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なにをやっているのか

iMed Technologiesは、「世界に安全な手術を届ける」というミッションのもと、脳梗塞やくも膜下出血に対する脳血管内手術をリアルタイム支援するAIを開発しています。開発したプロダクトが人の命を救うことにもつながります。まだ世の中にないものを目指して作っています。テクノロジーで患者さんの命を救うことができる。そこに組織一丸となって挑戦しています。 【主な事業内容】 手術支援AIは、脳血管内手術の画像をAI(ディープラーニングなど)で画像解析し、危険なシーンでアラートを上げることで見落としを防ぐプロダクトです。 iMed Technologiesは大学病院と提携し、100万枚以上の手術画像を保有しています。これらの手術画像をAIに学習させることで「神の眼」を実現することを目指しています。 【ユニークな特徵】 手術現場の課題にもとづいて、ソリューションを開発しています。実際にCEOの河野は16年の経験を持つ指導医であり、週に1度、手術を行っています。また、日本のトップ医師含め、幅広いネットワークを有しています。 現在は業務委託で開発を行っており、今後はさらに開発のスピードアップを目指してフルタイムでの雇用を考えています。 【これからの展望やビジョン】 当社は、NEDOや東大IPCに採択されたほか、様々な賞を受賞しています。 3年後の2022年までに製品開発の第1弾をリリースし、そのあとも改善を続け、医療機器の承認にこぎつけます。その後、日本をだけでなくアメリカやヨーロッパなどの海外へ展開。2026年までにイグジットを目指しています。

なぜやるのか

CEOの河野は、脳梗塞やくも膜下出血の治療に、脳神経外科医として16年間携わってきました。脳血管内手術の安全性をさらに向上させることはできないか課題感を持っていました。 国民の4人に1人がかかる脳梗塞やくも膜下出血。これらの病気は後遺症が残ったり、長期間のリハビリが必要になったりするなど、患者さんの生活に大きな影響を及ぼす病気です。 「目の前の患者さんだけでなく、世界中の患者さんを笑顔に」 この志を実現するため、2019年4月にiMed Technologiesを設立しました。 フォーカスしている「脳血管内手術」は、脳梗塞やくも膜下出血を治療する手術です。脳血管内治療は、従来の手法と比較して患者さんへの負担が少ない画期的な手法で、手術件数は年率10%以上で増加しています。しかし、脳血管内手術はカテーテルなどの1mm以下の細かい医療機器をX線透視下で進めながら行うため、画面が見にくく、安全性が低下しているという課題が存在します。 また、医師は昼夜・土日を問わず過酷な労働環境の中で、高度な注意力と繊細な作業が要求される手術を行っています。 iMed Technologiesは、医師をテクノロジーによって支援する脳血管内手術における手術支援AIを開発することで、世界中に安全な手術を届けることを目指します。

どうやっているのか

【私たちの特徴やキャラクター】 ・フルコミットは経営者の2名。業務委託のエンジニアが1名参画 ・事業に共感してくれた元医療機器メーカーの数名がアドバイザーとして参画 CEOの河野は、手術のみならず医療業界全般に深い知見とネットワークがあります。 COOの金子は、コンサルティングファームでIT・ヘルスケア企業などの戦略立案、金融機関での投資事業に従事し、さまざまなビジネスの経験があります。 ベンチャーとして初めての社員である3人目を迎えます。この環境でもやっていける方、初めてのことに対応してくれる方、率先して課題を見つけ進めていける方を歓迎いたします。 【仕事の進め方やカルチャー】 質実剛健を是とし、派手なベンチャーとは対局に位置するカルチャーで、地に足をつけて歩んでいきます。お互いに要望を出しつつ変化に対応し、相談し修正しながらカルチャーを作り上げていきましょう。 競合が入ってきにくいコアで限られた市場を地道に作っていきます。そもそも、手術に関わる部分なのであまりスケールに向かず、1つひとつのインパクトが重いプロジェクトです。 そのため、医療や社会的意義、課題解決に興味がある方、プロダクトを世に出して社会を良くしたい気持ちのある方を求めています。 渋谷にあるシェアオフィスは現在、コロナ禍の影響でまったく稼働していません。エンジニアは基本、リモートです。週に1度ほど直接、顔を合わせています。