尽くすことが、私たちの使命です。
どうやっているのか
■女将塾の強み■
・ポジショニングの妙
当事業の特徴として、そもそも当社と同じような事業モデルの企業が少なく、競合他社が少ない点が挙げられます。また、取り扱う施設も部屋数40前後の小規模施設に特化し、店舗毎に異なる世界観を演出している点も当社ならではのやり方です。
・層の厚い経営体制
店舗を展開するエリア・施設ともに多岐にわたるため、本社のバックオフィス機能を強化して経理/労務/マーケティングなどに強い人材を揃えています。バックオフィス・戦略系統は基本的に本社に集約し、一括して行うことで各施設がお客様へのサービスや企画に集中できる体制を築いています。
■このようなメンバーが働いています■
アルバイト・パートなども含めて480名のメンバーが働いています。
臆せずにトライ&エラーができる社風で、アイデアを出して実行する主体性・スピード感などを重視しています。経験や社歴を問わず全スタッフがアイデアを出せる環境なので、新しく入社された方であってもぜひ初めの内から積極的に動いていってください!
なお、当社の運営する施設は全国展開していますが、働く場所は相談可能です。
お住まいの地域や通いやすさなどを相談のうえ、配属先を決めましょう。