なにをやっているのか
SDGS社内研修の1コマ。優先的な目標や課題に限らず、すべての事業活動、ボランティア活動に関してSDGsを参照し、持続可能な目標を意識していきたいと考えています。※SDGSとは?2015年にニューヨーク国連本部で開催された「国連持続可能な開発サミット」において、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。このアジェンダの中で、人間、地球及び繁栄のための行動計画として掲げられたものが、17の目標と169のターゲットからなる「持続可能な開発目標(SDGs)」です。
協定を結んでいる市役所に設置されている「給水スポット」。ウォータースタンドを公共の場へ設置し「給水スポット」として多くの方にお使いいただくことで、ペットボトル削減に取り組んでいます。マイボトル活用を推進する自治体と協定を締結することで、給水スポットの設置・拡大に努めています。
「待ったなし」の状況にある水環境。「ウォータースタンド」を広めながら社会貢献に繋げる。
ウミガメの鼻にストローが刺さっている動画や、クジラのお腹からたくさんのプラスチック(レジ袋)が見つかったニュースをご存じですか。マイクロプラスチックは海洋生物を脅かし、人間の健康被害も懸念されています。解決の取り組みとして私たちができることは、使い捨てプラスチックを極力使わないこと。
創業期からレンタル&リサイクルシステムを提唱することによって、使い捨ての風潮に疑問を投げかけてきた当社。「未来の世代のために、より良い地球環境を引き継ごう」という考えのもと、2030年までにプラスチックボトルを30億本減らそうとする取り組みを推進しています。
私たちが提供する「ウォータースタンド」は、水道直結型のウォーターサーバー。水のボトルが不要ですので、ペットボトルごみを大幅に削減することができます。当社でも従業員全員にマイボトルを配布し、社内の自販機を撤去することでペットボトルの削減&CО2の削減を目指しています。
今回募集するのは、この「ウォータースタンド」のルートセールス。自信を持って商品をお勧めしながら、環境問題に貢献するやりがいを感じることができます。
なぜやるのか
進む海洋汚染。昨今、プラスチックによる海洋汚染の実態が表面化し、海洋生物が餌と間違えて摂取してしまい、健康被害が起きている実情などが盛んに報道されるようになりました。 同時に「マイクロプラスチック」の問題も明るみになり、生態系への影響が懸念されています。当社はこのような社会課題を解決し、持続可能な社会を実現するため、ペットボトル削減という大きな課題に挑戦しています。
従業員もみんなでマイボトル♪当社は、2018年7月より、マイボトルキャンペーンを始めており、全従業員526名に「マイボトル」を配布しました。 マイボトルの配布に伴い、全社の自動販売機からペットボトル飲料を廃止し、自動販売機の台数も5割削減しました。 これにより、電力消費、ペットボトルごみの削減に成功しました。このキャンペーンを自社のみで終わらせず、取り組みにご賛同いただいたユーザー様をはじめ、ステークホルダーの皆さまへ約2万本ものマイボトルを配布しています。
【ミッション】ウォータースタンドは、未来の世代のためにより良い地球環境を引き継ぎます。
わたしたちは、2030 年までに日本の使い捨てプラスチックボトルを30 億本減らします。
【ビジョン】ウォータースタンドはマイボトルを携帯する新しい文化を創り気候変動とプラスチックによる環境問題に取り組みます。
【背景】世の中のどんな事柄も変わらず存在し続けることはできません。弊社の事業も1969 年の創業以来、常に変化してきました。2008年から現在のウォータースタンド事業に参入しました。2015年には国連持続可能な開発目標(SDGs)が公表され、地球が限界を迎えているとする警告が多くのニュースで見受けられるようになりました。社会が、地球が、持続可能でないかもしれない、そんな未来が現実のように語られるなかにあって、私たちは何ができるか?私たちはどのようにしてより良い社会を創る営みに貢献できるのか?弊社が提供する高性能浄水サーバー「ウォータースタンド」はプラスチックボトルに入ったミネラルウォーターと同様に高品質な純水を、安全安心な水道水から生成することができます。「ウォータースタンド」を使うことによって、プラスチックボトルの生産や運搬、回収、リサイクルといった生産工程で排出するCO2 や、リサイクルされずに廃棄されるプラスチックの削減に貢献できないだろうか。私たちは自分たちの行動からまず見直しました。会議の席で当たり前のように机に並んでいるボトル入り飲料。社内に置かれている自販機。運転席に置かれたボトル入り飲料。一人の社員が、声を上げました。
「水筒を使えば、プラスチックボトルを買わない、捨てないことができるのではないか」
私たちはまず、自ら水筒を携帯し始めました。仕事でもプライベートでもいつでも水筒を持ち歩きました。
私たちの事業を支えてきて下さったお客様にも水筒をプレゼントして「プラスチックボトルを買わない、捨てない習慣」をご提案しました。水筒を受け取って下さったたくさんの方が、共感して下さいました。
のどが渇いたとき、いつでも相棒のようにマイボトルがある安心感。今日、捨てるプラスチックボトルが減らせる気持ちよさ。より良い行動をすることが、明日の環境をより良くすることにもつながることへの気づき。便利さは「もっと、もっと」と追い求めるものではなく、自分の意思で選べることに驚きました。
そして、最初の問いに戻ります。私たちはどのようにしてより良い社会を創る営みに貢献できるのか?
