データアナリストとしてビジネス課題に挑戦しているインターン生にインタビュー！！

2021年3月から当社でインターンをしている石渡さんへのインタビューをしました。

データ分析を通してビジネス課題を解決する

Q.簡単な自己紹介をお願いします！

3月中旬から入社して三ヶ月目の石渡泰祐です。現在、データアナリストして勤務しています。大学では、データサイエンス系の研究室に所属しており、原因と結果の統計学に関して勉強しています。

Q.なぜ当社のデータアナリストに応募したのですか？

①データサイエンス実用への興味

大学で統計や機械学習の研究をしているのですが、理論寄りの研究を行っているので、研究内容は社会でどのように使われているのか？と疑問に思うことが多々ありました。そこで企業で働き、ビジネスに関わることで、データサイエンスが社会でどのように必要とされ、何を解決しているかを見てみたいと思うようになりました。

②ダイナミックプライシングへの興味

ダイナミックプライシングを初めて知ったのは、メジャーリーグの試合のチケット購入時です。アメリカ旅行中にメジャーリーグの試合をどうしても見たいと思い、チケットを購入しようとした時、チケット購入画面でとても安いチケットや高いチケットがありました。節約旅行を心がけていたので、安いチケットを選ぶことができたことはとても助かりました。このような経験からなぜ日本にもこのシステムが導入されないんだろうかということが疑問に残り、ダイナミックプライシングに興味を持ち始めました。

多彩な業務を僅か３ヶ月で経験中

Q.データアナリスト職の業務概要に関して教えてください！

データアナリストは、ダイナミックプライシングの新規導入や継続利用に繋がるようなインサイトを引き出すことを目的に、顧客のデータ分析を主に行っています。他にも希望をすれば、実際の営業に同行することもできたりと、非常に多岐にわたる業務を経験することができます。

石渡さんが就いているデータアナリスト職の募集はこちらから！

データアナリスト

データアナリストインターン募集！データ分析に興味ある方、必見です。

学生インターン向けMeet up #30 2022.5.16(月)　18:00-18:30 https://www.wantedly.com/projects/741642 弊社に興味を持っていただいた方は是非、上記meetupにご参加ください！「入退室自由、採用とは無関係、カメラオフで参加可能」ですので、リラックスして参加していただくことができます。私たちは「スポーツ/エンターテインメント」「ホテル」「リテール」といった全業界にダイナミックプライシングという市場の需給バランスをもとに適切な価格を算出・提供するサービスを提供しています。特にスポーツ領域に関しましては、Jリーグ様やプロ野球球団様に導入していただいております。【事例】〇Jリーグ Jリーグデジタル様…Ｊリーグ主管試合「2019年2月16日（土）FUJI XEROX SUPER CUP 2019」において初のダイナミックプライシング導入、継続してご利用頂いています。横浜Fマリノス様…2019年より全試合でダイナミックプライシングを導入、継続して御利用頂いています。名古屋グランパス様…2019年より全試合でダイナミックプライシングを導入、継続して御利用頂いています。湘南ベルマーレ様…2019シーズンの後半戦ホーム開催試合(6月以降)において、ダイナミックプライシングを導入頂いております。ベガルタ仙台様…2019シーズンの後半戦ホーム開催試合(9月以降)において、ダイナミックプライシングを導入頂いております。他にも以下のクラブ様からのご利用実績があります！（松本山雅FC様、セレッソ大阪様、ガンバ大阪様、浦和レッズ様、川崎フロンターレ様、アビスパ福岡様、北海道コンサドーレ札幌様）〇プロ野球福岡ソフトバンクホークス様…2017年シーズンより試験導入頂き、2020年シーズンより福岡PayPayドームで開催される全ての主催試合にて需要と供給に応じてリアルタイムで価格変動する当社サービスを導入頂いております。オリックスバファローズ様…2018シーズンより一部試合・席種にてダイナミックプライシングを継続導入頂いております。他にも以下のクラブ様からのご利用実績があります！（埼玉西武ライオンズ様、千葉ロッテマリーンズ様、東京ヤクルトスワローズ様、中日ドラゴンズ様）〇Bリーグ千葉ジェッツふなばし様、宇都宮ブレックス様、レバンガ北海道様、秋田ノーザンハピネッツ様、新潟アルビレックスBB様、島根スサノオマジック様、富山グラウジーズ様、三遠ネオフェニックス様、サンロッカーズ渋谷様スポーツ含め、その他領域を拡大中です！

ダイナミックプラス株式会社

Q.これまでに取り組んだ業務内容について教えてください！

データアナリストとしての分析業務をメインに、率先して営業の同行もしております。入社してから担当した業務の中でご紹介するのは、①試合ごとのチケット価格分析と、②Twitter反応の可視化の2つです。

①試合ごとのチケットの価格分析

目標は、ダイナミックプラスを利用している企業の戦略通りに価格が推移しているかを検証するものでした。ある企業への営業に同行したところ、「チケットの価格戦略を改訂したので、今後一ヶ月その戦略通り動いているかを適宜チェックしてもらいたい」という依頼がきました。そこで、戦略の背景を理解した上で、実際に価格が推移しているかをチェックしました。価格が推移してない試合があったときは、その試合の分析を行い、戦略と比較して問題ないかなどの検討を行いました。実際に価格戦略について企業の方の考え方を聞いたり、それが実際にどう検証されているかを知ることのできるとても楽しく、やりがいがありました。

②Twitter反応の可視化

目標は、ダイナミックプライシングの世間での反応を定期的にチェックしたいというものでした。
ダイナミックプライシングの提案の営業に同行させてもらうと、企業の方が導入時のファンの反応を気にしているとよく聞きます。そこで、ダイナミックプライシングに関してどういった印象を抱かれているか、や関連して話題となっている物は何か？を明確にするために、Twitterでのダイナミックプライシングに対する反応を分析できるようなコードを作成しました。大学でプログラミング経験はありましたが、実際にビジネスに使われるものを作成するのは初めてだったため、どのように利用されるかをイメージしながらプログラムを書くことは苦労しました。

顧客の課題を問い続ける

Q.働いて何か得られたことはありますか？

たくさんあります。その中でも特に大事だと思っていることは、「顧客の課題を問い続けること」です。

データ分析の作業を依頼されるときに、なぜこの分析が必要なのか？誰が必要としているのか？などを考えないと、意味のない分析結果が出てしまいます。例えば、チケット売り上げが上がっているというデータを見た際、それだけでは企業の売り上げが良くなっているとは言えません。売り上げが上がっている試合を丁寧に見てみると、日曜のお客さんが集まる試合だった。逆に平日だけを見てみると、売り上げが減っている傾向がある。そうすると平日の試合の売れ行きが悪いのか、売り方悪いのかなど、さらに考える必要が出てきます。

顧客の課題を常に問い続けながら分析を行うことで、顧客の課題の原因を考えられたり、新しい課題を発見できるようになったりしました。これの姿勢は今後ビジネスで活躍する上で大切なものだと思います。