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【代表 熊崎 ✖️ 役員 上田 対談インタビュー】学生起業した2人が創業の想いを語る

初めに

皆さんこんにちは。
MakeCultureの加古です!
今回はMakeCulture代表の熊崎と役員の上田の対談インタビューをお届けします!

学生起業だからこそ感じている日本の将来や創業の想いをたっぷり語っていきます。
学生の方はもちろん社会人の方にもぜひ一度読んで頂きたい面白い話が盛りだくさんです!

ぜひお楽しみください!!

自己紹介

加古
まずは、自己紹介をお願いします。

上田
じゃあ自分から。
株式会社Make Culture(以下、MC)取締役の上田 光心です。
インタビュー動画が初めてなので、少し緊張しています(笑)。

自己紹介ということで、現在は慶應義塾大学に通いながら、取締役として活動しています。MCにジョインした経緯としては、人材系の会社にて長期インターンシップをしている中で人材や学生の可能性に惹かれ、自分で何かやりたいなと思い、MCを起業しました。

加古
ありがとうございます!
続いて熊崎の方から自己紹介をお願いします。

熊崎
はい。
代表取締役を務めている熊崎  友です。

経歴としては、高校時代から軽いビジネスを経験しながら、コンサルティングなどを行っていました。
大学に入ってからは、HR業界を中心にさまざまな仕事を経験するなかで、伸ばしていかなければいけないところを見つけて、MCを起業しました。

Make Cultureを起業するまでの経緯は?

加古
ありがとうございます。

自己紹介の中で軽くお話されていたとは思うのですが、起業の経緯についてより詳しくお聞きしたいなと思っています。
なぜ、起業する決断に至ったのか。どんな大学生活を送っていたのか。具体的に教えてもらえると嬉しいです。

熊崎
上田くんの場合は、元々、塾バイトをやっていたんだよね?
そこから危機感を感じて、長期インターンをはじめたみたいな...?

上田
そうですね、塾講師のバイトをしていました。
当時はとにかくお金がほしくて暇があればひたすら。
結構頑張っていたのでありがたいことにリーダーに昇給することになったんだけど、給与アップの金額がたったの15円!「あれ?」って思ったよね(笑)。

そのタイミングでちょうどシカゴに行って、シカゴ大学の学生が大学生のうちからビジネスの世界に入ってキラキラしていたのも見てきたから、「このままでいいのか?」と危機感を持つことになって...。
そこで、コロナ期間で時間もあるから長期インターンをやろうと決めました。

熊崎
なるほど、なるほど。

上田
そうしたら、長期インターン先に同い年なのに「私、ビジネスのプロですけど?」みたいな顔をしている大学生(熊崎)がいて、「なんだコイツは...?」と思ったよね(笑)。どこからビジネスに入ったの?

熊崎
そんな顔してたかな(笑)。
ビジネスに入ったというより、やりたいことの延長線上を常に走っているという感覚だね。市場をつくることが自分のやりたいことで、それを前提に選択を続けていたら起業してココにいました。

上田
なるほどね。
あまりみんなに話していないけど、MCを起業する前から、事業自体は熊崎と一緒にやっていたんだよね。それを起業と呼ぶかはわからないけど、今と同じで、楽しそうだなという想いを優先してとにかくやりたいことをやっていた。

当時と今の違いは、会社として本気でやっているのか、大学生レベルのスモールビジネスとしてやっているのか、という規模の違いがあるだけ。ずっと、ワクワクを追求してやりたいことをやってきたという本質は変わっていないかな。

熊崎
上田との出会いでもある長期インターン先の会社では、メイン事業として中途採用のご支援をしていて、1年以上はたらいた結果、HR業界に対する知見がかなり高まりました。
ただ、HR業界を見ていく中で学生が戦うフィールドが狭いなと思い、「人材 × 学生」について考る中で、新卒採用を変えるべきだということを話していました。

新卒採用は高度経済成長からまったくカタチが変わっていなかったので、それはおかしいじゃん、と。ある意味、若気の至りですね(笑)。

上田
確かにそうだね(笑)。
長く生きてきた人たちからすると「何だ、この若者は」と思われているのかもしれないけど、ワクワクを追求する大学生だからこそ、すでにあるものを踏襲しても面白くないと思ってる。だから、何か新しいものを生み出そうとしないと、僕らがやる意味ってのはないと思うんだよね。

なぜ新卒採用を疑い、ミッションを掲げるまでにつながったのか?

