目次
インタビュイー紹介
「BOXIL SaaS」はどのようなサービスですか?
「BOXIL SaaS」の社会的意義は何でしょうか?
現在、事業としてはどのようなフェーズにあるのでしょうか?
10→100のフェーズにおいて課題感はありますか?
その第1歩目がビズヒントさんのグループジョインでしょうか?
「BOXIL SaaS」の今後の展望をきかせてください
どんな人と一緒に働きたいですか?
最後に、これから入社する方に伝えたいことはありますか?
こんにちは!スマートキャンプ人事の小川です。
本記事はスマートキャンプの事業である「BOXIL SaaS(ボクシル サース)」についての連載インタビュー企画となっています!この3本を読めば「BOXIL SaaS」のすべてが分かるようになっています!
●「BOXIL SaaSってなに?どんなビジョン?どんな事業?」という方
→本記事
●「BOXILカンパニー営業組織の特徴は?強みは?雰囲気は?」という方
→連載②BOXILカンパニー 執行役員COO 石黒
●「BOXILカンパニー開発本部の特徴は?強みは?雰囲気は?」という方
→連載③BOXILカンパニー執行役員CTO 入山
今回は執行役員 BOXILカンパニー CEOの佐々木に「BOXIL SaaS」の歴史、現状、ビジョンを語っていただきました!
インタビュイー紹介
佐々木 皇太(ささき こうた)
執⾏役員 BOXILカンパニーCEO 兼 カンパニー執⾏役員CMO
早稲田大学法学部卒後、アドテクノロジー企業に入社。マーケティングオートメーション事業の立ち上げを行う。2018年にスマートキャンプ株式会社へ入社。SaaSマーケティングプラットフォーム「BOXIL SaaS」のマーケターとして、WEB広告運用やSFA/MAツールを活用し、マーケティング部門を立ち上げ、正社員に加えてフリーランスや副業社員も登用するなど、同事業の売上成長を牽引。2021年6月にはマーケティング本部 本部長に就任し、2022年12月より現職。また、グループ会社であるADXL株式会社の設立に参画し、取締役の兼任を経て現職。
▶SaaS比較サイト「BOXIL SaaS」のサービスについてはこちら
▶佐々木の自己紹介noteはこちら
「BOXIL SaaS」はどのようなサービスですか?
SaaSの比較サイト「BOXIL SaaS」は、法人向けクラウドサービスを無料で比較し、まとめて資料請求できるSaaS比較サイトです。機能、料金、導入事例などの製品情報を網羅しており、複数のサービス比較表が作成可能なサービスです。
現状スマートキャンプが提供するサービスの中で売上比率が大きく、影響力の強い事業と言えるのではないかと思います。
歴史をたどると、元々は創業事業である「SKET(スケット)」という資料作成の代行ビジネスから始まりました。企業にとって営業資料の完成度は重要なので、そこの作成を代行していました。しかし次第に、営業資料そのものよりもそれを使って集めるリード(見込み顧客の情報)こそが重要であることに気づきました。
当時からクライアントとしてSaaS企業様が多く、そこに目をつけて事業化したのがSaaS比較サイトの「BOXIL SaaS」です。
「BOXIL SaaS」の社会的意義は何でしょうか?
スマートキャンプはミッションとして「テクノロジーで社会の非効率を無くす」を掲げています。
「BOXIL SaaS」はまさにこの言葉を体現している事業であり、それこそが社会的意義だと考えています。
SaaSの導入が進むことで企業の生産性が上がることは間違いないかと思いますが、SaaSの社会普及にはまだまだ課題があります。「BOXIL SaaS」はマーケティングプラットフォームとして、SaaS企業様のマーケティング活動を後押しすることで、SaaSの普及を実現していると考えています。「BOXIL SaaS」はあらゆる領域のSaaS企業様を支援しているため、私たちが頑張れば頑張るほど、相関して企業のSaaS導入、社会でのSaaS活用が進んでいきます。ひいては全ての企業の生産性が上がる社会になると考えています。
現在、事業としてはどのようなフェーズにあるのでしょうか?
