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教育担当者が見る”伸び代”を活かせる人

大学時代に動画編集用PCを自作してから本格的にITに興味を持ち、通算10年近くSEをやっています。
転職回数は3回で、営業→SE→雑誌編集→ソシアスと遷移して、社歴8年目になろうかという所です。
ですが、まだまだ日々学ぶことは多く、良くも悪くも飽きることのない業界だなと思っています。

私が教育担当として初めて携わったのは2019年で、教育に携わって3年目となります。
実際には教育専任ではなく受託案件を回しながらになりますが、インターンシップ、新人研修、部下教育など、様々な方面で様々な方々に講師という立場で関わってきました。
エンジニアとしても教育者としても、正直まだまだだと思う所ばかりですが、今回は私の教育人生の中で感じた”エンジニアとして伸び代を活かせる人”について書いてみようと思います。


好奇心は何よりの起爆剤!

よく部下に「1日1時間でも30分でもいいから机に向かう時間を作るんだよ」とアドバイスしています。社会人として日々学習を継続することは大切なのですが、実際にはなかなか難しいものです。
難しい理由としては元々勉強が苦手という人もいますが、”継続”と”連続”の区別が付いていないことが多いです。”継続”と”連続”の違いについては長くなるので、また別の機会に…。

ITの世界は日進月歩のため、学ぶことが多いです。言い換えれば、学ぶことで自身の武器を多方面に展開することができます。反面、学ぶことが停滞してしまうと、あっという間に置いていかれます。
実際に”できる”人物の中には学習を継続できる人もいますが、学習を継続することが得意な人や抵抗のない人は少ないです。
ソシアスに入社してきた人も、残念ながら学習習慣のある人物の方が少数派です。しかしながら、そのようなメンバーの中にもぐんぐん成長している人が多々存在しています。
その人たちに共通することが”好奇心”です。

実務や勉強会などでの質問量はもちろん、日常的に”何故”という気持ちを持っており、そこから”調べる”というアクションにつなげています。
調べることが得意でも、調べるきっかけがなければ行動につながりません。そのため、日頃から様々な方面にアンテナを張ることはエンジニアとしてとても重要なポイントとなります。


学びの基礎は予習と復習!

教育を行う中で、予習や復習をしている人とそうでない人は案外わかります。
人の記憶は学習後30分で半分に、24時間経つと3分の1になると言われています。詳細については「エビングハウスの忘却曲線」を調べてみてください。

仕事においても言えることですが、業務に就く前には1日のタスクを整理して優先順位を決めたうえで仕事を開始すると思います。また業後には1日の進捗を確認し、翌日に備えます。

予習は学ぶうえで、全体の流れを把握する重要な工程です。
また復習は学んだ内容の理解度を確認する重要な工程です。

予習をして、何を学ぶのかだけでも理解できていれば、そのテーマの詳細を集中して吸収することができます。
予習ができていなければ、そのテーマと概要を理解する所から始めなければなりません。

復習をすれば、自身の理解度を確認して、分かっていない部分は学習を重ね、質問につなげられます。
復習をしなければ、何を理解して何を理解していないのかを確認できないままです。

多くの人は「予習復習は大事だ」と教わったことがあると思いますが、上記のような真意をきちんと教えられた人は少ないかもしれません。
学ぶことは脳の運動です。運動前後のウォーミングアップとクールダウンが重要なように、学習前後の予習復習も重要ですので、これまでできていなかったなという人は再度意識付けをしてみてください。


最後は人!

システムエンジニア、特にインフラエンジニアは人と接することが意外と多い職業です。
一般的には1日中パソコンに向かって、黒い画面に白文字を打ち込んで…というIT業界のイメージがあると思いますが、実際には手を動かすよりも、口を動かす時間の方が長いです。
そのためコミュニケーション能力の比重がどうしても大きくなります。

業務に必要となるコミュニケーション能力は業務を通して理解、吸収していけば良いのですが、話しかけられやすいキャラクター性や会話中の言葉選びなどは、日頃から意識する必要があります。ですがコミュニケーション能力は、座学による修得が難しく、場数を踏むことが重要です。

ソシアスは社内イベントが活発で、コロナ禍でもオンラインイベントなど工夫を凝らしてメンバー同士の交流を図っています。もちろん現場が忙しいメンバーは参加が難しいこともありますが、平日にも関わらず毎回数十名が参加しています。
オンラインは対面での交流に比べると、どうしてもやりづらい場面もありますが、メンバー同士楽しみながらコミュニケーションを取っています。

ソシアスの“壁を作らない”という社風もあり、入社当初はあまり会話が得意でなかったメンバーも次第に会話が上達し、それに伴い現場での評価が上がったケースはいくつもあります。
特に世代の違う人との会話は自身の幅を大きく広げてくれます。現在はコロナ禍からコミュニケーションの場を見つけることは困難ですが、インターネットやSNSなどを上手く活用することで、自身の成長につなげられると思います。


”エンジニアとして伸び代を活かせる人”ということでつらつらと書かせていただきましたが、それほどたいしたことは書いていないと思います。
つまりちょっとした行動や考え方を変えることで、自身の伸び代を活かすことができます。

”伸び代”は誰もが持ち合わせている素質です。その素質を活かすも殺すも自分次第です。
ソシアスではそれらの伸び代を活かしきるための制度や教育に、会社をあげて取り組んでいます。
初めは不安も多いと思いますが、その不安を1人で抱える必要はありません。
組織というものはそういうものです。

これからの人生、自身とソシアスと共に伸び代を伸ばし活かしていきませんか?

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