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<前編>キャリアの汎用性が高いリサーチ職。その魅力と必要なマインドセットとは

株式会社Skyfallの採用担当です!

今回は、Skyfallリサーチデザイン本部・本部長の野口 宗矩さんとリサーチコンサルティング本部・本部長の何 勇君さんにインタビューしました。

  • リサーチデザインとリサーチコンサルティングの業務内容
  • それぞれの違い
  • リサーチ職の面白さ

Skyfallのリサーチ職であるリサーチデザインとリサーチコンサルティングについて、理解が深まる記事になっています。ぜひ最後までご覧ください!

■プロフィール

何 勇君


中国貴州省出身。 高校卒業後来日、同志社大学、千葉大学を卒業後、人材会社エン・ジャパン株式会社入社。 その後、マーケティングリサーチ会社2社を経て、2022年3月に結果の代表性を重要視したリサーチ会社、DataLab株式会社を野口と一緒に創立。 M&Aという形で2024年4月より株式会社Skyfallにジョインし、リサーチコンサルティング本部 本部長 執行役員待遇に就任。

野口 宗矩


他業界を経て2015年から総合調査会社にてリサーチャーとしてマーケティングリサーチ業に従事。 マーケティング支援会社で更に経験を積み、2022年DataLab株式会社を起業。代表の一人。リサーチャー組織を構築し、多くの企業の課題解決・戦略決定を支援。M&Aにより2024年4月より株式会社Skyfallにジョインし、リサーチデザイン本部 本部長 執行役員待遇に就任。 新規リサーチ事業の立ち上げに従事。

・・・

2種類のリサーチ職

ーリサーチデザインとリサーチコンサルティングの業務内容について教えてください。

野口:弊社がやっているのは、一般的には「マーケティングリサーチ」と呼ばれる業界のお仕事です。

マーケティングリサーチでは、メーカーや広告代理店、コンサル会社など、事業を進めて発展させたいという想いを持っていたり、プロダクトやサービスを改善しようとしていたりと、事業の意思決定のためにリサーチデータを必要としている人たちをお客様としています。

そのお客様に対して我々ができるのは、アンケートやインタビューを通して必要なデータを取得し、分析すること。その際、リサーチコンサルティングとリサーチデザインではお客様のサポートの仕方が少し違うので、実際の業務の流れに沿って説明したいと思います。

まず初めに行うのが、お客様の現状・ステータスや抱えている課題のヒアリング。そして、その課題解決のためにはどんなアプローチで、どんな調査をすれば良いかを一緒にお話しさせていただきます。その後、具体的な調査企画のご提案をするのですが、そこまでの仕事がリサーチコンサルティングの担当です。

お客様の持っている課題感が、「まだサービスが知られていない」なのか、「知ってもらっているのに使われてない」なのか、「使ってもらっているが、もっと単価を上げたい」なのかによって必要な調査が大きく変わります。なので、最初のヒアリングはとても大切です。

それから実際に調査を進めると決まったら、リサーチデザインの領域に入ってきます。リサーチデザインは、一般的にはリサーチャーと呼ばれている専門職。具体的にどんな人に、どんなことを、どれくらいの期間でデータを取得するのかといったより専門的な内容を考え、先方と擦り合わせをした上で、調査するまでを担います。

弊社の場合、調査を実施したら案件が終了というわけではなく、集計や分析をして、部分的に統計学の知識なども使いながら、お客様にアウトプット結果をお戻しするまでの過程を大事にしています。そこまでがリサーチデザインの主な仕事です。

リサーチデータをお渡しした後は、当然そのデータを読み解き、次の施策に活かしていくことが重要です。弊社はそこまでセットでサービスとしてご提供しているのですが、そういったコンサルの領域は、リサーチコンサルティングの担当になっています。

リサーチの専門性か、営業・コンサル力か

ーリサーチデザインとリサーチコンサルティングの違いを、もう少し具体的にお伺いしてもよろしいですか?

