CreativePocket株式会社では、ハイハイ期、ずりばい期の赤ちゃんの動きに特化し、赤ちゃん目線の写真や映像を撮影することができるスマートフォン用ガジェットの開発を行なっています。
今年の活動内容について、ご紹介します!
■2021年1月 開発開始
初めて自社製品の開発へ挑戦。「赤ちゃんの撮影」と「スマホを活用」、この2点を軸に、ガジェットの動き、速さ、Arduinoでの開発、構造設計、電気抵抗、重量設計、耐久検査、バッテリー問題、無線電波系、予算、仕組みそれぞれわかる範囲で調べ、様々なラジコンを分解し自社製品のヒントがないかと、その仕組みを分析しました。
■2月〜3月 製品の設計に向けて専門的なメンバーを募集
製品化するに伴い、専門で製品開発の経験のあるメンバーを募集。
外部のシムテムエンジニア2名とデザイナー1名に協力いただき、アイディアをさらにブラッシュアップ。ガジェットの方向性を決定。
■4月〜5月 プロトタイプα版-1号機を設計
理想の動きを実現させるための構造・システムを検討。
赤ちゃんの動きに合わせて、前後左右自由に移動ができるオムニホイールを採用。検証に向けて、プロトタイプを設計していきました。
プロトタイプの完成!
■6月 検証実験
ターゲットであるハイハイ期の赤ちゃんとそのママさん4組ご協力のもと、検証実験を行いました。実際に子育てをされているママさんだからわかること、気にする部分や意見をヒアリングし、α版プロダクトが次の段階へと大きく進化しました。
■7月 フィードバックをもとに設計をブラッシュアップα版からβ版へ
α版からβ版へアプリケーションの開発へと進行。
カメラアプリを作成し、顔認証で赤ちゃんとの距離を認識、その数値をもとに自動で運転ができるよう設定を追加。
本体の基本動作は3つ。
①タイヤでの前後移動
②スマートフォンを設置する旋回ユニットが左右に首振るパンの動き
③旋回ユニットの軸が上下に首振るチルトの動き
内部のバッテリーやソフトの配置、シンプルかつ可愛らしく親しみの持てる形にデザインをしました。
■8月 BABY TECH AWARD JAPAN 2021へエントリー
BabyTech® Award Japan 2021 とは
ベビーテック商品を表彰するコンテストです。育児の記録、家族間情報共有、知育、母体と胎児の健康管理、保育事業者の従業員の管理などに有用であるとの評価のもと、日本でも導入がはじまっています。昨年NHKで放送されたベビーテック特集では「2021年はベビーテック元年」と報道されるなど、関心が高まっているテクノロジー分野です。
https://babytech.jp/btaj2021/
■9月〜今後の動き
12月販売開始に向けて、再度検証を予定しております。本体の動作や設計のブラッシュアップ。アプリケーションのバージョンアップ。
販路の獲得。販促のためのパッケージや広告のデザインなど、まだまだ課題がたくさんあります。
商品化に向けて、一緒にものづくりを楽しみ、企んでくれるメンバーを募集しています!