なにをやっているのか
私たち株式会社明電舎は、インフラを支える重電メーカーとして国内外で事業を展開する会社です。
■明電舎とは■
明電舎は発電・変電・送電などの電力インフラや、水のろ過処理、電気自動車のモーター、自動車試験装置など、生活に大きく関わるインフラ事業を中心に国内、海外で幅広く事業展開をしています。
これからも業界トップランナーとして、グループ企業とともに人びとの暮らしを豊かにする技術を研究・開発し、社会の発展に貢献していきます。現在は、ピュアオゾン(純度100%オゾン)ジェネレータおよび成膜装置の開発・設計・販売を行う「明電ナノプロセス・イノベーション株式会社」を設立し、あらたな事業分野にもチャレンジしています。
■明電ナノプロセス・イノベーションの事業内容■
ピュアオゾンジェネレータ、および成膜装置の開発・設計・製造・販売を行っています。
明電ナノプロセス・イノベーションは、株式会社明電舎の子会社として2020年にスタートしました。明電舎が長年に渡り培ってきた独自の「高純度オゾン精製技術」を引き継いでいます。
・ALD/OER成膜装置の販売:
2020年4月より販売開始となる自社開発の新製品です。ピュアオゾン発生装置と成膜処理チャンバーを組み合わせました。
ピュアオゾンガスを使うことで、プラズマによる成膜と比較し、常温環境においても膜中の不純物含有量を少なく抑えられます。ダメージレスで高品質な金属酸化膜の成膜が可能になりました。
なぜやるのか
■明電ナノプロセス・イノベーションの使命■
技術革新が顕著な現代。半導体デバイスのフレキシブル化が進み、フィルムやレンズを始めとする多様な素材へのコーディング市場でも成膜温度の低温化が求められています。
ピュアオゾンガスがあれば、従来のプラズマによる成膜と比べ、周囲の「温度環境」から影響を受けにくくできます。
お客様のニーズを掴んでより深く理解し、お客様が抱える技術課題を克服するためにも、ピュアオゾンの安全性を訴求し社会的な認知を広げる必要があります。
ピュアオゾンをどう活用していくか?
いかに社会のスタンダードにしていくか?
まずは、これらの社会課題に向き合います。
そして、新たなニーズにおけるお客様の技術課題を克服することで、社会に貢献していきたいと考えています。
■明電ナノプロセス・イノベーションの挑戦■
明電ナノプロセス・イノベーション独自のお客様を増やしながら、親会社からの自立を目指しています。
そして、さらなる事業成長を期待していただけるようになれば、外部投資や外部パートナーを募り、半導体やエレクトロニクスの分野で新たなソリューションを提供していく計画です!
どうやっているのか
■若き明電ナノプロセス・イノベーションの強さ■
2020年4月設立のベンチャーながら、企業として充分な体力を備えています。
親会社のバックアップがあるため、ベンチャー企業ながら資本金も4億円からスタートしています。
ベンチャーで一番大変なのは資金調達。ですが、当社は立ち上げ早々にクリーンルームも自社で設置できるほどの体力を備えています。
また、電子機器を扱うには一定の初期投資が必要なため、IT系企業などに比べると参入障壁が高い領域です。その分ベンチャー企業が誕生しにくい世界ですが、設備や機械を扱う業界でもベンチャー気質あふれる人材は必ずいると信じています。明電ナノプロセス・イノベーションは、そうした人材が活躍する環境を提供できる、数少ない企業として成長していくことを目指しています。
■はたらく環境■
オフィスは千葉県千葉市で、最寄り駅はJR新検見川駅になります。
現在、クリーンルームを設置中です。設計スペースと隣合わせの場所なので、実際の現場で検証をしながら作業を進めることが可能です!