加古
新卒採用が変わっていないことに対しておかしいと感じる感覚は、他の学生だとあまり感じない感覚だと思うんですよね。なぜ、その感覚からミッションにまで掲げるようになったのか。詳しい背景があれば教えてください。

上田
実体験があるからそこから話そうかな。
まず前提として長期インターンで1年半はたらいて、ビジネスって楽しいなと思ったんだよね。でも、同時期に就活をしている中でせっかくビジネスの経験積んでるのに新卒一括採用でリセットされることに違和感を感じて、「1年半のビジネス経験って何だったんだろう?」とモヤモヤしてた。今積み上げてる経験を止めることなく、そのまま走っていたいと思ったんだよね。

こうした僕みたいな想いと新卒の一括採用という制度は相性が悪いなと。新卒一括採用が必ずしも悪いわけではないから、もっと選択肢があってもいいのになって思ってたな。

熊崎
そうだね...。
新卒の採用方法は多岐にわたるべきだと思う。最近はスカウトや媒体、SNSを使った方法など、選択肢が増えているのは良いと思う一方で、ただ入口が変わっているだけという見方もある。
令和の時代では、留学や長期インターンをする人も増えて、バックグラウンドが広くなったにも関わらず、新卒一括採用でキュッとまとまってしまうのがもったいないなと感じる。

上田
うんうん。

熊崎
でも、特に大手とかはキュッとまとめる採用が重要。
一方で、幹部候補生を採用したいときは、キュッとするよりも、その子の今までの経験や個性を活かした採用は絶対に必要だと思う。一部ではジョブ型採用みたいなこともしているけどもっと公式的にやっていきたい、というのが表向きのキレイな意見だね。

本音としては、自分も使いたいなと思えるサービスだからだということ。自分の視点で考えたときに「新卒1年目で資料作成をして...無理だな」という考えがぶっちゃけあった(笑)。

上田
この形式の採用はダメというのは基本ありえないから、いろんなカタチがあればいいって話だよね。時代に合わせて変えていくべきで、戦前からの新卒一括採用1本の歴史は「ちょっと長すぎるかな」という考えはあるよね(笑)。そろそろ、いろんな融合があってもいいかなと。

長期的にどのような姿を目指しているのか?

加古
ミッションを叶えて「学生転職」を循環させたときに、社会ではどんな影響があるのか。長期的にみると、どのような姿を目指しているのか、教えていただけると嬉しいです。

熊崎
じゃあ、ここは私からいかせていただきます。

上田
どうぞ!

熊崎
今の新卒採用は、某R社が創り上げたものだと思います。その某R社が発信する媒体によって、企業のランキング化がなされました。おすすめ企業ランキング、就活偏差値などが出たことによって、「1位の企業に入社したい」という日本の学生が増加しました。結果、学歴的にも人間的にも優秀な人が、トップ企業に入りがちである現状に課題を感じています。

日本のベンチャー企業からすると、学生が振り向いてくれないという悩みは多いのかなと。弊社の「学生転職」というサービスは、そこを一番解決できて、日本の人材効率を改善するいいサービスになると思っています。ベンチャー企業がこれからグロースする際のご支援を、人というカタチでMCが担うことで、日本におけるベンチャー企業の発展に寄与できると考えています。

上田
某R社のポジティブなところでいうと、情報をより広く、より早く届けているという意味合いでは、本当にいいことだと思っている。ただ、その情報の中にランキングなどの階層構造を作ってしまうのは、良くないと思う。トップの会社が良くて、そうではない会社は良くないという単純な比較になってしまう。ベンチャー企業が大企業よりも優れていないのかというと、全くもってそうではない。

もっと広義の話でいえば、日本は先進国としてまだまだ新しい事業が生まれていく国だと思うので、能力的にも人間的にも優秀な人が広く分散する社会であってほしい。そのほうが、面白いものが生まれてくると思う。そのためにも、MCは人に最も可能性を抱いているし、その可能性を広げていく会社でありたいかな。

やりたいことと、いまのサービスとの繋がりは?



