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(前編) やりたいことを自由にチャレンジできる社会にするため、産業リーダーとして業界の『あたりまえ』を変えていく。SEPTAが掲げる社会変革のための経営戦略とは? 〜代表取締役 山口インタビュー〜

コンサルタントなど専門家人材のプロシェアリング事業を行い、年間150%の成長を続けるSEPTA。代表の山口にSEPTAのプラットフォームが業界トップクラスの成長を遂げられた秘訣や、ミッション実現のための戦略についてインタビューを行いました!


☞この記事のPOINT!
①SEPTAのミッション:ハイシナジーコミュニティとは何か?
②業界の『あたりまえ』を変える、産業リーダーになる戦略とは?
③業界トップになるための、経営の3つの秘訣とは?


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誰もが青春のように、仕事に熱中してチャレンジできる組織と社会を創りたい。


Q.まずは、株式会社SEPTAについてカンタンに教えてください。

SEPTAは、外資コンサルファーム出身者をはじめとした一流人材を紹介するプラットフォーム『CoProJect』を運営するベンチャー企業です。
「ハイ・シナジーコミュニティを創造すること」をミッションに、ハイクラス特化のスキルシェアリング事業を展開しています。

Q.ハイ・シナジーコミュニティとは何ですか?

ハイ・シナジーコミュニティというのは、
・みんなが高い熱量を持って
・自由にチャレンジし、
・自然と他者に良い影響を与え合う

そんな要素を持ったコミュニティのことです。



幼い頃は誰しも、自分がやりたいことに自由にチャレンジしていたのではないでしょうか?

しかしながら社会に出た途端、仕事は”やりたくないこと”になってしまいがち、という現実があると思います。
仕事は人生の時間の3分の1を占めます。だったら、仕事の中で一人一人が ”やりたい” ことを追求できる世の中に変えていきたい。

子供の頃、みんなが「遊びやスポーツ」で自然とやれていたように。
青春時代に熱中して物事に打ち込めていたように。

社会に出て大人になってからも、仕事でも自由にチャレンジして、自然に助け合えるような世の中に変えていきたい。そんな思いから、「ハイ・シナジーコミュニティを創造する」SEPTAを創業しました。『CoProJect』事業はその最初の一歩です。



ミッション実現のため、まずは業界No.1となり「あたりまえ」を書き換える。

Q.どうして最初の事業が、現在の「プロシェアリング領域」となったのでしょうか?

まずは一つの領域で圧倒的なナンバーワンになり、業界のスタンダードを変えていくことがミッション実現のために重要だと思っています。そしてまずは、外資コンサル出身である私自身も精通している「ハイクラス・コンサルタント人材」の領域からチャレンジしようと思ったんです。


Q.業界の『あたりまえ』を変えるとは、例えばどういうことですか?

採用の面接を受ける際、ほとんどの企業から「あなたはどんなキャリアにしたいのか?何を大切にしているのか?」といった価値観を聞かれるのではないでしょうか。実はこれが『あたりまえ』になったのはここ20年の話なんです。

一方で、外部人材を業務委託、フリーランスで採用する際には、 今も面接のやり方は昔のままです。
どんなスキルを持っているのか、何の能力があるのか。ここだけに注目して採用されることがほとんどなんです。

外部人材でも『あたりまえ』に価値観を共有し合う世界に変わったら、素敵だと思いませんか?
例えフリーランスだとしても、「あなたはどんな人生にしたいですか?どんなことを実現したいんですか?」と価値観を共有し合う。想いを共有した上で一緒に挑戦できたら、もっと熱量をもって、ハイ・シナジーな状態で働けると思いませんか?

人材のプロシェアリング領域において、20年後のそんな『あたりまえ』を作るのが、SEPTAがやろうとしていることです。

それはすなわち、「ハイシナジーコミュニティを創造する」というミッションを実現・追求することでもあります。そこで、私たちがまず取り組んだのが、『CoProJect』というプロシェアリング事業なんです。

もちろん、このプロシェアリング領域の『あたりまえ』を変えるだけで満足するつもりはありません。社会には、至る所にコミュニティが存在します。

例えば学校や教育現場。
例えば家庭内や趣味・プライベートの場。

今後はそういった、教育、家庭、趣味などの分野にも事業展開し、各領域で「ハイ・シナジーコミュニティ」を作る社会変革企業を目指していきます。このあたりの事業展開については、まだ表に出せない情報もあるので、是非面談で聞きにきてくださいね。



業界トップになれるの秘密―三つの柱による革新的アプローチ

Q.本当に、業界No.1になることが可能なのでしょうか?

