なにをやっているのか
私たちは、「口から始まる全身の健康により健康寿命を延伸する」をミッションに掲げ、デンタルクリニック様、その先にいる患者様に最先端の医療を提供するために事業を行っています。
1957年に会社を立ち上げてから、62年になりました。創業当時から現在まで、商社として医療機器や医薬品の販売を行っています。
現在は、商社としての事業だけでなく、クラウドサービスも提供しています。クラウドサービスの分野に踏み込んだのは、医療機器などを扱う中でバックオフィスの分野に課題を見つけて、ソリューションを提供できると考えたためです。
当社は62年の歴史のある会社ですが、時代の流れに合わせて変化する課題と向き合い、常に新しいソリューションを提供しています。
あまり知られていないことですが、口内環境が正常でなければ、全身の健康にさまざまなリスクを抱えることになります。事業を通じて多くの患者様の健康を守っています。
なぜやるのか
「口から始まる全身の健康により、健康寿命を延伸する」
これが、現在のADI.Gのミッションです。
口の中の健康が全身の健康に影響し、健康寿命の延伸につながることを皆さんはご存知でしょうか?
健康寿命とは、介護など人の手を借りずに元気で生きられる寿命のことです。
今でこそ、口腔内の健康と全身の健康の関連性を研究した論文が世界中で発表されていますが、当社が口と体の健康の関連性に着目したバイオテクノロジー事業を立ち上げた当時は、他の誰もそんなことはうたっていませんでした。
日本で、口腔内の検診を習慣化している方は全人口のわずか2%で、70歳以上の寝たきりの方は40%にも上ると言われています。一方、福祉先進国のスウェーデンでは、口腔内の検診を習慣化している方は90%で、70歳以上の寝たきりの方は全人口の2%です。
私は、口腔内のセルフケアを習慣化することが、日本人にとっても歯科医療機関にとっても非常に意義あることと信じ、治療ではない予防医学を前提としたスウェーデンのバイオテクノロジー企業と提携しました。
いまやそのテクノロジーは、日本全国の過半数の歯科医療機関で取り扱われセルフケアの新しいスタイルとして確立しており、口腔内と全身の健康の連関性を研究する世界中の学者の論文は10年前の7倍になっています。
今、当社がやりたいと考えていることと、この日本にとって必要なことは、方向性が合致しています。
私は、未来を担う皆さんに、最先端のテクノロジーを駆使した医療・トリートメントから、疾病にならないようにする予防医療・ヘルスケア、そしてより健康になる・健康を維持するウエルネスまで、日本人の健康に対する意識の変化に合わせ広くサービス提供できる存在として、当社をより発展させてもらいたいと考えています。
また、私たちは「社員が幸せになる」ことも大切であると考えています。仕事は人生において多くの時間を割くものなので、私たちは「職場」を、社会に貢献できる領域で、自分自身の魅力を向上できる環境で、かつ仲間とともに多くの達成や成長を共有できる場となるよう、尽くしてきました。
今、私たちが大切にしている言葉があります。それは「ENGAGEMENT」。
互いに敬意を払い、フラットな関係で、自律的に、積極的に、相互の成長や夢を達成することを支援する関係性を創る。
お客様である歯科医療機関のチームビルディングにも、そしてクリニックと患者様との間にも、そのような関係性を構築することができるプロダクツやサービスを、世に送り出したいと考えています。