加古
先ほど、熊崎さんはやりたいことから派生して起業したと言っていましたが、今のサービスはやりたいこととどのように繋がっているのか。そして、どんな未来を描いているのか。その繋がりの部分をよりお聞きできると嬉しいです。

熊崎
相当、むずかしい質問ですね。

加古
(笑)。

熊崎
そもそも、ワクワクすることをやりたいという軸がある。
じゃあワクワクすることは何かというと、「大きいことしたい × ビジネス = 市場を創る」。市場を創ると一口に言っても、いろんなカタチがあるとは思うんだけど、よりインパクトのある市場創生をしたいとは思っている。

そこで、いまの自分が戦えるフィールドを考えたときに、「HR × 学生」が強みとしてあった。では現状、そこにある”負”は何かというと、新卒一括採用。だから、新卒市場を変えていこうよというのがMCでまずやりたいところ。
ワクワクする将来像でいうと、採用の『ダイバーシティ化』だと思っている。マイナビやリクナビを使ったり、OfferBoxのスカウトを使ったり、SNSを使ったりするのは重要。その選択肢のなかの1つとして、「学生転職」という、ビジネスに特化した学生がキャリアアップが望める入口はあったほうが公平だと思う。

なので、いま目指している未来は、第N番目の新しい採用のカタチをつくって、学歴ではない経験・努力を積み重ねた人が活躍できる採用をつくっていきたい。長期的には、社名のとおり次から次へと市場を壊して、新しいものを創造していくことがやりたい。

上田
そうだね。
結局、「文化の創造」が社名にもなっているし、大きな意味での目標。採用領域については、すぐに解決するべきところだし、我々ができるところでもある。どこまでAIが発達しても、人間がつくる世界で、人間の価値は下がらないはず。だから、採用という、ビジネスと人を結びつける重要なターニングポイントのなかで、選択肢が多いことはあるべき姿だと思う。

でもこの先、「何の会社なんですか?」と聞かれたら、「文化を創る会社ですよ」と答え続けたいよね。一つの文化を創り上げた先に、また次の文化を創る旅をすればいいんじゃないかというワクワクで、常にやっていますね。

熊崎
ちょっと、最後はくさいですね(笑)。

上田
言うことがなくなっちゃった(笑)。バカみたいな夢かもしれないけど、だからこそ面白いと思います。

加古
今はHR領域の文化創造に挑戦していると思うんですけど、将来的には、どんな文化を創造していきたいですか?ここのコレが気になっているんだよね、みたいな...。現実性を考えずに、何か野望などあれば教えてください。

上田
自分はあえて趣味と絡めた身近な話でいうと、eスポーツは自分の興味がある領域で、そこの可能性はもっと広いと思ってる。自分はゲームが大好きだから、いわゆるアニメの世界のような、仮想現実でプレイできるゲームが生まれてきてくれたらなぁ...。そういったことも文化に成り得ると思う。ビジネスの堅っくるしいものだけが文化だとは思っていないので、ワクワクしそうな未来、新しい文化を創り上げていきたいというのが想いかな。
ビジネス的な観点ではどうなんですか熊崎くん?

