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創業ヒストリー。IT×人事「ジンジニア」として採用コンサルティングに懸ける想いとは

今回はWamii代表である伊藤へのインタビュー記事をお届けします。

創業ヒストリー、採用コンサルティングにかける想いなど聞いてみました。

※Wamiiでは、社員同士をニックネームで呼び合っています。ちなみに代表の名前が和歌子なので、社内では「Wakapi」と呼ばれています。

「IT×人事」の経歴

社員:Wakapiは元々エンジニア出身だとお伺いしましたが・・・?

Wakapi:はい。新卒でインターネットサービスプロバイダであるニフティ株式会社に入社しました。そこでシステムエンジニアをしていました。

社員:ニフティって、インターネットサービスプロバイダのニフティですよね。どうしてニフティを選んだんですか?

Wakapi:「インターネットに関わる会社に就職したい」と考えたからです。大学時代、アメリカのニューヨークに留学していたのですが、当時、黎明期を迎えていたインターネットの存在にすごく助けられたんです。家族や友達との連絡手段として、当時流行していた「Hotmail」や「MailCity」を利用してみたり、ホームページを作成して留学生活の模様をアップしたり‥。

社員:留学ってホームシックになりがちですけど、国際電話は高いし‥。確かにインターネットがあったら気軽に連絡を取り合えますね!

Wakapi:留学の時に助けられたインターネットの存在がすごく印象に残っていて。自分の中でも、これまで世になかった「インターネット」という存在が今後世の中の常識を変える存在になるだろうと確信していました。それで、2000年頃から本格的にインターネットサービスを始めていたニフティに就職を決めました。

社員:なるほど。ニフティでは何をされていてんですか?

Wakapi:もともと人事の仕事に興味があったのですが、最初は現場でモノづくりがしたいと思い、システムエンジニアとして勤務しました。所属はサポートシステム部という部門。サポートセンターの社員が使う顧客管理システムやコンタクト履歴管理システムの設計・開発や、お客様からの申込みが来た際の登録システムの構築、サーバー管理等に携わっていました。

社員:エンジニアとしてのお仕事はいかがでしたか?

Wakapi:サポートセンターメンバーとの綿密な打ち合わせをしながらシステムの要件を固めて、そこからオリジナルのシステムを作り出す。これこそ、まさにやりたかった「モノづくり」だなという実感がありました。あとは、システムの使用感などフィードバックを現場から直接もらって、それをシステムに反映することでより質の高いものを作れるので、やりがいも大きかったです。

社員:やりがいを感じられていたニフティをご退職されたきっかけは?

Wakapi:8年近くニフティにはお世話になってすごく恵まれた環境だったのですが、家庭の事情で関西に引っ越す事になり、泣く泣く退職しました。その後京セラグループのIT企業に入社して、人事部門の責任者として仕事をさせていただきました。

社員:元々人事に興味があったとのこと、なぜ興味を持たれたのですか?

Wakapi:実家が自営をしていたこともあって、幼い頃から家族が経営する姿を間近で見てきたんですね。その中で人材というアセットをいかにして確保するかというのは永遠の経営課題だと感じていました。人事の道へ進むのも自然の流れというか、いずれは挑戦すべき道だという想いは、結構若いうちから抱いていたように思います。

社員:人事部門の責任者って、具体的にはどんなお仕事をされていたんですか?

Wakapi:採用・育成・制度設計・全社プロジェクト統括など、幅広い分野を担当していました。

社員:人事としてのお仕事はいかがでしたか?

Wakapi:一言でいってすごく楽しくてやりがいのあるものでした。ちょうど会社の統合などもあり、120名だった社員が300名へと急拡大するフェーズだったので、変革期ならではのダイナミズムを人事という立場から体感することができました。また創業者とも近い立ち位置で、経営者視点を養うことができたのも貴重な経験でしたね。いかに課題をつぶしていくかとか、人事の制度設計をどう打ち立てていくかとか、「人」の側面から会社の経営に直結するような重要なミッションを任せていただきました。

「人事部門のリーダーをテクノロジーリーダーへ」

社員:「IT×人事」の経験を経て、Wamiiを創業されたきっかけは?

Wakapi:前職の人事経験を通じて、「人事業務の効率化の余地」を強く感じたんですね。人事部門というと「管理」「事務方」として扱われることが多く、作業の進め方がアナログだったり、非効率だなと感じる場面も‥。テクノロジーやデザイン、エンジニアリングなど関連する分野への理解があれば、もっと人事としてパワーアップできるのにと思ったんです。

社員:人事にテクノロジーやデザイン、エンジニアリングって具体的には?

