メイン事業のWEBマーケティングがスタートするまで（ニュービジネスクリエイター／取締役 秋山浩之 インタビュー）

「最初はW E Bサイト制作の会社ではなく、営業支援会社だったんです。
幼児教育T O Eベビーパーク（T O E Z社）のフランチャイズオーナーを
開発する営業支援会社として設立しました。」

【設立から当社のWEBサイト制作事業が生まれるまで】

2011年9月の設立時、幼児教室のフランチャイズオーナーの開発をするにあたり、
営業マンは私一人でしたので、自分で見込み作りをして営業しました。
ネット情報からリストを作成しお手紙を送付。反応があった先に出かけました。
前職は人材会社で営業をしていましたので営業の経験はありましたが、
経営者に新規事業を提案して投資いただくのは苦戦しました。
経営的な見識が乏しかったので、
検討者から質問いただく事にすぐに答えられないということが度々ありました。
最初の数ヶ月、とてもしんどかった事を覚えています。

しかし、続けていくうちに営業スキルが習熟し、
半年経過した頃から毎月成約が頂けるようになりました。
月に1件も契約が取れなかったのが、2件、3件と増えていき、
1年後の2012年の年末頃には5件取れるようになりました。
2013年には営業体制を強化するために中途社員を採用し、
5名体制で営業するようになりました。そしてこの年、92教室の開発に成功しました。
（当時採用したメンバーのうち2名は現在当社の役員になっています。）

そしてフランチャイズ本部から実績を評価いただき、独占契約で営業を任せて頂けることになり、
当社の営業成果はより拡大していく予定でした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　取締役 秋山 浩之
　　　　　　　　　　　　　　　　2009年インテリジェンス入社
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　立命館大学卒業

しかし、順調に事業は継続しませんでした。

その頃、当社が開発した教室は全国に200教室を超えるようになっていたのですが、
それ以上の開発ができない状況になりました。
その理由は、生徒数が増えない状況になっていたからです。
教室数は順調に拡大させることができましたが、
それに比例して教室の生徒数の獲得が順調にいかないという状況になっていたのです。そして、開発は一旦ストップしてほしいと本部から要請がありました。

このままでは当社の事業が継続できない・・・。
私たちにできることはないか？と考えました。

その頃、教室の集客は、新聞折込みやポスティングといったアナログのマーケティングのみ実施されていて問い合わせが獲得できていないという状況でした。

当時もすでに完全なネット社会になっていましたから、
ネットからの集客が実現できないか？と考え、教室数の拡大以外の支援をさせて貰えないかと思うようになりました。

「今後は教室の集客で本部に貢献しよう・・・！」

私はずっと営業畑でしたから、知識が全くなく、本当に一から基本的なことから学習しました。

そしてまずは代理店を利用し、検索広告やS N S広告の取り組みを始めました。

しかし、期待するような成果は出ませんでした。

今やネットの時代なのだから、アナログのマーケティングよりも成果が出るはず・・！
という考えは甘いものでした。

そこで代理店の営業担当の方に、何が課題なのか？どうすれば良いのか？
ということを真剣に何度も質問をしました。
しかし営業担当の方は、私たちが納得できるような説明をしてくれませんでした。
専門用語が多く、頭が働かない、、うまく相談もできない。

それから代理店さんをいくつか変更してみても思うように成果が上がりませんでした。

その時のことを今でもよく覚えているのですが、
営業担当の方が言われていることがよくわからない、
専門的な言葉を並べられついていけない。
状況がうまくいかない理由を、専門用語でうまく逃げられているのでは？
そう感じていました。
中には広告運用を自分が直接担当していないから細かなことはわからないと言われたり、
社内で確認すると言われても返答がないことがありました。

ネット広告の代理店さんは誠実ではない会社があまりにも多いんだ・・と、
悲しくなりました。
（今となればそういう会社ばかりではないと理解しています）
同時に、自分たちのスキルがない事にとても悔しい思いをしていました。

そして私たちは「自分たちで広告を運用してみよう・・・！」と決断しました。

そこから自分たちで広告運用を始めました。
まずは広告アカウントの作成を始めて、それができたら検索キーワードなどを入稿しました。
S N S広告では自分たちでバナー画像を作成しました。

そこから日々、広告の管理画面で数値を分析し、キーワード、バナー画像の変更を徹底的にやりました。
それまでの代理店さんは、2週間〜4週間に1回の広告の改善変更でしたが、
私たちは3日〜7日のスパンで丁寧に分析し、
新鮮な広告画像を投入し続けると言うことをしました。
良いバナー画像は残し、悪いものは止める。
そしてまた新しい第3案を追加する、というABテストをものすごいスピードで実施しました。

すると、これまで全く問い合わせが取れていなかったのが、毎月徐々に数字が増えていきました。

この作業を22ヶ月間継続し、結果的に月間でWEBからの体験獲得が1400件を越すようになり、
3.3倍増やすことができました。

そしてこの2年間で、
5000人だった生徒数を現在20000人まで増やすことができました。

他社にも支援すべきだと思いました。それが事業部の立ち上げの動機でした。

私たちと同様に成果が出ず苦しんでいる会社がたくさんあるのではないか？

そういう会社を支援したい！

という動機から、WEBマーケティング事業部を立ち上げました。

そこからWEBマーケティング事業の歩みがスタートしていくことになるのですが、

最近では、大手国産自動車ディーラの新車販売の成功を皮切りに、

現在自動車ディーラー様での開発が進んでいます。

昨年対比、WEBからの試乗予約を2.1倍に増やすことができ、新車販売台数の増加に貢献しました。

また、マーケティングの改善を行う上で、クリエイティブの改善が大変重要であることを理解し、

WEBサイト制作の内製化、そしてそのノウハウの確立をもとに外部へのサービスの提供を開始しました。

「WEBSEISAKU」という名の、業界初のサイト制作のサブスクサービスのビジネスモデルを構築し、

営業開始わずか1年で事業の黒字化に成功しました。

現在、このサブスク型のサイト制作サービスの事業の立ち上げのスタートアップメンバーを重点的に募集しています。

単に顧客の希望通りのWEBサイトを制作するのではなく、

顧客の事業の発展、成功を実現するための支援をする

という運営方針のもとに、

成果の出るクリエイティブの作成、マーケティングの提案・運用など、

通常の制作会社の対応範囲を超えた本質的なサポートをする

「コンサルティング型」サイト制作事業会社として成長をしたいと考えています。

そういう方針に賛同し活動していただける方と一緒に、

この事業のさらに成功させ、メンバー個人の急速なキャリアアップも実現できるようにしていきたいと思っています。

営業支援会社としてスタートした当社ですが、
世の中の変化に応じて、その時代に求められるサービスを模索し続けたことが、
今日の当社が存在できる理由であり、これからも成長を見据えることのできる事業が運営できているということに繋がっています。

要は、これまでの約１０年間で、いろいろな変化をしてきたわけですが、
それは自分自身が変化を恐れずに、どんどんと新しいことにチャレンジしてきたということです。
新しいことを始めるには、相当な労力もいりますが、
努力すれば必ず成果が出ると信じて、果敢に挑戦してきたことが良かったと思います。
また私のような経験を積んでいくことができる後輩社員の育成にも力を入れたいと思っています。
ぜひ当社で、世の中に必要な新たなサービスを一緒に考え、展開しませんか？
ダイナミックに人生を歩む楽しさを、当社では経験することができます。
ぜひ、あなたの希望を面接で聞かせてください。楽しみにしています。