よく事業フェーズを、0→1、1→10、10→100などと表しますが、「BOXIL SaaS」は「10→100(拡大のフェーズ)」に差し掛かっています。
現在はマーケティングの力により、主要キーワードでWeb検索する人にとってはほぼ1ページ目に「BOXIL SaaS」がヒットするような状況になっています。つまりSaaSを比較検討する人が「BOXIL SaaS」にたどり着く導線はできている状態だと考えています。
掲載サービスにおいても、ニーズが高いホリゾンタルSaaSはほぼ網羅できていると考えていますし、「BOXIL SaaS」の会員数は順調に増えています。
10→100のフェーズにおいて課題感はありますか?
「BOXIL SaaS」はビジョン実現のために事業として次のフェーズに行くべきだと考えています。社会全体で見ると、日本の生産年齢人口は7500万人と言われますが、それに対して「BOXIL SaaS」の会員数は1%も満たしていません。
これまでは、SaaSの比較検討をする「顕在層」の方にアプローチをしてきましたが、これだけでは社会へのSaaS普及を後押しするには限界があり、「潜在層」の方々にアプローチし、態度変容をおこし顕在層にしていく必要があると考えています。
潜在層の方とは「なんとなく社内の非効率に不満を持っているけど、自分から検索したり行動したりはしていない」ような方を指しています。こうした方と出会い、気づきを与え、「BOXIL SaaS」に来て頂く導線を作ることが次の課題です。
その第1歩目がビズヒントさんのグループジョインでしょうか?
まさにそうです。
いきなり潜在層の方へのアプローチと言っても、スマートキャンプがゼロからアプローチを始めるのは大変です。
そこでビズヒントさんのお力を借り、シナジーを効かせていくことができないか?というお話が上がりました。
スマートキャンプとビズヒントとのシナジー例
ビズヒントさんは60万人もの会員を抱えていらっしゃいます。またその方々は顕在層だけでなく潜在層の方々も多くいらっしゃいます。
ビズヒントさんのコンテンツ力は素晴らしく、会員様に質の高い情報提供(記事提供)を行い、気づきを与え、会社のDX化へと動機づけする力を持っています。その先に「BOXIL SaaS」を置くことで、SaaS普及の新たな動線になると考えています。ビズヒントさんの会員様にとっても、気づきを得たその瞬間に次の行動に移ることが出来るためよりよい体験を提供できると考えています。
詳細はスマキャン、ビズヒント双方の代表が書いたnoteをご覧ください。
「BOXIL SaaS」の今後の展望をきかせてください
スマートキャンプは現在、IPOを目指しています。IPOを目指す上で「BOXIL SaaS」は主力サービスだと考えており、全社にとって重要性が高い事業です。
先程お話したように潜在層へのアプローチなどを増やし、業界No.1を目指すこと。また、ビジネス/プロダクトの両面で参入障壁をつくっていくことが重要です。
プレッシャーは大きいですが、私達のミッションを体現していきたいと考えています。
どんな人と一緒に働きたいですか?
私の話で恐縮ですが、一緒に働いていて好きなのは「仕事を楽しんでいる人」「仕事に熱中している人」です。
働いている時間を、言われたことを言われたとおりに取り組むスタンスの人よりも、自ら主体的に「どうしたらより会社全体をよく出来るか」「サービスを良く出来るか」など考えて、行動できる方が素敵だと思います。
いまのBOXILカンパニーのメンバーもそのようなメンバーばかりで、そういった趣向性を持つ方がカルチャーフィットする組織かなと思っています。
最後に、これから入社する方に伝えたいことはありますか?
今の「BOXIL SaaS」はとても面白いフェーズだと思っています。
IPOという北極星はありますが、そこで終わるのではなくIPO後もMISSIONを体現していくために、「BOXIL SaaS」としてカバーできる範囲を広げていくことを目指しています。
今回のビズヒントさんのジョインのように、僕らが解決できる課題を解決するために一緒にジョインするチームも増えていく可能性も高く、大きな変化が増えると思います。
多くの企業はポジションは一定の数決まっていますが、変化に伴ってBOXILカンパニー内のポジション自体は増えていくはずです。よりチャンレンジした人は称賛され、キャリア形成における肩書や経験値も詰めると考えています。
また個人戦も大事ですが、チームでマンモスを狩りに行くような人に来てほしいと思っています。
佐々木さんありがとうございました!
連載インタビューは他にも公開しています。ぜひBOXILカンパニーの全体像を理解いただければ嬉しいです!