株式会社Skyfallの採用広報です!
今回は、“7期総合MVP”に選ばれた、アカウント第2本部グローバルアカウントコンサル2局で局長代理として活躍する水口彩音さんにインタビューしました。
・営業で意識していること
・海外営業のやりがいと面白さ
・Skyfallで活躍する社員の共通点 など
■プロフィール
水口彩音
2021年4月に大学を卒業後、同年9月にSkyfallに入社。現在は主に英語圏・中国語圏の既存広告主のコンサルティング並びに新規広告主の開拓、チームのマネジメントを担当。2022年に社内最年少で初めて“半期総合MVP”を獲得し、これまで社内最多の4度選出。そして、2024年に“7期総合MVP”に選出される。
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就活の軸は「語学力」と「自分自身が誇りを持てるサービスか」
ー現在の担当業務やポジションについて教えてください。
水口:アカウント第2本部グローバルアカウントコンサル2局に所属しています。主な業務は、英語圏や中国語圏の広告主さま向けの広告運用・コンサルティング、そして中華圏を中心とした海外広告主の新規開拓です。中国語や英語を使う機会が多く、語学力を活かしながら仕事を進めています。
また、今年の10月からは局長代理に就任しました。中国出身の社員を中心とした人材育成や、新卒社員のマネジメント業務も担当しています。責任感も一段と増し、次のMVP社員を育てたいという思いが日に日に強くなっています。
ー中華圏の新規営業と既存営業についてより具体的に教えてください。
水口:新規営業では、主にゲーム業界の企業さまを担当することが多いです。日本市場での認知度を高めたいというニーズを持つクライアントが多く、その期待に応える形で支援を行っています。一方で、既存営業ではお客さまの満足度向上を目指したサポートが主な業務です。具体的には、クライアントさまの課題を解決しながら、会社の売上をしっかりと伸ばしていくことが求められるので、クライアントから「お願いしてよかった」と直接感謝の言葉をいただける瞬間はとてもやりがいがあります。そのたびに、自分の成長意欲がかきたてられます。
ー学生時代から就職活動について教えてください。
水口:大学は國學院大學文学部日本文学科です。平安時代の日本文学を専門に研究していました。当時は、卒業後、中国の大学院に進学する予定でしたが、コロナの影響で入学が難しくなりました。そのため、卒業後に既卒として就職活動を始めました。
ー既卒での就職活動はいかがでしたか?
水口:正直なところ簡単ではありませんでした。特に最初は書類選考がなかなか通らず、くじけそうになったことを今でも覚えています。そのため、エージェントを活用してサポートを受けながら進めていました。
ー水口さんの就活の軸について教えてください。
水口:私の就職活動の軸は2つです。1つ目は、強みである英語や中国語を活かせる環境で働けること。これまでに培った語学力を仕事に活かし、自分らしいキャリアを築きたいと思っていました。
2つ目は、自分が納得できて、誇りを持てるサービスを提供している企業であることです。自分が良いと思っているサービスや商品でないと、営業の際に売れるものも売れなくなってしまいます。自身が信じられる自社サービスを通して、クライアントに価値を提供する。
この2つの軸に合致する企業で働きたいと考え、就職活動を進めていました。
会社の売上の主軸を担う海外営業。そこに私にしかできない仕事がある。
ーSkyfallに入社したきっかけを教えてください。
水口:先ほどお話ししたように、「就活の軸にマッチした環境」だったからです。Skyfallは多くの海外企業様と取引があり、自分の語学力という強みを活かして会社に貢献できそうだと感じました。
特に魅力を感じたのは、主力サービスである『SKYFLAG』の仕組みです。従来の広告サービスとは異なり、成果地点に到達した場合にのみ費用が発生するという透明性の高いモデルは、質の高いユーザーの獲得を可能にしています。ユーザー・メディア・広告主のすべてにとって、win-winの関係が実現されているので、自分も誇りを持って提案できるサービスだと感じました。
ーSkyfallのイメージは入社後に変わりましたか?
