なにをやっているのか
精神科病院向け電子カルテ「Alpha」は国内シェア40%
レスコのビジネスモデル
レスコは、精神科に特化した電子カルテを開発・提供するソフトウェアメーカーです。
2003年当時、日本で初めて精神科専用電子カルテ「Alpha(アルファ)」を開発&リリースして以来、精神科病院への導入数は2021年現在において国内シェアNO.1です。[自社調べ]
https://rescho.co.jp/product/alpha/explain/
また、精神科クリニック向けクラウド型電子カルテ「Waroku(ワロク)クリニックカルテ」や、クラウド型訪問看護システム「Waroku訪問看護 ver.2」など、変化を続ける精神科医療の現場をサポートするシステムの開発・提供を続けています。
2021年4月には、ひきこもりや生活困窮といった地域住民の課題解決に取り組んでいる支援機関向けに、成育環境情報の一元管理システム「Warokuパブリックヘルス」をリリースしました。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000060011.html
このシステムは、私たちが長年精神科医療に携わってきた中で得たノウハウを活かして開発されました。
さらに、2022年2月には、精神科病院向けクラウド型電子カルテ「Warokuホスピタルカルテ」を発表。地域包括ケア時代の新しい電子カルテです。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000007.000060011.html
メンタルヘルスケアに関わる複数のステークホルダーをつなげる、“地域で使えるカルテ”=「地域カルテ」の実現に向け、様々なソリューションの提供を目指しています。
なぜやるのか
5大疾病の中で精神疾患は最も患者数が多くなっています
将来構想イメージ
2013年、厚生労働省は「がん、脳卒中、急性心筋梗塞、糖尿病」という4大疾病に精神疾患を新たに加え、「5大疾病」としました。精神疾患は5大疾病の中で最も患者数が多く、近年は精神医療・メンタルヘルスケアの充実は重要な課題であると言えます。
2017年には、精神障害者が地域の一員として安心して自分らしい暮らしを送るための「精神障害にも対応した地域包括ケアシステム(以後、にも包括)」構築の理念が打ち出され、精神医療は、入院医療中心から、地域の包括的な支援の推進という新たな枠組みの中で考えられるようになりました。
「にも包括」においては、行政・医療機関・NPOといった多岐にわたる支援者が、連携した支援を行うことが求められます。そして、その連携した支援には、適切な情報共有が欠かせません。
私たちは、これまで培ってきた技術やノウハウ、経験をさらに先へ進め、医療連携・データ連携におけるこれからの課題を一つ一つ解決しながら最善の情報ネットワークを構築し、理想の精神科医療・地域包括ケアシステムを実現していきます。
どうやっているのか
広島支社オフィス
福岡TC(テクニカルセンター)
「我々は感動体験を想像する精鋭の技術者集団であり、独創的なソフトウェアとサービスで新しい精神科医療のカタチをデザインします」という言葉を経営理念とし、システムの開発から営業、導入、サポートまで自社で行なっています。
また、各事業においてより迅速に適切な判断を行うために事業部制を採用しています。基幹プロダクト「Alpha」を取り扱うAlpha事業部と、クラウド型システム「Waroku」シリーズや、新製品開発に取り組むAnother事業部の2事業部制となります。事業部の垣根を超えた情報共有が頻繁に行われるため、組織間の壁は高くありません。
本社・支社を広島に構え、技術者は福岡TC(テクニカルセンター)に在籍しています。現在はテレワーク制度を導入し、社員のおよそ6割が在宅勤務をしています。県外に在住しながら活躍している社員も多数在籍しています。物理的距離にとらわれることなく、全社員がスキルを存分に発揮できる環境整備に取り組んでいます。
※内容は2022年6月時点のものです。