なにをやっているのか
我々は、ドローンや空飛ぶクルマが空中でぶつかることなく、安全と効率性を両立した運航管理システムを開発し、事業化を目指しています。
我々はNECの研究所で長年にわたって研究開発を進めてきた自動交渉AIをコアテクノロジーとしたテックスタートアップです。自動交渉AIとは、機械同士が互いに相手の意図を推測し、双方にとってより良い合意に導くために調整する技術です。例えば、ドローン運航者が、自身のミッションだけしか考えないと、他のドローンとぶつかったり、渋滞が起きる要因になりえます。そこで、お互いの運航計画を共有し、賢く調整することで、双方の目的を達成を導く役割を果たす技術となります。
このほか、万が一の落下事故でもリスクが低減できる飛行経路の設計を支援する事業を始め、運航管理に関する周辺事業の開発及び提供を目指しています。
なぜやるのか
自動交渉AIの技術ビジョン
スマートシステムが広く普及し十分に社会価値を発揮するためには、それらの間の挙動や利害を調整する機能がキーになります。また、既存のデータ共有や協調制御のアーキテクチャは、参加者の内部情報開示や自己決定権剥奪を前提としています。
我々は、当事者間でお互いの意思を交換しあい、相手のことも考える交渉の仕組みにより、個別最適化や内部最適化の限界を突破し、それぞれの主体性を維持しながら、全体最適化や互恵関係を導く調整のDXを実現します。
ドローンや空飛ぶクルマの運航管理サービスは、既存の航空機の管制業務における調整業務をDXするものであり、新しい管制の在り方を具現化するものです。これは航空業界にとどまらず、自動運転などスマートモビリティの運航管理を支える新しい社会インフラとなりえるものです。これを具現化することが我々のミッションです。
どうやっているのか
・チームの文化
目的を達成に向けて、真にやるべきことの本質を見極めること、実現にあたっては合理的な判断をすることを重視しています。また、新しい技術やツールを積極的に活用し、失敗も学びと考えて、まずはトライすることを推奨しております。知的好奇心を重視しつつも、品質に対しての責任感と、冷静さを持つことが重要だと考えています。
・働く環境(時間・場所)
分担した機能の設計・開発などをしっかり達成出来れば、テレワークであっても、好きな時間に仕事をしてもらっても構いません。
基本はテレワークですが、週に1回程度、オフィスやメンバーの居住地近くのレンタルスペースに集まって仕事をしています。