熊崎
ビジネス的な観点でいうと、今は技術革新でいろんなものが進化しつつあるわけじゃん。
ただ、逆に進歩が遅れているところも結構ある。変わった方に注目が行きがちだけど、変わっていないもの、遅れているものにこそフォーカスしていきたい。

もっと大きな話で、「このような業界・業種・サービスを変えていきたい」という想いはぶっちゃけあるけど、それはまだナイショ(笑)。今伝えたいこととしては、小さな小さな文化の破壊・創造は毎日あって、1日1個はやろうと思ってる。小さいものを常に動かしていきたい。

上田
確かに、熊崎はおもしろい話を思いつくと、ニタニタしながらホワイトボードでペンを走らせてる。「何かやってるなぁ」と思ったら、ふと何事もなかったように業務へ戻っていく。その度に「あぁ、この話は今やることじゃないんやなぁ」と思ってるよ(笑)。そういう構想は、”いつか変えたい文化リスト”に入っているんだろうね。

2人から見たMake Cultureの独特さとは?

加古
個人的に気になったんですけど、2人から見たMCの独特さって何ですか?

上田
学生起業であることがまず面白さだよね。学生起業自体もまだまだ主流にはなっていないし、MCの場合は学生2人と社会人1人の役員構成になってるから珍しいよね。

熊崎
この役員構成はあんまりないよね。

上田
優秀な実績を持っている社会人の下に、優秀な知見を持った学生が入ってきて...というのはよくある。ただ、うちの場合は学生がトップにいて、その下に社会人がいるから独特だよね(笑)。他にも、メンバーが一人一人がいい意味で変なやつだから、話していて毎分毎秒おもしろい。

熊崎
良い意味で、同じ日が続かないよね(笑)。

他に伝えたいことは?

加古
他に伝えておきたいことがあればお願いします。

上田
うーん。結構長々話してきたので採用的な面で少しだけ。

世の中に全く同じ人はいないから、人が増えれば増えるほど、その人が持つ独特さが会社に落とし込まれていって、よりカオスになっていくと思う。いまの我々にとってはカオス大歓迎だから、「おもしろいヤツ募集」みたいな(笑)。

熊崎
(笑)。

上田
ちょっとでも変わっていて、芯がある人とは一緒に話してみたい。一緒に仕事してみたい。関わり方は無限大だと思うから、そういう人は少しでもMCに興味を持ってくれたら嬉しいなと思います。

最後に

加古
では最後に、全体に向けてお話することはありますか?

上田
自分からは学生に向けて一つだけ。
自分は大学1年生のときに半分引きこもりみたいな生活を送っていたので、まさか1年半で起業するとは思わなかったんですよね。そういった実体験もあって、本当に人の可能性は無限大だと思っているからこそ、MCのHR領域におけるビジネスのおもしろさにハマっています。

行動や挑戦の先におもしろい未来があると思うから、「何をやればいいか分からない」とくすぶっている学生がいれば、迷う前に行動してみてほしいかなと思います。自分のワクワクすることってなんだろうを常に追い求めてほしい。

熊崎
自分からは全体に向けてお話するんですけど、MCは、社名の通り「Make Culture」。文化を創っていく過程で、メンバー1人1人の個性や意見を取り入れ、MCは今まさに爆発している段階だと思う。これからも、どんどん爆発させていきたい。

この先日本がどう変わっていくかなんて誰にも完璧には予想できないけど、変革の小さな一部分にでもMCが関われていたら嬉しいなと思う。今後も自分やMCのワクワクする未来を創り上げていくので、お褒めの言葉、お叱りの言葉どちらも頂戴しながら一緒に歩んでもらえると嬉しいです。

加古
ありがとうございました!

株式会社MakeCultureでは新しい採用の形を創るべく「学生転職」を初め多くのサービスを展開しております。少しでも興味を持って頂いた方はぜひ下記のプレスやHPをご覧いただければ幸いです。

『学生転職について』:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000130983.html
『学転インターンについて』:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000130983.html
『弊社ホームページ』:https://www.makeculture.jp/

また、採用活動も積極的に行なっておりますので興味を持って頂いた方はぜひカジュアルにお話ししましょう。

これからも株式会社MakeCultureをよろしくお願いいたします。


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