愛知県安城市と岡崎市に店舗を構え、西三河で人気NO.1の総合サロンとなり、永く地域に貢献していけるサロンを目指す紅や。
日本の伝統美と英国製アンティークが融合した、こだわりのモダンな店内を手掛ける”ボス”こと代表の小澤さんに、有限会社ベニヤの創業に至るまでの経緯などお話を伺いました。
『 お客さまがわくわくを感じて、サロンに来ることを楽しみに思ってもらえるように・・・ 』
そのためにはスタッフが楽しく働いてなければと考えており、型にはまったことを毎日繰り返すのではなく、どうすればお客さまを ” 楽しく・わくわく ” させられるか、それをスタッフ自ら考えて行動して欲しいと思っています。
大学に落ちたのですが、その時リクルートの雑誌に美容専門・調理専門学校の記載がありました。
浪人する気はなかったので手に職をつけようと『美容』か『料理』の道で悩んだのですが、友達のいとこの方が美容院経営をしていて、友達が社長と話す機会を作ってくれました。
話をする中で、その方が通信教育で美容師免許を取得したのを知りそのままそこに就職して、通信教育で学び、美容師免許を取得しました。友達のいとこの美容院では5年働き、店長を1年経験しました。
その後、他のお店もみてみたいと、別のお店で2~3年働きました。
「店販力」と「販売力」を強みにしていて、使うものに対して理解しているかだったり、理解していただいた上でビフォーアフターを確認してもらって買ってもらうのが強みのお店でした。
『美よう亭』という名前で1店舗目をオープン。
お金はなかったけどいい場所が見つかり、タイミングが重なったことで1店舗目をオープン。
和を貴重とし、囲炉裏があったりと料亭のような和洋折衷な感じです。当時は作務衣を着て働いていました。イギリスのアンティーク家具も置いてあり、珍しい店として雑誌にも乗りましたね。完全予約で、当時は料理屋さんだと思って予約が入った事も(笑)
それから20年くらい前に地元岡崎に土地を買い、2店舗として岡崎店『紅やBOND STREET』をオープン。
独立してから28歳くらいの時、ヴィダルサスーンロンドンの認定インストラクターとなる。
日本で試験を受けてロンドンに行き、ロンドンのヴィダルサスーンが認定すると日本で教育していいよとなるのですが、当時は日本で20名くらいしかいなかったです。それが美容師人生で一番の転機となった出来事だと思います。
岡崎店をオープンしてから5年後、3店舗目として三河安城に『紅やBamboo』をオープン。隣にはカフェがあり、店同士を小窓でつなげてコーヒー等を提供していました。 そのあとカフェをやっていた方が個人都合で経営ができなくなったため、当時カフェだった分を拡張。そのあと15・16年ほどの営業を経て美よう亭は閉めることになりました。
――社員への想い。
《稼げる美容師に育てていきたい》
両親に大切に育ててもらった子を預かる、という責任感をもってやっています。
それぞれ夢や人生設計がある中、1番の応援者でありたいと思っています。
そのためにも嫌なことも本当のことも伝えなければいけないときもありますが、そのうえでスタッフには幸せになってくれたら、いい人生を送ってくれたらと願っています。