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においの世界へようこそ! ⑦アロマホイール: 香りの世界への羅針盤


こんにちは!
レボーンはにおいのビジネスプラットフォームの構築を目指しています。

誰でも自由にデータにアクセスができ、サービスの開発や利用を通じて、すべての人々が生活を豊かにするために、においに対する認知や評価が活用される世界。そう遠くない未来の世界です。

今回は、においの世界へようこそ!の第七弾。「アロマホイール: 香りの世界への羅針盤」

香りって身近にあるし、好きなにおいや嫌いなにおいもはっきりあるのに、
「じゃあ、そのにおいってどんなにおい?」って聞かれると、なかなか説明できませんよね。

今日は香りを視覚的に表現するちょっと専門的な方法について、レボーンのにおい専門家が教えます。
レボーンの仕事の紹介を通じて、目指しているものもお伝え出来たら・・・と思います。

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皆さんこんにちは、レボーンの永田です。

本日は我々がコンサルティングでお手伝いさせて頂いているアロマホイール(フレーバーホイール)についてお話をさせて頂きます。

アロマホイールとは何か

アロマホイールは、香りの多様性と複雑さを視覚的に表現するツールです。

香りの体験や評価を言葉で表現するのを助け、理解を深める役割を果たします。

アロマホイールは、アロマセラピー、香水作り、食品や飲料の開発など、さまざまな分野で利用されています。

アロマホイールとフレーバーホイールとの違いは、フレーバーホイールには味の要素が載っていることです。

レボーンは香りを中心とした会社ですが、場合によってフレーバーホイールを作成させていただく場合もあります。

レボーンが作成したフレーバーホイールの例

既存のアロマホイールの問題点

香りは非常に主観的で、個々の感じ方は人それぞれです。

また、文化的な違いも香りの認識に影響を与えます。

さらに、特定の香りを正確にカテゴライズするのは難しく、アロマホイールの分類は必ずしも一貫性があるわけではありません。

それらが自社でアロマホイールを作成しようとする際の大きな問題点となります。

アロマホイールの制作の困難さ

アロマホイールの制作は、香りの分類、記述、そして視覚的表現の難しさから、困難な作業となります。

香りは抽象的で、その体験を言葉や色彩で表現するのは容易ではありません。

それぞれの香りが持つ独特の特性を正確に捉え、それを視覚的に表現することは、深い洞察力と創造力を必要とします。

アロマホイールの有用性

にもかかわらず、アロマホイールは香りの理解を深め、香りの体験を豊かにするための強力なツールです。それは、香りの言語を提供し、香りの体験を共有することを可能にします。

アロマホイールは、アロマセラピーでのエッセンシャルオイルの選択、香水作りでの香りの組み合わせ、食品や飲料の開発での風味の調和など、さまざまな分野で活用されています。

アロマホイールは、香りの世界を探索するための羅針盤のようなものです。それは、香りの体験を言葉で表現し、共有するための言語を提供します。それは完全ではないかもしれませんが、私たちが香りの世界を理解し、体験するための重要なツールなのです。

アロマホイールの制作は困難かもしれませんが、その価値は計り知れません。それは、香りの体験を豊かにし、香りの理解を深めるための強力なツールです。

レボーンではアロマホイール作成のコンサルティングを行っています。

これによって官能評価の軸をはっきりとさせ、選ばれた軸を使った定量的な評価が出来るようになり製品の理解が進みます。

これはセンシングデバイスとAIを使って官能評価を予測するための基礎作業であり、その先にレボーンが提供するサービスに繋がって行くものなのです。


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においの世界にようこそ! 第七弾 「アロマホイール: 香りの世界への羅針盤」 はいかがでしたでしょうか?
これまで専門家の世界と思っていた香りの世界。センシングデバイスとAIで私たちももっと香りの活用幅も広がるかも。
こんな新しいにおいのサービスを提供しているレボーンに少し興味がわいたあなた。。。
ぜひこちらも!

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