野口:

両方とも「マーケティングリサーチ」に携わるという部分は共通しているのですが、お客様と触れ合うタイミングと実務内容が違うんです。 

リサーチコンサルティングは、弊社のサービスを営業したり、お客様へヒアリングをしたりする部分を重視しており、追っていくKPIは売り上げや顧客との商談数になっています。

サービスをお届けするため、ある一定のリサーチの知識は必要ですが、どちらかと言うとお客様の事業を理解し、どこに課題感があるのかといったマーケティングの話をしていくことが多いです。

一方、専門的な知識を持ってリサーチを形にしていくのがリサーチデザイン。弊社では「リサーチデザイナー」と呼んでいます。調査の形を作って、アンケートを実施し、集計・分析をしてレポートを作成するのが、メインの業務です。

何:

リサーチコンサルティングは名前の通り、コンサルタントに比較的近い職種になってくるのかなと思います。コンサルタントというと、お客様の事業をしっかり理解し、様々な情報をインプットしながらソリューションを提供するという、ビジネス課題を解決する力が求められる仕事です。

その点はリサーチコンサルティングにも必要なのですが、一般的なコンサルトと比べると範囲が限定されるんですよね。消費者リサーチに関わる部分のコンサルに限定されるので、働くうちに専門性が高まってきます。

統計的な知識や各種データを分析する力、そういった専門性を高めていくのがリサーチデザイナー。一方、営業的なセールス力も必要になってくるのが、リサーチコンサルタントです。



リサーチ職の面白さ

ーSkyfallでリサーチ職に携わることの面白さや醍醐味は、どういったところに感じていますか?

野口:

まず、様々な企業とお付き合いできることに面白さを感じます。弊社の場合、化粧品の商材を扱ったり、金融商品を扱ったり……幅広い商材を扱うことができます。それはつまり、世の中にある様々な会社のマーケティング施策に携われるということだと思っています。

さらに、事業課題の解決や事業拡大に向けたお手伝いをしていくので、実際にそれが形になって目に見えたときは達成感があります。

たとえば、お客様の商品のパッケージとしてA案とB案があったとき、弊社のリサーチ結果をもとにどちらを採用するかが決まる。それが世の中に出たときは、「企業や社会、そして一般ユーザーに影響を与えるような仕事をしているんだ」と嬉しくなります。

他にも商品開発のお手伝いでは、エンドユーザーのニーズを吸い上げて、お客様にお伝えするのが我々の仕事。それによってサービスの質が高まっていくと、事業拡大の先にあるエンドユーザーの満足にまで寄与できる。

大袈裟かもしれませんが、多くの人の幸せに関わることができて、社会全体の幸福度にも寄与できる可能性がある点に、面白みを感じています。

ー目の前のお客様の満足だけでなく、その先のエンドユーザーにも影響のあるお仕事なんですね。何さんはどんな面白さを感じていますか?

何:

リサーチは、マーケティング領域の一部分ですが、その中でも上流工程に位置しているんです。戦略を立てたり、お客様と一緒にサービスを作り上げたりと、上流工程の仕事がしたい人には向いていると思いますし、私はそこに面白さを感じています。

お客様の新規事業に最初のアイデアベースから携わり、アイデアの検証からコンセプトの検証を経て、実際に作ったサービスをユーザーに試してもらって感想をもらったり……。その後のPRまで、ゼロから事業を作る過程の各段階でサポートさせてもらうので、「先方と一緒に作っている」という感覚はすごくあります。

また、私たちが一緒にお仕事するのは、ストラテジープランナーやマーケター、ブランドマネージャーなど、事業推進を図る上で重要な部署の方々。プロフェッショナルな人と一緒に、リサーチのプロとして切磋琢磨し、お客様とともに成長していけるのは本当に面白いです。

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リサーチデザインとリサーチコンサルティング。リサーチの専門性を追求したいのか、お客様と深く関わりたいのかで、向いている職種が変わってきそうです。

後半では、以下の内容をお届けします。

  • リサーチ職に向いている人
  • 今後のビジョン
  • 今、入社することのメリット

リサーチ職として働くイメージが湧く記事となっています。ぜひ後編もご覧ください!

【社員インタビュー】キャリアの汎用性が高いリサーチ職。その魅力と必要なマインドセットとは<後編> | 株式会社Skyfall
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