水口:大きなギャップはありませんでした。というのも、面接時に対応してくださった現取締役副社長の田谷野さんや執行役員の池田さんが営業出身ということもあり、営業の難しさについてリアルなお話を聞けたからです。
ただ、私が入社した頃のSkyfallは、現在のように200名規模の会社ではなく、社員数が40名ほど。海外営業チームも私を含めて3名しかおらず、業務量が多くて非常に慌ただしい毎日でした。その分、身近でハイレベルな環境で鍛えられたので、今ではとても感謝しています。
ーもちろん未経験としての入社。スタートで特に大変だったことを教えてください。
水口:始めはとにかく業界用語を覚えることに必死でした。入社して3日目から上司とのロープレテストがあり、それまでに営業トークや専門用語を頭に叩き込む必要があったからです。その後は、覚えるためには実践が一番の経験になるので、上司に同行して営業トークをひたすら聞いたり、資料を読み込んで必死にキャッチアップしたりしました。Skyfallには広告業界で活躍してきた営業のプロフェッショナルが多く在籍しているため、間近で高いレベルの営業を学べたのはとても貴重な経験でした。
ー初期の海外営業はどのような難しさがありましたか?
水口:最も苦労したのは、ビジネスレベルの英語や中国語でのコミュニケーションでした。海外のクライアントは日本語が話せない方が多いため、言語だけでなく文化的な背景や価値観の違いも理解しなければ、要望を的確に捉えることができません。
最初はクライアントの意図が分からないこともありましたが、「言語が使えるだけでは足りない」という現実に早い段階で気付けたことは、今振り返ると非常に大きな学びだったと思います。
ー水口さんが思う海外の企業の特徴について教えてください。
水口:海外の企業は、「良いものにはしっかり投資をする」という考え方が徹底されています。一方で、期待した効果が得られない場合は契約をすぐに打ち切るなど、非常にシンプルで合理的です。
そのため、私たちもクライアントに対して「目に見える効果」を示すことが求められます。良い結果を出せたときの信頼関係の構築は大きなやりがいにつながりますが、期待に応えられない場合は厳しい状況になることもあります。その分、真剣に仕事に向き合う責任感が鍛えられますね。
ー今のポジションのやりがいや面白さを教えてください。
水口:会社全体の売上の主軸を担う海外営業を担当していることに、非常に大きなやりがいを感じています。特に、自分にしかできないと感じられる仕事内容を任されていることがモチベーションに大きくつながっています。
また、クライアントさまの課題を解決し、満足度を高めることができたときの達成感は何ものにも代えがたいものがあります。自分自身の成長意欲がさらに高まりますし、任される仕事内容が次々に変化するため、新しいことに挑戦し続けられる面白さが魅力です。
自ら企画した中国出張。ゼロからイチを生み出す醍醐味。
ー今年の3月に水口さんが企画された中国出張について教えてください。
水口:2023年7月、中国最大規模のゲームショウに初めて参加しました。その後、2024年3月には新規および既存クライアントへの営業活動を目的に、上司と共に再び中国へ出張しました。今回の出張の主な目的は、これまでオンラインでのやり取りが中心だった中国のクライアントと直接対面し、より深いコミュニケーションを図ることでした。
3月の中国出張では、合計14社のクライアントを訪問しました。対面での打ち合わせを通じて、オンラインでは伝わりにくい相手のニュアンスや熱意を直接肌で感じることができたので、大変貴重な機会となりました。また、取引のない企業も数社訪問し、『SKYFLAG』を提案することができました。この出張で、既存の広告主との信頼関係をこれまで以上に強化できたと感じると同時に、新規の広告主とも新たな関係を築く一歩を踏み出せたと実感しています。
ー7月にも再度中国出張をされていますね。この経験が通期MVP獲得の後押しとなったのでしょうか?
