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Beans adworksが手がける「ものづくり」ならではの面白さとは?制作物が完成するまでの全工程をご紹介!

Beans adworksでは、さまざまな業態のクライアントに対し、印刷物やWEB、看板、イベントなど多岐にわたるクリエイティブの制作を行っています。

そこで今回は、飲食店の「メニュー表」が出来上がるまでの工程に密着。どのようなワクワクやドキドキがあるのか、ぜひみなさんも一緒に体感してみてください!

――紹介してくれるのは広告プランナーの西さんです。西さん、よろしくお願いします!

よろしくお願いします!今回は、私が担当する飲食店A店の「メニュー表」制作の流れをご紹介しますね。

Beans adworksの事業の1つに、『おいしいデザイン.com』というサイトの運営があり、飲食店専門のデザイン制作と販促企画を行っています。今回のA店も、当サイト経由でお問い合わせをいただき、メニュー表のコンセプト設計から実際の制作まで当社が一気通貫で携わりました。

 

――なるほど、全工程にワンストップで関われるのは面白そうですね!実際の業務の流れについて教えていただけますか?

大まかに分けると、主に以下の8ステップが挙げられます。

全8つの工程を、大体1か月程度の期間で行います。

 

――それぞれの工程について詳しく教えてください!

はい、では順を追ってご説明しますね。

 

①ヒアリング(ターゲットやメニュー内容のヒアリング)

A店がターゲットとするお客様やお店のコンセプトを踏まえ、メニューのラインナップや撮影したい料理などをヒアリングします。こちらから提案したり、デザインイメージを共有したりと、意見交換をしながらA店に合ったメニュー表のイメージを検討します。

ヒアリングの段階で一番気を付けているのが、クライアントが意図する内容を間違って解釈しないこと。自分が聞く場合も話す場合も、できるだけ先入観をなくしながらコミュニケーションを取ることを意識しています。

 

②企画(仕様やページ構成の企画)

ヒアリング内容をもとに、クライアントやカメラマン、デザイナーとイメージを共有するための資料を作成します。メニューの仕様を考える際は、A店の意向に沿えているかだけでなく、ご予算に合うか、納期に間に合うかなど総合的に検討するよう心がけています。

 

③リストアップ・カメラマンと打ち合わせ

お客様の合意が取れ、方針が固まったらいよいよ撮影の準備に入ります。まずは撮影リストを作成し、カメラマンに共有。カメラマンからも、お店や料理の魅力を引き出すための意見やアドバイスをもらい、A店に共有します。

この段階でポイントとなるのが、しっかりと撮影当日の段取りをイメージしておくこと。カメラマンが撮影に集中できるよう、できるかぎりの準備をするようにしています。

 

④撮影

撮影当日は、撮影が円滑に進むよう私が進行管理を行います。また、料理の盛り付けについて、クライアントから相談をいただくことも多々あります。

A店の撮影の際は、唐揚げの写真を撮るときに、「お皿に敷くのは天紙が良いか、もしくは笹が良いか」といったご相談をいただきました。実際の盛り付けのまま撮影する場合と、撮影用に盛り付けを変更する場合がありますね。

また、お店の主力商品の場合、じっくりと時間をかけて撮影を行うケースもあります。例えば、いくつかのパターンでイメージカットを撮影したり、テレビ番組のように箸で麺を持ち上げているシーンを撮影したりするんです。私がお箸を持つ役を担う場合もあるのですが、変に力が入って手が攣(つ)りそうになったことも……(笑)。


⑤デザイナー打ち合わせ

ラフ案、メニュー一覧、ページ構成、テキストデータなど、作成した資料やデータをもとに社内のデザイナーと打ち合わせを行います。デザイナーが制作を進めるにあたり、認識の齟齬や迷いが生じないよう配慮しながら説明をしています。

 

⑥作成・校正

デザイナーから上がってきたデザイン案を、「誤植がないか」「クライアントの意向は反映されているか」「メニュー表を見るお客様に誤解なく伝わるか」などの観点から確認します。そのうえで、必要であればデザイナーに修正を依頼します。

ちなみに、デザインの初校をチェックする瞬間が、私にとって一番楽しい時間です!自分が描いたラフや構成案がどんなデザインで上がってくるか、いつもワクワクするんですよ。


⑦クライアントチェック

修正を反映した初稿をクライアントに共有し、ご意見をいただきます。そのうえで何度か修正を行いますが、大切なのは「修正の意図を理解すること」です。

例えば、A店からは初回の修正の際に「文字をもっと大きくしてほしい」との要望をいただきました。そこで私が確認したのは、「目立たせたい」のか「読みにくかった」のか、もしくは他の理由があるのかなどです。クライアントの意図を理解することで、修正の方法が変わってくるケースもありますね。

また、修正回数は案件によってまちまちですが、A店の案件では4〜5回クライアントやデザイナーとやりとりをしました。修正指示を行う際は、手書き校正紙もしくはPDFデータで共有をしています。余談ですが、入社した当初は校正紙の指示の書き方に慣れず、デザイナーにも迷惑をかけてしまったことを覚えています。

 

⑧納品

すべての修正を反映し、クライアントのGOサインが出たら、ついに納品です!成果物をクライアントに届ける際は、嬉しい反面、本当にご満足いただけるか不安な気持ちもあります。納品した際のクライアントの一言目は、経験を重ねた今でもドキドキしますね。

もちろん、クライアントからの感謝の言葉にもやりがいを感じますが、一番嬉しいのは、納品時に次のお仕事のご相談をいただいたときです。実物の納品物を見て、クオリティにご満足いただけたことを実感できるからです。

ちなみに、A店からは「店頭A型看板用ポスター」のご依頼を追加でいただくことができました!メニュー表のデザインへの評価だけでなく、撮影した写真を用いてよりお客様の目を惹く店頭看板を作りたいと思ってくださったようです。クライアントのニーズに応えつづけながら、新たな提案ができる面白さが当社の「ものづくり」の魅力ですね。


――詳しい説明をありがとうございました!


さいごに

最後までご覧いただきありがとうございました。

Beans adworksでは、クライアントにとって「よきパートナー」になるべく、自分たちの能力を120%発揮しクライアントの要望に応えつづけることを目指しています。

興味を持ってくださった方は、ぜひ一度カジュアルにお話ししましょう!


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