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なにをやっているのか

創業に至る想い
私たちがやりたいこと
今、障害者は様々なことを諦めて、決められた枠組みの中だけでの生活を強いられています。 私たちは、「障害があってもヒトが諦めなくていい社会をつくりたい」と考えています。 そのためにも、障害者が社会参画できる環境を整える必要があります。 社会参画を一番肌で感じられるのが「就労」つまり仕事をすることです。仕事を通じて社会に貢献する。障害者であっても社会から必要な存在でありたい、と皆思っています。 この働くという健常者にとっての「当たり前」を障害者の「当たり前」にすべく、障害者雇用をかえなければと強く思っています。

なぜやるのか

代表である増本は11年前に脳出血で倒れ、突然「右半身麻痺」の障害を持つ障害者になりました。 障害を持って初めて気付いたこと、それは、障害を持つ方が生活で困ることの多くは、「不自由な部位」で決まるという事です。 例えば、健常者であれば地図アプリで行きたい場所を検索すれば、そこまでのルートを簡単に調べ、ナビしてもらえます。 しかし障害者は、車椅子の人、松葉杖の人とで健常者と同じルートは通れないことが多いんです。でもそれを調べる手段はありません。 そこで「ヒトとヒト」「ヒトとモノ」「ヒトと情報」をつなぐための「カテゴライズ方法」であり「マッチングアルゴリズム」である身体障害者特化属性情報「ブイくん」を開発して特許を取得しました。これにより、その方の障害に合った「適切な情報」を提供する事が可能になります。 今の障害者雇用の状況は、決して良いものではありません。国が定めたある一定以上の企業は、法定雇用率2.2%が義務として定められています。 しかし、該当企業10万社のうちそれを達成している企業は、半分以下46%です。つまり半分以上の企業は、「義務放棄」している訳です。 そんな現状なので、障害者が企業に就職しても、「いるだけでいいよ」「何にもしなくていいよ」と言われる障害者が数多くいます。そんな目に合った障害者は、「自分は社会にとって必要ない人間なのか」と思ってしまいます。 生きる意味さえ分からなくなり、その職場に長く留まることはありません。企業にとっても、採用しても定着しない悪いスパイラルに陥っています。これが日本の障害者雇用の現実です。 その一番の理由は、「企業が障害者のことを理解しないまま、障害者雇用を実施している」からです。 ダイバーシティー&インクルージョン、とてもこれから必要なことだと思っています。 ダイバーシティーとは、直訳すれば「多様性」となり、企業においてはダイバーシティー経営という言葉で使われます。 性別、人種、国籍、宗教、年齢、学歴、職歴など多様さを活かし、企業の競争力に繋げる経営上の取組みの事を指します。 私たちは、これに加え、障害者だけでなく、高齢者、育児者、介護者など、個々の属性や抱える制約に関わりなく、「誰もが活き活きと働ける職場の実現」を目指します。 また、インクルージョンの定義を「多様な人々が互いに個性を認め合い、一体となって働く」という状態を指します。私たちも、企業組織をこの状態になるよう取組みます。 ダイバーシティー&インクルージョンは社会的義務だけでなく、企業競争力のコアとして捉えています。 私たちも多様な人材を、しっかり活かせる企業になるべく日々取組んでいます。

どうやっているのか

同境遇の方とつながることが出来る身体障害者に特化したSNS「OpenGate」
特許取得済み│障害を文字ではなく、絵で指定する
【障害者視点で特許取得】 例えば、健常者であれば地図アプリで行きたい場所を検索すれば、そこまでのルートを簡単に調べ、ナビしてもらえます。 しかし障害者は、車椅子の人、松葉杖の人とで健常者と同じルートは通れないことが多いんです。でもそれを調べる手段はありません。 そこで「ヒトとヒト」「ヒトとモノ」「ヒトと情報」をつなぐための「カテゴライズ方法」であり「マッチングアルゴリズム」である身体障害者特化属性情報「ブイくん」を開発し、特許を取得しました。 これにより、その方の障害に合った「適切な情報」を提供する事が可能になります。 【障害者向けSNS「OpenGate」を運用】 身体障害者に特化したSNS「OpenGate」を作りました。障害者の方たちが、同境遇の仲間や本当に欲しい情報・商品・サービスに出会えるための仕組みです。 そして、このSNSの最大の特徴は、障害者の気持ちのステップアップを促す「場」と、社会参画するための「枠組み」を提供していることです。 障害を持っていることで、最初は「ネガティブ(Negative)」な気持ちになるのは当たり前。 ですが同境遇のヒトと出会って、共感して、様々な気付きを得ることが出来れば、「ポジティブ(Positive)」になり、それが行動に移され「アクティブ(Active)」になることで、再び夢をもって人生を諦めない「ホープフル(Hopeful)」な気持ちへと変化していきます。 この気持ちのステップアップを促し、諦めていた社会参画、例えば「就労」のための橋渡しも実施します。 【障害者雇用の取組み(障害者翻訳)】 障害者と接点のない方に、全ての障害や障害者を理解する事はとても困難です。私たちは、障害者が自分の障害情報を入力すると、健常者たちに対して、個々の障害を「就労にあたり必要な観点」を加え、細やかに解説する仕組みを作りました。 私たちはこれを「障害者翻訳」と呼んでいます。この仕組みを使えば、障害者が説明しなくても、企業の採用担当者に「個々の障害情報」はもちろんのこと、「業務上必要な配慮」、「その方とのコミュニケーションで気をつけること」そして「その方に必要な配慮がなにか」を瞬時に出力して理解させることが出来ます。 これによって、企業が「障害者」を理解して採用活動ができるようになります。今までは私たちが、企業の採用担当者に同行して障害者採用面談を実施していましたが、この仕組みを使えば、全国どの場所でも「障害者」を理解した採用活動ができるようになります。 私たちは、障害者であっても「働く」という当たり前で、障害者雇用を変えていきます。企業に障害者の生産性を「認め」「高める」ことを推進し、会社の戦力としての障害者雇用が当たり前の世の中にしていきたいと考えています。そのためにも「障害」「障害者」をしっかり理解していく事が最も重要です。 ▼主要取引先(順不同) •株式会社フジクラ •パシフィックコンサルタンツ株式会社 •​株式会社AGSコンサルティング •GMOリサーチ株式会社 •調布エフエム放送株式会社 •町田商工会議所 •株式会社ビックカメラ •岩手県矢巾町役場 •株式会社 USEN-NEXT HOLDINGS •株式会社三菱総合研究所 •クルージジャパン株式会社