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創業時から変わらない「こだわり」

こんにちは!ハグオールの梶谷です。
今日は私がハグオールを立ち上げてからとにかくずっとこだわってきたこと、そして現場でもこだわり抜かれていることについてお話ししたいなと思います!

ハグオールの大切にしている3つのバリューの一つに
「犬猫ファースト」があります。

些細なことから重要なことまで、会社として選択をするときに、このバリューが判断軸になってきました。

製品作りにおいてもそうです。
私にとって「売れる」ことよりも、「犬猫にとって正しいこと」の方がより重要です。
売れればいいだけなら、加熱食の方が売れるでしょう。
カリカリフードの方がもっと売れるでしょう。
実際に何度も方針転換を勧められたことがあります。
でも、そんなのどうだって良くて、興味ないんです。

もちろん、企業として存続していく以上、売上も利益も大切です。
それを否定するつもりは全くありません。むしろそれはすごく大事なこと。
でも、愛してやまない犬猫に対する想いを引っ込めて、本当に正しいものを知っているのにそれを見ないふりして、正しいと自分が思えないものを売ることは私にはできませんでした。

昔っから、逆風に吹かれて泣きながら歯食いしばって走り続けるタイプと言われてきたんです。笑
険しいとわかっている道であったとしても、自分が正しいと思うものを選び、ひたすら茨の道をたくさん傷つきながらもがきながら進み続ける。
それが私なんです。

だから、売れるものとかそういうのは本当に興味がない。

結果的に、信念なき商品を販売せず、確固たる想いに従って正しいことを正しく粘り強く続けた結果、想いに共感してお客様がお客様を呼び、成長をし続けられているんだと思います。
うちは広告とかも全くと言っていいほどほぼやってないので、ありがたいことにお客様がお客様を呼んできてくださって広がってきました。

最初は本当に売上を立てられなくて、月20万円の売上を作ることすら大変でした。
創業から二年くらいはずっと一人で商品を作って販売していて、本当に苦しかったし、そんなスモールビジネスやっても意味ないよね、とか色々言われました。
悔しかったけど、自分のやってることは決して間違っていないという想いだけでここまできました。


私はこんなんだから、誰にも気づかれないところでこだわっていることって実はたくさんあって、
超非効率でコスパが悪いことも、犬猫のためにやめなかったことがあります。製造に入ることはほとんどなくなりましたが、今でもその想いを受け継いで製造チームは丁寧に作り続けてくれています。

例えばですが、ハグボックスで使用している洗剤やスポンジ!
ハグボックスでは合成の洗剤は絶対に使いません。食器用の洗剤も、使用済みのタオルを洗う衣類用洗剤も。
食器洗い用のスポンジも、合成繊維のものは使用せずに、びわこ布巾というのを使っています。
合成のものは一見汚れが綺麗に簡単に素早く落ちて効率的ですが、これのせいで犬猫たちが皮膚の痒みに苦しんでいることも少なくないのです。
家庭で使用している洗剤やスポンジを変えただけで、皮膚症状が改善することもあるんですよね。
びわこ布巾、ハグボックスで毎日使っているとすぐダメになってしまうので高頻度で買い替えていますが、コスパで見ればめっちゃ悪い!
でも、意味があると思っているからやめないし、それに対して文句を言うスタッフもいません。

あとは食材選びもそうですね。
お肉は薬漬けされ過密環境で育った子達のお肉を使うことはありません。
野菜や果物も、化学肥料不使用で無農薬や低農薬のもの、ハーブやオイルもオーガニック認証を受けているものを使用としています。
お肉も野菜も、ヒューマングレードということ以外にこだわらなければ安いものはいくらでもあって、原価を最低限に抑えられます。
でも私は絶対にそうしたくない。だから、原価が高くなったとしても、良い方を選ぶ。
ハグボックスブレンドに使う野菜や果物は月に2回くらい種類が変わります。ある程度野菜類にかけられるお金というのは決まってはいるものの、良いものを見つけると予算を超えたとしても、それを入れたいという気持ちが抑えられなくて普通に使ってしまう、という感じです笑
お客様が増えて、食べてくれるワンコが増えてきても、いまだに”我が子に食べさせる感覚”が良い意味で抜けてないのだと思います。
我が子だったら多少高くなったとしても、これ好きだから、これ美味しいから、これ体に良いから、って入れたくなっちゃいますよね。実際、「この前、〇〇ちゃん(お客様のわんこ名)こんな症状で苦しんでると言ってたな。この食材入れてあげよ!」とか、ありますね。

そんな感覚の私たちがやってるから、
・売上重視で売れるものを作る
・原価を最小限に抑えるために材料の品質に拘らない
という会社にはなれないですよね。

あるとき、「ビジネスにおいてはマーケットインの発想が大事だと思うのですが、梶谷さんの商品はプロダクトアウト的発想ですよね。マーケットインの方が良いと思わなかったのはなぜですか?」と言われました。
そもそも申し訳ないのですが、マーケットインだとかプロダクトアウトとかそんなもんは一切考えてなかったですね!笑

ただただ、
みんなが食事と健康に困っている

解決できるのは生食しかねえ!

じゃあ生食販売するか!

正しい生食できなくて困ってる人こんなにいるんのか!もったいねえ

じゃあ簡単に正しい生食できるように自分が作るか!

以上です。笑
一応マーケットイン的発想な気もします?笑

本当に犬猫を愛している人でないと現場での判断もぶれてしまうので、製造スタッフの採用にも必ず
「犬猫ファースト」の採用基準を設けています。
作り手の気持ちというのはその作っているものそのものに込められると思っています。

嫌いとか、ネガティブな気持ちで作れば、それを食べる犬猫たちも決して健康でいられないと思うんです。
ハグボックスの製造スタッフは、みんな動物が大好きで、自分たちの商品にも自信があるから、
「良い商品を届けたい」「喜んで食べてほしい」という気持ちを大切にして、丁寧に一つ一つ真心込めて作っています。
「まあこんなもんでええやん」でテキトーには決して作らないのはハグボックスの製造スタッフです。

ハグボックスを食べてくれた子達がどんどん健康的になっていくのは、
生食、ハグボックスブレンドが良いものであることはもちろんですが、それ以上に作り手の想いが商品にのっているからこそ、良いものを届けられると感じます。

「犬猫ファースト」の想いはずーっと変わらない価値観であり、この価値観が根底にあるからこそ、非効率・無駄と周りには思われるようなことであっても、変わらずこだわり続けられます。

全ては、犬猫のために。

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