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なにをやっているのか

弊社は、テクノロジーで不動産に関わる業界の課題や従来の商習慣を変え、新しい価値や仕組みの構築を目指す不動産テックベンチャーです。 我々は、売買、賃貸、請負の不動産契約領域における「物件管理から契約手続き」までをオンラインで完結できる電子契約サービス「PICKFORM(ピックフォーム)」を開発・提供しています。 不動産業界の特性を知り尽くした業界出身のメンバーや、事業者同士のコネクションを活用しながら、「PICKFORM」を通して、【不動産取引を快適に、オープンに。】を実現するのが弊社のmissionです。

なぜやるのか

不動産ビジネスの大きな課題は、業務が煩雑にも拘らずアナログな作業方法が未だ根強く残り、IT化も遅れていることから、業務時間が長時間化し、事業が発展していかないことだと考えます。 例えば、不動産売買の契約書の製本の準備に関しては、1件あたり90分程度かかり、印刷も平均177枚発生するというデータがあります。更には5,000万円のマンションを売買契約した場合は、買主側と売主側にそれぞれ3万円の収入印紙代が発生しています。 これらを電子契約に置き換えることで、印刷に関わるコストや印紙代は全て0円になり、また作業時間も大幅な削減が見込まれます。 実は不動産取引の電子化が法的にOKになったのは、2022年5月18日からと、ここ最近の話となっており、これから市場も爆発的に伸びていくことが予測されています。 世の中には既に電子契約サービスがいくつか存在しておりますが、不動産の取引においては、電子帳簿保存法、電子署名法に加えて「宅建業法」にも適合していないといけないという高いハードルがあります。 電子契約サービスを利用していて気づかぬうちに業法違反になっていた、といったようなことがサービス利用者である宅建業者側に発生するのは恐ろしいと思いませんか? 弊社のPICKFORMは、【宅建業法の改正にも則ったサービスである】と国土交通大臣より適法である旨の回答を取得した不動産電子契約サービスなので、宅建業者の皆様が安心して利用できる設計となっております。 また、不動産業界はレガシーな産業であるが故に、ITサービスへのアレルギー反応が強い部分もあります。元々不動産業を行なっていた我々だからこそ、サービスのシンプル設計には強く拘りを持っていますし、業界を理解した上で、適切なサービスをご利用いただくために、日々マーケティング活動を行っています。 このようなサービスを、中堅企業・大手企業はもちろんのこと、小さい規模の不動産業者にも導入いただくことで、不動産業界全体のDXが進むと考えています。

どうやっているのか

弊社は、前述した課題を解決するため、不動産業界における物件管理および契約業務をオンラインで完結させる、「PICKFORM」を開発し、提供しております。 「PICKFORM」を活用することで、紙ベースのやり取りが少なくなり、印紙代はもちろんのこと、業務時間・郵送コストが削減できるほか、これまで不明瞭だった手続きの状況がオンライン上で簡単に確認できるようになります。 また、公開鍵暗号方式を利用した自社開発の電子押印システムで、電子契約書や重要事項説明書の非改ざん性の証明を担保します。これにより、安心・安全かつ業務効率の良い電子契約サービスを提供しております。 「PICKFORM」の特徴は、これまでアナログな業務に依存し、ITサービスに対してアレルギーをお持ちの不動産会社にも馴染みやすいシンプルな設計にしていることです。 現在、使っている紙の契約書面をそのまま電子移行するため、導入時の面倒な設定やデータ移行も不要です。一度使えばすぐに覚えられるようなUI/UXを心がけることで、利用者の挫折を防止できると考えています。 そして、他社の類似サービスでは電子押印部分の機能を外部のベンダーとAPI連携しているケースが大半ですが、当社は電子押印部分を自社開発し、イニシャル・ランニングコストを安価にご提供できていることで、普及を促進させます。 弊社には「大手住宅メーカー、大手不動産会社」などの不動産業界出身者と、「大手通信会社、大手損害保険会社、SaaS企業、大手会計事務所、大手マーケティング会社」などの他業界出身者が集まっています。 IT、マーケティング、ファイナンス、コンサルといった事業運営に必要なスキルセットを各々が保有しているので、全員が業界の課題を認識した上で自社内でプロダクトを作り上げ、業界の活性化につなげていきたいと考えています。

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