Wakapi:例えば…

労務の仕事では、有能な人材流出を防ぐため、AIを用いた解析や予測で自社の退職率を下げる仕組みを考える、といった「エンジニア」としての経験が有益に。

採用の仕事は、学生や応募者、また大学や各種学校への「営業活動」と捉えることもできる。また、採用広報という言葉もあるように「マーケティング」や「PR」の能力も求められる。

ファシリティでは、机と椅子を増設するとなったら、ただ単に配置するのではなく、導線の考慮をするための「デザイン」のバックグラウンドや、コミュニケーションを活性化させるための「クリエイティブ」の発想が必要になる。

とかですね。

社員:なるほど!確かにテクノロジーの知見があれば、解決できる課題ってたくさんありそうですね。

Wakapi:その課題を解決するために、「まずは人事担当者のITの引き出しを増やしていくお手伝いをしよう」と考えました。これがWamiiの主力事業である「採用・人事コンサルティング」を始めたきっかけです。


社外の採用専門メンターとして

社員:企業の経営者や採用者向け「Wamii Coach」のサービスも2021年7月からリリースしましたよね。

Wakapi:少子高齢化が進みますます売り手市場が進む中、採用の難易度は上がり続け「全然エンジニアが採れない!」と嘆いている経営者や採用担当者に寄り添いたいと思って開始しました。

社員:新たにこのサービスを作ったきっかけは?

Wakapi:採用コンサルティングで入らせていただくお客様は、採用戦略・施策立案~実務代行・内製化支援までガッツリ関わらせていただく。一気通貫で対応できる分、金銭的・時間的なコストもかかります。お客様によっては、採用フローの一部分で悩まれているケースもあるんですね。例えば「応募数が伸び悩んでいて求人票の改善が必要」とか「内定後の辞退率をさげたい」など。そういった悩みにもっと気軽に、必要な時にすぐに相談に乗れるようなサービスを提供したいという想いで作りました。

社員:月1回のミーティングに加えて、チャットによる相談し放題だと、気負わずに相談できますよね。

Wakapi:はい!ぜひ気軽に相談してほしいです。採用担当の方のお悩みを解決するとともに、その方の採用力の向上までお手伝いできたらと思っています。

採用を成功導く秘訣とは

社員:先ほど採用力についての話が出ましたが、採用力を高めるためにどんなことを意識すれば良いでしょうか?

Wakapi:まずは採用業務を単なるオペレーションとして回してしまわない緊張感を持つことだと思います。「人事は経営そのもの」であることを強く意識して、採用プロセスに現場の人や経営層を巻き込んでいってほしい。配属部門の業務や人との相性は良いか、会社のカルチャーにフィットするかはとても重要なポイントになります。

社員:ねらいどおりの人材を採用できる会社とそうでない会社があると思いますが、人事以外の社員を巻き込む取り組みの有無も関係しているのでしょうか?

Wakapi:はい、そう思います。どんなに優れた人材でも、いざ仕事に加わったときに、うまくコミュニケーションできるか、スキルや経験が会社の成長にコミットできるかどうかは、やはり現場の人や経営層を巻き込まないとなかなか分からないと考えています。

社員:自社の採用を成功させるために、人事にはどんな人を配置したらよいでしょうか。

Wakapi:実は、人材採用がうまくいっている会社は、採用担当に自社のエース社員を置いているんです。つまり、自社の事業を深く理解し、会社のことが大好きで仕方のない人を採用担当者に任命するのです。ところが、多くの企業は、採用は利益に直結しないからと、そこそこの人を回します。これが失敗のもとなんです。

社員:採用担当に自社のエース社員というのはちょっと意外でした!

Wakapi:私はよくお客様に、「採用担当にエースを置かないと、そのエース以上の人材は来ない!」とお話しします。同時に「その判断ができるのは、社長しかいない!」とも。でも、経営者は売上を上げている社員をなかなか採用担当に回そうとはしませんよね。そこで人事担当者が社長や経営陣を説得する際に有効なのが、成功している会社の事例です。「○○社はエースを置いてすばらしい人材を獲得している」といった事実は、なによりも強い説得力になるからです。

社員:なるほど。事例があると説得力がありますね。

Wakapi:今回お話ししたように、一口に「採用」といっても、採用ノウハウやもちろん、人材の配置や社員のマインドなど、様々な要因が勝敗を分けるポイントになっています。そういった様々な要因に対し、統合的にアプローチできるサービスを提供し、お客様の採用を成功に結びつけるのが私たちの使命だと思っています。

社員:今回は、創業ヒストリーや採用に対する熱い想いが聞けて良かったです!

代表へのインタビュー記事いかがでしたでしょうか?

下記一つでも当てはまる方と一緒に、より質の高い採用・人事コンサルティングサービスを展開していきたいと考えています!

■採用の知見を活かして、企業の採用課題解決に向けとことん伴走したい方

■エンジニア経験をお持ちで、今後採用領域に携わってみたい方

■「人事にもITに対する理解が必要」と熱い想いを持っている方

以上、最後までお読みいただきありがとうございます!

■Wamiiのサービスについてのストーリー記事はこちら■

★エンジニア向けのキャリアメンタリングサービス「Wamii Mentors」

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採用のお悩みを丸っと解決!半年間相談し放題の企業向けサービス「Wamii Coach」とは | ワミィ株式会社
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