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信頼関係が崩れる時の、予兆|心を亡くしていた毎日に、今一度"喝"を。

最近お陰様で、とても忙しい日々が続いている。

営業、提案、ストーリー制作、Wantedly(ウォンテッドリー)の運用代行、noteの運用代行、採用業務、自社のWantedlyの運営、社内の体制構築、Wantedlyの運用セミナーの準備、

加えて3人の子どもたちの育児や家事…。

さすがに自分でも「私はこれだけの仕事量を、どうやってこなしているんだろう…」と不思議に思うことがある。(言ってもちゃんと寝てるしなぁ…笑)

2年前まで、ほぼ専業主婦のような生活を送っていたところから、今は180度生活が一転した。

約20年前の社会人になりたての頃、そして20代で1社目の会社を立ち上げた頃のように、脇目も振らず、一心不乱に仕事に向かう、どこか懐かしい感覚。

濃い1日があっという間に過ぎていく。

そんな自分自身に、少し酔っている感覚すらあったように思う。

心を亡くすと書いて、忙しい

そんな中、自分が心を亡くしていることに気づく出来ことがあった。

1ヶ月ほど前から、東京にいる友人経営者が関西に出張に来るということで(私の住まいは兵庫、事務所は大阪だ)、会う約束をしていた。

ただ、その同じ時間に大事な商談が入ってしまい「予定を変更してもらえないか」と連絡をしたのだが…

その連絡をした後に、ハッと我に返った。

友人は、私と会うために、予定を調整し、色々と準備してくれていた。それを「大事な商談が入ったから」という理由で、いとも簡単に予定変更の連絡をいれた自分。

最悪やないか…。

もし私が逆の立場だったら、どう思うだろう。
きっと残念な気持ちになるだろうな…。

自分のことが恥ずかしく、ほとほと嫌になった。

信頼関係を何より大切にして。

ビジネスや商売というのは、信頼の上に成り立っている。

信頼は、一朝一夕には構築できない。その人の考え方、行動、対応といったコミュニケーションを、少しずつ少しずつ積み重ねて、時間をかけてようやくできあがっていくものだ。

そしてその信頼は「ずっと大切にし続けるからこそ、その後も成り立つ」ものであって、そこがおろそかになれば、信頼は一瞬のうちに崩れ去る。

一度崩れた信頼を取り戻すのは、そう簡単ではない。

むしろ、一から信頼を築く以上に難しいかもしれない。

頭で分かっているつもりなのに、全然分かっていなかった。

そんな人には絶対にならないぞ」と、反面教師にしていたのに、自分がその同じ状態に陥っていたのだ…。

この歳になり、立場も上がってくると、周囲からなかなか指摘してもらえなくなる。

裸の王様にならないように、忙しいときこそ根本的なことを大切に、自分自身をしっかり見つめ直して、走り抜けていきたい。

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