実は、ハイクラス人材領域に絞っていえば、SEPTAの事業は既に業界トップクラスのプラットフォームへと成長しているんです。

SEPTAはこれまで、毎年150%成長を続けており、『CoProJect』では、業界トップレベルの2000件(/年) 近い案件を集めています。(2024/2月現在)また、一番の特徴は、コンサルファーム出身者比率が60%近くを占めることです。大手サービスにおける同比率が約20~30%であるため、一流人材の比率は約2倍にもなります。

一流コンサルタントのプラットフォームとしては、業界最大級にまで成長してきているといえると思います。


Q. ここまで、凄い勢いで成長できた理由はなんですか?

理由は主に三つあると思っています。一つ目が「マーケットに精通すること」、二つ目が「コンサルタントに寄り添い続けること」、そして三つ目が「どこよりも生産性を高くすること」です。



①マーケットに精通すること

一つ目について、マーケットのニーズを詳細に掴み戦略を立てたことが、成功のカギだったと思っています。
実は、シェアリング事業を行っている事業者は、「プロ人材側」ではなく「企業側」の意向を大切にしがちだという現状があるんです。理由はカンタンです。人材をマッチングする際に、お金を払うのは企業側ですよね。お金を払ってもらうのだから、その企業の言うことは聞かないといけない。そう考えてしまうんです。

ですが実際にすべきなのはその逆なんです。実際にデータや市場を見てみると、人を増やしたいと言う企業側のニーズは沢山あり、むしろフリーランスやプロ人材の方が不足しています。例えば、案件が三つあったとしたら、それに対応できる人材は一人しかいなかったりするんです。

ミクロな視点でみるとお金を支払う企業側の言うことを聞いてしまうが、マクロな視点で見ると、実はフリーランスやプロ人材の意向を大切にした方が良い。気をつけないと真逆のことをやってしまうんです。

ですので、SEPTAでは受注者の方に重きを置いて、あくまでもプロ人材やコンサルタント側の視点に立ってプラットフォームを作り続けてきました。マーケットの見立てに基づいたこの戦略は、間違いなく業界トップクラスに立つことができた一つの大きな要因だと思っています。


②プロ人材・コンサルタントに寄り添い続けること

二つ目は、①と関連しているのですが、その戦略を実行するために、徹底的にプロ人材・コンサルタントに寄り添ったサービス作りを行ったことです。
受注者であるプロ人材やコンサルタント側の視点に寄り添うサービス戦略は、一つ一つの業務の仕方に反映されているんです。
例えば、会社のHPやランディングページにおける文言一つ一つが変わってきます。高額報酬の案件が良いことや、すぐに案件が見つかること。そういったコンサルタント側が欲しい情報を大切にして発信し、ブランディングを行っています。

加えて、コンサルタントに案件を紹介する面談を行う際にも、コミュニケーションの仕方が変わってきます。SEPTAではフリーランスのコンサルタントの意見をそのまま受け入れることはしません。あくまでプロシェアリング領域の専門家として、どの案件がその人に最適かを判断して、その人の価値を最大限に引き出す方法をしっかりと提案することが大切だと思っています。

最近あった嬉しいお話が一つあります。あるコンサルタントのお客様がいるのですが、初めのころは、どんな案件を紹介して欲しいと沢山要望を伝えてくださっていました。がある時、「僕が受ける案件は山口さんに完全に任せます!」とおっしゃっていただけたんです。全て任せて頂ければ、お客様も、安定して案件をもらって、ご自身のコンサル業務に専念することができるようになります。

このように、プロ人材やコンサルタントの皆様が私たちを信頼してくれて、案件受注を完全に任せてくれる、いわば芸能人のマネージャーのような立ち位置で支援ができることを目指しています。この高い質の支援が実現できているからこそ、サービスの成長に繋がったのだと思います。

③どこよりも生産性を高くできる責任者を登用したこと

最後に、高いビジネス力・事業開発力をつけることで、どこよりも生産性を高くし競合優位性を作ったことも大きな要因だと思っています。 例えば、一般的なエージェントというのは、月に2~3件の契約を決めるのが平均です。一方で、弊社の事業責任者は一人で月に7~8件と実に3倍近くの契約を決めている上に、責任者が育てた社員も平均5件以上の契約を決めています。
セールス職はもちろん、マーケティング職も含めてこのクオリティで仕事を行っているため、より高いビジネススキルが要求され、一人一人も成長していける環境になっています。
この高い生産性を保つために行っていることの一つが、、「動く案件」に着目しているということです。例えばコンサル業界は、案件の流動性が高く、3ヶ月ごとに新しい案件にアサインされるような世界です。そのため、案件の募集が始まったタイミングで、迅速にマッチングが行われることが非常に大切です。、SEPTAでは、案件の引き合いが出された3時間以内に人材を提案するという、「3時間以内提案」を行なっていたりします。

このように、
①マーケットに精通し、適切な戦略を立てた上で、
②コンサルタントに寄り添ったサービス開発を行い
③どこよりも高い生産性やオペレーション力をつけたこと

が、業界トップクラスのプラットフォームへと成長できた理由だと思っています。


そして、実はまだまだ伸び代があります。現状、広告費用をほとんど出さずに多くのコンサルタントを集めているのですが、広告費用を投じることでさらにプラットフォームの成長を加速できると思っています。さらに、プラットフォーム上には案件もプロ人材も豊富に集まっているのですが、紹介を推進するための営業人材が足りないために実現しきらないマッチングもある状況です。


プラットフォームの基盤があり、人が増えれば確実に事業が成長する仕組みが出来ています。ですので是非、サービス拡大のために色んな方の力をお借りしたいです。少しでも興味を持って頂けたら、是非お話しさせてください!!



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