水口:間違いなく後押しになりました!この出張での成果が今年の売上に大きく貢献できたと思っています。特に訪問営業の効果を目の当たりにし、0から1を生み出すことの喜びを実感しました。具体的には、新規クライアントとの契約が複数成立し、会社の売上に直結する成果を出せたことです。今後さらに訪問営業を強化していくべきだと感じたため、今後は、アジア全体での営業地域の拡大を視野に入れており、特に2度目の中国広州地域への営業訪問を計画中です。
ー水口さんが営業で特に意識されていることはなんですか?
水口:意識していることは大きく2点あります。1つ目は、無駄を省いた説明をすることです。クライアント様の時間を無駄にしないためにも、話の要点を簡潔に伝えるよう心掛けています。特に海外営業では、言語や文化の違いもあるため、明確で分かりやすいコミュニケーションが求められます。
2つ目は、クライアント様が求めていることを徹底的に追求することです。ただ要望を聞くだけでなく、本質を掘り下げて理解し、その期待を超える提案を目指しています。そのために、クライアント様のビジネスや市場動向を深く調査し、より具体的な解決策を提示するよう努めています。
ーどれくらいの言語力があるとSkyfallで活躍できますか?
水口:具体的な目安として、以下の基準を指標としています。
- 英語:TOEICスコア810~820点程度。特に、テキストでのやり取りや、商談でのスピーチ力が必要です。
- 中国語:HSK 5級(250~270点)または6級(180点以上)が基準です。こちらも英語と同様、書く力と話す力のバランスが求められます。
- 日本語(海外の方の場合):日本語能力試験N1の資格が必要です。社内でのコミュニケーションは日本語のため、高い日本語能力が求められます。
語学スキルも重要ですが、相手の文化や価値観を理解し、信頼を築く力も大切です。そのため、言語力だけでなく、異文化理解の姿勢や柔軟なコミュニケーション能力も必要になると思います。
Skyfallは、努力を惜しまない社員たちが集う場所。
ーSkyfallの営業として活躍する社員の特徴を教えてください。
水口:Skyfallには、素直でやる気に満ち溢れ、主体的に且つ自責心をもって行動する社員が多く在籍しています。特に、営業職で活躍する社員にはいくつか共通した特徴があると思います。
まず、目標達成意識が強いことです。自分の目標だけでなく、チームや会社全体の目標達成に向けて努力を惜しまない姿勢。また、日常的な業務では、報・連・相(報告・連絡・相談)の徹底や挨拶など、社会人としての基本的な行動をしっかりを行えることが大切です。
さらには、強いメンタルとポジティブな考え方も重要になってきます。営業は成果が求められる職種なので、壁にぶつかることも多いですが、それを乗り越えて前向きに挑戦できる人が成功しやすいと感じます。
また、Skyfallでは異業種から転職してきた社員も多く活躍しています。その背景には、自己成長を追求し、自分の市場価値を積極的に高めようとする姿勢があると思います。
組織全体がこのような社員に囲まれていることがSkyfallの強みと言えるのではないでしょうか。
ー最後に今後、一緒に働くことになるかもしれない方々へ一言お願いします!
水口:最初はできないことがたくさんあると思います。しかし、謙虚な姿勢で自分なりに努力を重ね、「今、自分が何をすべきか」「与えられたことをきちんとできているか」を常に振り返りながら日々仕事に取り組むことが大切です。一見当たり前のように思えることですが、毎日同じ気持ちで真摯に仕事に向き合えるかどうかが、後に評価されるか否かを大きく左右するのではないかと考えています。
私が所属している営業職は、特別なスキルが必要というわけではありません。素直な気持ちで先輩社員の教えをしっかりと吸収し、それを自分のものにするため愚直に努力を重ねる。そして、自ら考え、行動し、成果を出し続けられる人が、最終的にMVPという表彰台に立つことができます。この会社では、新卒のうちから挑戦の機会が数多く与えられます。ぜひ積極的に挑戦し、大きく成長していきましょう!