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なにをやっているのか

私たち株式会社オリエント4C'sは、創業から45年以上、洗練された技術と確かな製造ノウハウでお客様にとって「唯一無二」のジュエリー製作を追求し続ける会社です。自社工場で製造するメーカーでありながら、全国百貨店や商業施設での店舗展開や卸業、OEM生産などジュエリーに関わる様々な事業を展開しています。 ■事業内容■ ・空枠(からわく)の製作、販売 空枠とは、メインとなる宝石をセットする前の貴金属枠です。空枠は宝石の輝きや美しさを際立たせ、魅力的に見せるための重要な存在です。オリエント4C’sは創業以来、空枠を主要取扱商材としてあらゆる石に合わせることができる優れたデザイン力と技術力を発揮してきました。 総型数は現在28,000型に及び、累積8,000社ものジュエリー関連会社様へお届けしています。 ・ジュエリーリフォーム、修理加工、販売業 ジュエリーリフォームは「唯一無二」への挑戦です。婚約指輪や譲り受けたペンダントなど、お客様がお持ちになる唯一無二のジュエリーを新しいアイテムやデザインに作り変え、新たな命を吹き込むサービスです。我々が持つ長年のノウハウ、技術力を最も発揮する事業とも言えます。現在、「ajour(アジュール)」、「TOKYO JEWELRY INDEX(東京ジュエリーインデックス)」の2つのリフォーム・販売ブランドを全国の百貨店や商業施設に展開しています。 ・ダイヤモンドの卸売事業 常時1,000ピース以上のグレード付きダイヤモンドをはじめ、メレダイヤモンド、ファンシーカットダイヤモンドを取り揃えております。また、在庫情報を常に確認することができるWebサービス「ダイヤモンドライブ」は、全国のジュエリー関連会社様にご活用いただいております。 ■オリエント4C'sの強み■ 私たちの事業発祥の地は、ジュエリー産業が盛んな山梨県甲府市。創業時より自社工場での生産体制を守り続け、多くのジュエリー関連会社様とのお取引の他、お客様との接点も大切にしてきた「製販一体」の会社です。創業以来、製造業・卸業・小売業それぞれが連携し事業拡大してきたバランスの良い事業形態であり、安定した経営を続けています。 商品を生産委託する事業形態ではなく、グループ内で約60名のジュエリー職人を雇用しており、私たちにしかできない技術を継承し、研鑽に励んできました。オリエント4C'sの強みは、安定した事業基盤がある中でメンバーが豊かな才能をいかんなく発揮できる環境であると自負しています。 ■事業のこれまでとこれから■ オリエント4C'sで長年育てられてきたジュエリーに関する高度な技術やこだわりは、他社の追随を許さないレベルまで到達しています。しかし、私たちはこれらを当然のものとして行ってきたため、外部にアピールすることを重視してきませんでした。もちろん現在の会社としての地位は、多くのお客様からの信頼によって築かれたものですが、今後はそれらを現代に則した形で具現化・言語化していきたいと思っています。 資本主義の考え方でいえば、同じ型のものを量産するのが一番正しいです。しかし私たちが追求したいのはお客様にとっての「唯一無二」のジュエリー。これは日本に受け継がれるモノづくりの精神を守るためにも必要な信念だと考えています。オリエント4C'sが大切にしてきた「想い」を、より多くの人に伝えていくこと、それこそが会社やブランドの成長や、経済社会への貢献につながると信じています。

なぜやるのか

■ジュエリーのその先にあるものを見つめる■ 時代の進歩は、人々の自由な発想を、多様な価値観を生んで来たように見えます。 一方、経済においては、資本主義の加速度的な進展が、過剰なまでの効率化・同質化を迫り、人々の心を疲弊させてきたことも事実です。 宝飾品やアクセサリーは、古代より前の時代から人にとって大切な宝物でした。いつの時代においても、高価なものであると同時になにかしらの「心」や「気持ち」が込められたかけがえのないものであったはず。ジュエリーが人を魅了するのは、「心の満足を実現する」という本質的な役割があるからだと考えます。私たちは、ジュエリーに込められた人々の想いに寄り添い、その先の幸福や笑顔を想像することを忘れないでいたいと思います。 ■モノづくりの精神を継承する使命を果たす■ 私たちの魂を込めたジュエリーリフォーム・リペア事業には、明るい未来を実現するためのさまざまな要素が含まれています。例えば、唯一無二への挑戦は、ひとつひとつの製品を大切に使い続け、大量生産・大量消費のサイクルからの脱却につながるでしょう。また、日本の素晴らしいモノづくりの精神を絶やさずに、国内だからこそできる大切な事業を継承していく使命を果たすことでもあるのです。

どうやっているのか

■次の10年に向けたSWITCHE(スイッチ)プロジェクト■ オリエント4C'sは、100年企業の実現に向けて「収益性向上」と「事業継承」の二軸で社内改革を進めており、2030年までの長期経営・事業計画を実行するためのSWITCHEプロジェクトを推進しています。 SWITCHE とは、オリエント4C’s経営陣が最も大事にしている思想の頭文字を合わせた造語であり、S「Support=支え」、W「Wakuwaku=ワクワク」、I「Intelligence=知性」、T「Tomorrow=明日・未来」、C「Change=変化」、H「Happy=喜び」、E「Expert=専門性」の意味です。次世代リーダーの育成や全業務分野におけるDX化、新たな価値を生むビジネスモデル策定、評価制度の刷新などに取り組んでいます。 老舗企業としての伝統を守りながら、新しい時代への挑戦を続け、そしてなによりも大切にしたいオリエント4C’sメンバーの物心両面の充足を目指し、これら全てを実現していくためにグループ全体でプロジェクトに取り組んでいます。 ■働き方・働く環境■ 昨今の働き方改革、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、柔軟性を持った働き方に進化しつつあります。2022年には年間休日日数を12日増加させることで、完全週休2日制に近づけています。その他、メンバーのパフォーマンス最大化を目指すべく、メンバーの要望を聞き入れ、その人にとって最適な働き方ができるよう務めています。 本社オフィスは東京・御徒町にあり、本社約100名、全国の百貨店勤務約100名のメンバーが活躍中です。