1
/
5

老舗メーカーに新しい風を!伝統の技術力×最新経営理論で、唯一無二の企業を目指すその内に秘めた思いとは?

ヒガノは2021年の社長交代を機に第二創業を掲げ、上場企業のような高いレベルとスタートアップのようなスピード感のある経営を目指しています。能動的にスピード感を持って活動できる組織に変革するべく、積極的に中途採用も行っています。今回は、当社の代表である腹子さんにインタビューしました。

◆腹子 達朗 代表取締役社長                                             丸紅株式会社                                           早稲田大学大学院ビジネススクール MBA                               ヒガノ株式会社

――まず腹子さんが大切にしていることはなんですか

腹子さん:そうだね…考えるとどんどん出てくるよ。(笑)ぱっと出てくるところでいうと、当たり前のことを当たり前に、スピード感、なるべく言行一致、夢・パッション、人の心の中で生きる、生涯勉強、うそをつかない・ごまかさない・人のせいにしない…かな。

――なるほど…誰しも様々な価値観がありますよね。ひとつずつ伺っていいですか

腹子さん:まず、当たり前のことを当たり前にというのは、前職での体験から。新卒で入社した会社で、当時はいち社員として与えられたミッションに対して精を出していたんだけれど、ふと、自分では単純なことだと思っていた行動が、思いのほか周囲から喜ばれることが多かった。

例えば本当に単純なことで、頼まれたことをしっかりやるとか、期日を守るとか。でもそれって実際はチームとして纏まるためには結構重要なことだったりして、当たり前のことを当たり前にやるだけでも、付加価値があるんだと、そのとき気付くことができた。

スピード感については、人によって状況や感じ方が違うなかで、「相手の期待を超える」というスピード感を持つことが大事だと、僕は思う。それに世の中の変化もかなり激しいので、やはり早く動くことは常に意識していたい。

言行一致というのは、やはり信頼に関わるので。とはいえ状況にもよるので、なるべく、かな。(笑)

夢・パッションは、まさに人生を走る原動力だと思う。自分は何になるのか・どこに向かうのかという問いは常に持っているかな。今はこの会社を良くしていく、大きくしていくことに全力です。

人の心の中で生きるというのは、恩師の言葉から。肉体は滅びても、人の心の中(記憶)のなかでは生き続ける。だからこそ関わる人々に対して、あるいは社会に対して全力で自分の価値を提供していきたい!

生涯勉強、これはもう、できないとこの時代を生きるのは難しいんじゃないかな(笑)

うそをつかない・ごまかさない・人のせいにしない、これも人として大事なことだと思う。自分がやられたら特にいやなことでもあるね。

――たくさん挙げていただきありがとうございます。なかなかコアな部分で、トップの雰囲気について参考になりそうな気がします。


――さて、現在のヒガノは第二創業期というフェーズですが、新たに掲げた現在の経営理念について、どのような思いが込められているのか教えてください。

腹子さん:経営理念というのは、会社の存在意義であり、目指す姿であり、行動指針になるものだと思う一方で、僕が社長に就任するまでは、この会社にはそれが無かった・・・

社員の声としても、実施したアンケートにおいては、会社のことは嫌いじゃないけど、どこに向かっているかわからない、将来が不安という意見が結構あった。社長に就任してまず先にどうにかしたいと思ったのは、まさにここなので、社員にとって北極星になるような、よりどこになるような位置づけにしようと、様々な意見を拾いながら慎重に考えました。まだ浸透は道半ばですが…(笑)

――よく聞く海外の経営者とは真逆な印象ですね。あちらではトップ交代→機能的に人材整理の執行、みたいなケースをよく耳にします。

腹子さん:なるほどね。向こうは必要なときに必要な人が集まるスタイルで、ヒガノは土着で続いていくものかな。70年前に創業してから、過去現在未来はずっと繋がっていて、この先も社員みんなで築き上げて成長していきたいと思っている。それ故のしがらみも生まれるかもしれない、けどそれもまた一興、かな。。。?(笑)

――なるほどありがとうございます。私も人のつながりについてとても大切に思っています。それでは、この会社のおもしろいところはどういったところですか。

腹子さん:伸びしろしかないところかな、あらゆる部分で未開発だと思います(笑)先代の世代が残してくれた有形・無形の資産があって、普通の中小企業にはないような安定的なサブ事業もあるので、ある程度は思い切って冒険できる。だからこそ、人の成長についてもとことんフォーカスする。本当に成長したい人にとっての、良い環境・おもしろい会社でありたいね。

――これから会社としてやっていきたいことはなんですか。

腹子さん:外構・ランドスケープ分野で唯一無二の会社にすること。まずは、製品ラインナップを拡充して、面で広く顧客へ提案できるような体制にすること。そして、サービスも製造・販売だけではなく、企画~製造~施工~アフターケアまで一気通貫でできるようにする。顧客への価値提供を通じて社会に豊かさを提供したいし、その結果として社員の成長や生活の豊かさにつながると信じているので、人が育つ仕組みを持てるように事業を行っていきたいかな。

――最後に、ヒガノに興味を持っている方へ向けたメッセージをお願いします。

腹子さん:今この会社は大・変革期です。若いうちから裁量をもってどんどん仕事をしたい人はウェルカム。完成された組織・仕組みにジョインするのではなく、ゼロから作り上げていく感じにワクワクできる方に合っていると思います。人生100年時代において、もっともっと市場価値・人間力を高めたい方はぜひエントリーください!

――ありがとうございました。ここまでお読みいただいた読者の方もありがとうございます。


ヒガノでは一緒に働く仲間を募集しています。

ヒガノ株式会社からお誘い
この話題に共感したら、メンバーと話してみませんか?
ヒガノ株式会社では一緒に働く仲間を募集しています

同じタグの記事

今週のランキング

阿久津 聖月さんにいいねを伝えよう
阿久津 聖月さんや会社があなたに興味を持つかも