自分たちが身をもってやってみて、気が付いたことを世の中に伝えること。一緒にやりましょうと声をかけること。私たちができることは小さいですが、個人のお客様、法人のお客様、自治体の皆様、地域に住まう住民の皆様・・・たくさんの方に「プラスチックボトルを買わない、捨てない習慣」が地球の未来を変えるという考えに共感頂きました。未来の地球に、私たちはいないでしょう。
しかし、私たちは「最も大切なステークホルダーは『未来の世代』」だという点で認識を共有したのです。
私たちは「ウォータースタンド」と社名を変え、事業の中心に「ウォータースタンド」を据えました。「ウォータースタンド」設置台数は約8万台にまで拡大しました。ウォータースタンド1台の平均利用人数を4 人と想定し、1人当りのペットボトルの年間消費本数平均183 本(2018 年基準)と掛け合わせると、年間で5,856 万本のプラスチックボトルが削減されます。さらに、プラスチックボトルをマイボトルに替えることで6,968,640kgのCO2 を削減できます。これは一般家庭3,400世帯が1年間に排出するCO2 に相当します。しかし、日本の世帯数5,852万世帯と比較するとこれでは少なすぎるのです。だから、私たちは、日本国内で毎年消費されるプラスチックボトル230億本の10%以上を減らすことを決めました。
前述のように、今、私たちの行動を変えなければ地球は限界を迎えるでしょう。私たちが目指すのは、マイボトルを携帯することでいつでも喉を潤せ、捨てられるプラスチックが減る気持ちよさを感じ、便利さを自分で選べる軽やかでサステナブル(持続可能)な社会です。目標を達成するためには、もっと多くの方へ私たちが気づいたことをお伝えし、より良い社会を創る営みに参加して頂く必要があります。「伝わる」ということは行動が変わるということです。この危機に取り組むにあたって、弊社は「変化を恐れず、自ら動くこことができる人」「勇気をもって周りの人に呼びかけることができる人」「自分のためだけでなく、仲間やほかの人のために働くことができる人」を求めています。未来の世代から「あの時のおかげで今がある」そう言われることを共に目指しましょう。
どうやっているのか
ウォータースタンドの環境貢献効果! プラスチックボトルが不要なウォータースタンドは、誰もがアクセスできる水道水を活用する、環境負荷の低いウォーターサーバーです。 ウォータースタンドの普及とマイボトル文化の醸成に取り組むことで、ペットボトルを削減し、持続可能な社会の形成に貢献します。
当社と京都市 (市長:門川 大作)は2020年1月に「マイボトル等で利用できる給水スポットの拡大に関する連携協定」を締結しました。 今後3年間で京都市内約1,000ヶ所(公共・民間施設、神社仏閣等)に当社のウォーターサーバーの設置を進め、マイボトル等で給水できる環境を整備します。これにより市民や観光客のライフスタイルの変革を促し、プラスチックごみ削減を推進します。
★働くうえでの行動指針
弊社の行動指針は「自立・自走」です。上司や会社に監督・指示・命令を受けるのではなく、自ら考え行動しPDCAを回し続けることです。指示命令を受けていては楽しい仕事が出来ない!自ら考え、行動し、その行動にチェックをいれて、次の行動へと変えていく! これが弊社の行動指針になっています。
いきなりひとりでなんでも・・・・という心配当は大丈夫です!もちろん研修はしっかりと長期的・計画的におこなっていきます。当社では、プロフェッショナルな能力開発を促す研修制度が確立しています。
入社後はインドア研修や3か月間のOJT研修。またひとり立ち後も週に1回、上長との1ON1面談を実施しています。
◆働き方
働き方改革としてフルフレックス制度を導入しています。弊社のフレックス制度は、定められた月間労働時間を満たせば自由にスケジュールが組める制度で、育児や介護などのライフイベントに柔軟に対応することができます。持続可能な成長を実現するためには、従業員のモチベーションアップが欠かせないと考えているからです。働く時間は自分で裁量が持てますので出社や退社時間は自分次第。「残業」「早退」「遅刻」という概念がありません。独り立ち後は、スケジュール次第で直行直帰もできますし、キャリアを重ねれば“週1度だけオフィスに来ればOK”という働き方も実現できます。また、ダイバーシティーや多様性ある働き方についても積極的に取り組みを進めています。特にウォータースタンド事業では重いボトルが不要になることで、女性の活躍できるシーンが増えました。多様な人材が水のスペシャリストとして活躍できる場を提供し続けています。