こんにちは!ダイナミックプラス社で広報を担当しております、インターンの林です。
今回は先日行われた白金鉱業Meetupで発表された萩元さんに、発表資料のフォローアップ記事を書いていただきました!
ミートアップのレポートは以下のようになっています。是非ご覧ください。
以下が萩元さんの記事となります!
こんにちは。ダイナミックプラスの萩元です。
今回は白金鉱業Meetup Vol13.でLT内容である、「エンタメチケット業界でのダイナミックプライシング」の簡単なフォローアップをさせていただきます。是非以下から資料をダウンロードしていただき、お手元においていただけるとわかりやすいかと思います。
会場では具体的な興行主さんを挙げさせていただきましたが、ロゴなどの権利の関係もあり、配布資料での表示は省略させていただいています。量でいうと今年取り扱ったのはチケット領域を中心に10社以上で、来年はさらにチケット領域以外の業界へもDPを拡大していく予定です。
厳密には応用経済学博士です。アメリカでとってきました。
自爆営業の下りは、毎回こういう小ボケを用意するのですが、どういうわけかあまりウケません。
弊社インターンの方に調べてもらいました。特にチケット収入単体調べるのに苦労したみたいです。
ソースは次ページにあります。
(データサイエンティストインターンを募集しております。詳しくは下記リンクをご参照ください)
挙げている性質の多くはダイナミックプライシングにとって好ましい性質になります。例えばスーパーのお弁当では、価格を変更できるのは原則的にお弁当をつくった当日だけですが、チケットの場合は販売期間が1,2ヶ月、長いものでは半年ほどあるため、価格をより多くの時点で変えることが可能になります。
ダイナミックプライシングが浸透していくにつれ、ダイナミックプライシングがもはや普通になり、大々的なアナウンスをしていないケースなどもあって、前述のインターンの方も調査が難しかったようです。
ちょうどこの日の日経新聞の朝刊1面に日本のディズニーランドとカリフォルニア州の価格の差についての記事がでたこともあり、取り上げました。
「ダイナミックプライシング=値上げ」と捉えられている方もいらっしゃいますが、多くのチケットで値下げをして単価が下がった一方で全体の収益があがった例をあげさせていただいております。
※一部チケットに関しては値上げになり、値下げと組み合わせて試合全体としての収益最大化をしております。
若干ややこしいですが、需要関数を推定する際のlossの最小化という意味の最適化と、収益を最大化させる意味での最適化があります。
前の発表者である家入さんとかぶってしまったAirbnbの有名な論文です。詳しい解説を書いている方もいらっしゃるのでご興味がある方は検索してみるといいかもしれません。
p8であげたように、チケット業界では競争の割合が他業界と比べると少ないと言えるかもしれません。ただし予算制約や他のレジャーとの競争は存在します。
KDD Cup 3論文の締めくくりです。弊社もチケット代だけでなく関連した支出も考慮したサービスを考えていきます。
ここまで主に他社さんのお話をさせていただきましたが、弊社の事例として個席価格を紹介させていただきました。LT予定のMusic×Analyticsのmeetupでより詳しく解説させていただきます。
ジャンルごとに席の選好の順序が違うなど、色々な発見があり、個人的には非常に興味深いです。(例えば後方が人気の公演など)
フォローアップ記事は以上となります。萩元さん、ありがとうございました!
先述のMusic×Analyticsのmeetupの詳細ページをご紹介しますので、ご興味のある方はぜひご覧ください!
萩元さんは「音楽業界におけるダイナミックプライシングと二次市場」というテーマで登壇します。
また、萩元さんのインタビュー記事も併せてご覧ください!
サービスが概要や事例紹介など詳しい情報は弊社HPをご覧ください!
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