ジェトロ・スタートアップ支援課の伊藤です。
おかげさまで、数多くのコンタクトを頂いております。ありがとうございます。
今回は応募に参考になる情報を提供したいと思います。
1.働く環境とマインド・セットについて
現状、日本のスタートアップ企業の約8割が首都圏に集まっていることもあり、ベースとなる勤務地は東京となります。ここをベースにかなりの頻度で国内外出張(海外の方が比率は高いです)していただくことになります。場所はほぼ五大陸全て。長距離移動が苦だと辛いかもしれませんが、様々な国のエコシステムを実感できるので、好きな人にはたまらないと思います。
仕事の方針ですが、スタートアップ企業の目線、考え方に合わせるというのが柱になります。この為、他のジェトロの部署に比べてもハードワークになりがちですし、常に新しいVisionが求められます。その一方で、公的機関という位置付けでもあるので、中央省庁や地方自治体との協調・調整能力も求められます。バックオフィス的な仕事も多々あるので、管理能力があるとスムーズに溶け込めると思います。
2.求められる能力について
語学は道具ですので、必要不可欠です。特にスタートアップの世界は英語が軸になり、且つローカルネットワークに入る為の言語が出来ると一助になるでしょう。(現状、今のチームでは、スペイン語、中国語、ドイツ語、韓国語、ロシア語、シンハラ語、マレー語が話せるスタッフで構成されています)
知識については日々アップデートが必要な仕事になります。どちらかと言うと「過去の経験の切り売り」や「コモディティ化された仕事」は真反対な仕事になるでしょう。今のチームは皆、ゼロから机に向かって、スタートアップ企業の信頼を勝ち得てきていますので、「創意・工夫・努力」が出来る人であれば、バックボーンも関係なく、welcomeです。
業務については効率化を進めています。案件はsalesforceで管理、スタートアップ企業との連絡はMessengerなどを使うことが多いです。打ち合わせはZOOMで行うことが多いので、これらのツールに慣れている人であれば、問題ないかと思います。
3.現状の課題について
大学発のスタートアップなど、日本のスタートアップは研究開発の方面ではピカ一だと思いますが、社内で海外ビジネスに取り組んだ時に営業力が欠損している例が多くあるように感じられます。ジェトロはハンズオンでこの課題にスタートアップ企業と共に取り組んでいます。
一緒に問題を解決し、スタートアップ企業のグロースに貢献する仲間を募集しています。