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なにをやっているのか

東京国際映画祭レッドカーペット(2016年)
(上4作品)自社制作作品(下2作品)海外配給作品
【主な事業内容や特徴】 株式会社アジアピクチャーズエンタテインメントは、“ワン・アジア、ワン・コンテンツ”をスローガンに掲げ、映画プロデュース・配給宣伝事業や法人向け動画制作事業を手がけています。 <映画プロデュース・配給宣伝事業> 私達は映画ベンチャーとして、大手が手を出さないアジア各国との合作や劇場公開に特化する独自性を打ち出した事業展開しています。 特に中国の映画市場は急成長しており、現在ではアメリカと並ぶまでになってきています。それ以外のアジア各国の市場も伸び盛りの状況にある状況下において、国内でヒットした日本映画を国内だけに止めておくのはもったいない。そうした日本映画をアジアに広めるのも当社のミッションの一つです。 最近の作品で言えば、2018年には、話題作「猟奇的な彼女」のメガホンを取った韓国の巨匠クァク・ジョエン監督・脚本による日韓合作映画『風の色』を公開。 2019年には、ものまねタレントのコロッケが本名の滝川広志として初主演に挑んだ『ゆずりは』を公開いたしました。 また過去には、アジアで一大ムーブメントを起こした累計発行部数3500万部のNo.1ラブコメディ『イタズラなKiss』3部作といった作品の製作を手がけてきました。 現在は、他社製作の「聲の形」や「君の膵臓が食べたい」のアニメ版の中国における劇場公開などに携わったりもしています。 <法人向け動画制作事業> 映画の制作・配給の他に新たな事業として企業や学校、団体など法人向けの動画制作事業にも力を入れています。 これからやってくる5G時代、動画が活用されるインフラが一気にグレードアップすることが予想されます。 過去にインターネットが普及した結果、ホームページを持たない事業者が信用されなくなったように、動画で情報公開しない事業者は信用されない時代がやってくることは明らかです。 元テレビ局の報道記者である代表の上野の経験を元に、企業の確認や意向を一切加えず、第三者としての目線で動画を製作し、「良ければ使ってもらう」というスタンスで良質な本物の動画制作を行い、企業の真の姿を見る人に伝えることが目的です。 どうしても企業のホームページやPRムービーでは、よく見せるために必ずしも事実のみが映っているとは限りません。しかし、これからの時代、そうではなく、企業の本当の姿を正直に見る人に伝えることが必ずその企業のプラスになると私達は信じています。 【私達ならではのユニークな特徵】 代表の上野は、人に対するスタンスとして“Give & Give”をモットーとしています。 例えば、中国の取引先が『家族が日本で観光を楽しみたいと言っている』という話を聞けば、そのお手伝いをします。大切な人が困っていたら、助けるのは当たり前だからです。 これは、見返りを求めているわけではありません。こちらがやりたくてしていることだからです。 こうして、見返りを求めず、とにかく相手を幸せにする。満足してもらう。私たちの会社では、こうしたGive & Takeではない、Give & Giveの精神を大切にしています。 こうして真剣に相手に向き合い、Giveを与え続けることで結果的に取引先や関係者から信頼され、ビジネスを円滑に進めることもできています。 【多岐にわたるグループ企業】 株式会社アジアピクチャーズエンタテインメント以外にも、弊社のグループ会社には数多くの企業があります。 お金の学校を運営し、世の中に正しいお金の知識を広めている企業。パーソナルトレーニングジムを運営している企業。アジアの新興国でのオフショア開発を日本企業へ提案する企業など、携わることが可能な様々な環境があります。

なぜやるのか

代表取締役CEO 上野由洋
5つの海外拠点
代表の上野がアジア市場に着目したのは、アジアの国々を取材して、人々が向上心を持って前向きに努力する姿に惹かれたからというのが大きな理由の一つです。 創業時の2013年当時はまだアジアに映画を発信していく企業が日本に無く、未開拓の分野だったというのも理由ではありますが、それ以上に「アジアには日本が失いかけているポジティブさがあった」という理由が大きいのです。 国境は政治的な存在であり、政治によって仕切られているだけです。映画や音楽、文学などのコンテンツにはその「境」は無関係です。 かつて日本に“韓流ブーム”が起きた時は、政治的なことは一切関係なく、多くの日本人が韓国の文化を受け入れました。こうして、国同士を1つに繋げられるのはエンタテインメントぐらいではないでしょうか。 1つのコンテンツを通じて、アジアの人々を笑わせ、泣かせ、感動させる輪を広げる。故・水野晴郎氏が設立した映画制作会社を代表の上野が引き継いでやっていこうと考えた背景には、そんな思いがありました。 中国市場は、世界最大の映画市場を誇っていたアメリカを猛追し、ほぼ並んだとされています。 2025年には2兆円の規模にまで発展するともいわれていて、これから進出を図る日本の映画会社も出てくるでしょう。 しかし、こうして競争が激化し、レッドオーシャンになったとしても、その色は海の表面だけ。 私達は常に独自のノウハウとクオリティをもって他のどの会社も潜れないような深海で勝負していきます。

どうやっているのか

笑顔あふれる社内環境です
映画「風の色」撮影風景
【働く環境やカルチャー】 代表の上野の考えの元に、私達の組織づくりの基本スタンスは、「自分たちがやりたいことをやりたいようにやる」に徹しています。夢中になってやる仕事こそが最高のパフォーマンスを生み出すと私達は信じています。 そのため、働き方についても非常にフレキシブルです。 基本的には、フルフレックスで、フルリモート勤務OKの環境で働いています。また業務内容が自分に合わなければ即座に配置転換も可能な環境にあり、配置転換がきっかけで別人のように活躍している社員もいます。 こうして、各社員が最高のパフォーマンスを出せる環境を模索し、発揮しています。 会社としてもそうしたパフォーマンスに対して、非常にスピーディな評価をしています。 弊社の給与体系は、当月末締め・当月末払い。つまり、その月に成果を挙げれば、その月のうちに昇給するというユニーク制度をとっています。 また、結果を出せなかった場合にも降給は一切行わなれません。 これは代表の上野が「社員が結果を出せないのは、私の責任。結果を出せると判断して採用した人が結果を出せないのは、結果を出せるような環境を提供できなかったから。その場合は私がマンツーマンで指導するなどして必死にリカバーします。」という考えをしているためです。 代表の上野は、社員が活躍するためなら、出資して会社を設立させ、経営を任せるケースもあります。 こうした風土・環境であるため、社内は非常に生き生きとした環境で、皆楽しみながら仕事をし、成長しています。