こんにちは、ダイナミックプラス株式会社(以下DP社)の武藤です!突然ですが、DP社のmissonは「価値と価格を科学し、価格の未来を作る」です。このmission到達の為に、我々DP社の社員は「価格のプロ」として、常に幅広い業界の「価格」というものに目を光らせています。
【興味ある方必見】ダイナミックプラス株式会社 社員さんの1日
最新の価格に関する情報を日々チェックしていく中で、興味深いものであったり、驚かされたりする(はずです!笑)価格のニュースが世の中には沢山あると気づかされます…
そこで、折角であれば皆様にも最新の「価格」に関する情報を共有したい!と思いまして、DP社ホームページのみに掲載していた「最新プライシングニュース」をWantedlyでも毎週更新しております。
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気になる記事だけでも目を通していただけると幸いです。
では早速最新プライシングニュースをお届けします!
1. 年末の洋上風力公募、三菱商事の落札価格に衝撃
国が2021年末に公表した洋上風力発電の公募結果を巡り、関係各者に衝撃が広がっています。三菱商事の共同事業体が他者と圧倒的な価格差で3海域とも勝ち取ったからです。見積もりの方法や他の海域との組み合わせ、販売方法など、競合他社は抜本的な戦略見直しを迫られる可能性があります。
3海域のうち、最も安かったのは秋田県由利本荘市沖の1キロワット時11.99円。2番目に安い応札価格とは5円以上の開きがあったとみられています。競合他社からは「風車代をゼロ円にしても勝てない」「(もし落札価格で応札すれば)年数十億円の赤字が出る」と、悲嘆の声が飛び交っています。
安さの秘訣に関して、複数の関係者が指摘するのは、洋上風力の再生可能エネルギー価値です。PPA(電力購入契約)や小売りを通じて環境価値を評価する需要家に高値で売る戦略が浮上している。三菱商事らは公募でAmazon、NTTアノードエナジー、キリンホールディングスと組んでいます。
また、海外の知見も有利に働いたとみられます。三菱商事は20年にオランダ・エネコを買収しましたが、両社は洋上風力の協力関係を12年から続けています。こうした過去の開発実績を踏まえたコスト・リスク分析ができたことは、大きな経験値になったとみられます。
工事費や資材調達の戦略も注目されています。三菱商事らは複数海域の獲得を前提に、調達量を増やしてコストを下げたとみる向きが多く、関係者は「1つの海域だけでの見積もりでは勝てない」と口をそろえています。三菱商事らは全ての風車に米ゼネラル・エレクトリック(GE)製を採用し、メーカーやゼネコンを数社に分けていないこともコストを抑えられた要因でしょう。
今回の落札に関して、東京大学の松村敏弘教授は「洋上風力に懐疑的な論者が考え方を変えるかもしれない期待を持てる結果」と評価しています。その一方、「再エネが安くて良かったという単純な風潮が広がると、火力など他電源にも影響する」と懸念する専門家の声もあがっています。
別の関係者は「地域との関係や念入りな調査といった、今までの電源投資の発想を根本的に練り直す必要がある」と話しています。次の公募海域は秋田県八峰町・能代市沖の1つのため、応札者が集中すると考えられ、応募締め切りの6月に向けて各事業者は戦略の再構築を迫られています。
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2. ヨーカ堂、食品ロス削減の実証実験、ダイナミックプライシングなど活用
イトーヨーカ堂は1月12日、日本総研などと共同でダイナミックプライシングなどの新しい技術を活用した食品ロス削減の実証実験を「イトーヨーカドー曳舟店」(東京都墨田区)で始めました。
実証実験では、フードチェーン(食品サプライチェーン)を「産地から店舗」「店舗」「店舗から消費者」の3つの領域に分け、それぞれデジタル販促やダイナミックプライシングなどを活用して、食品ロスの削減につながるかどうかを検証します。
この3つの領域の中でダイナミックプライシングが活用されているのは「店舗」領域です。「店舗」領域では、日配品から10SKU(絶対単品)の商品を選び、賞味・消費期限によって価格を変えるダイナミックプライシングを実施します。商品の入荷時に賞味・消費期限別のバーコードが印字されたラベルを貼付、電子棚札を利用して賞味・消費期限別の複数の価格を表示することで、消費者自身が消費するタイミングに応じた価格で商品を購入することができる仕組みとなっています。
実験には日本総研が設立したSFC(スマートフードコンサンプション)構想研究会のメンバーである今村商事やサトー、シルタス、凸版印刷、日立ソリューションズ西日本が参加しています。
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3. デギンドスECB副総裁、エネルギー価格動向がインフレの鍵に
欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁はインフレについて、低下していくのは確実ですが、「エネルギー価格が短期的なインフレ見通しへの主なリスクになる」と述べています。
UBS主催のバーチャル行事に出席したデギンドス氏は、供給側の問題は「遅かれ早かれ対処されるだろう」と指摘し、昨年と同じような影響が今後も見られることはないと予測しています。
同氏によれば、今後12カ月間のインフレリスクについては「やや上向き」ですが、中期的なリスクは「均衡が取れている」とのことです。
また、最近の経済統計の内容はECBが12月に発表した見通しに一致しているとした上で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)によってインフレ予測はより困難になり、数カ月前の予測ほどインフレは一過性ではないとデギンドス氏は述べています。
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本日は以上3本の記事を紹介させていただきました。今後もこちらでプライシングやチケッティングに関するニュースを更新していきますので、是非ご覧ください!また、過去のプライシングニュースも気になった方は、以下の「最新プライシングニュースvol56」からどうぞ!
≪今週のpricingnews≫#56
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