なにをやっているのか
ヤマネコは、香りを専門とするスタートアップとして、オーダーメイドフレグランスブランドであるBespoke Scent Societyを運営しています。
パフューマーの長年の知識・経験と、最先端のテクノロジーを掛け合わすことで、自分に合った、自分だけの香りをご提供します。D2Cオーダーメイドフレグランスとして、革新的な体験をご提供します。
現在は、トランクショー形式(受注生産)でオーダーを受けておりますが、7月下旬を目処にECでのプロファイリング、及びオーダーを開始いたします。
なぜやるのか
人間の五感の中で最も原始的な感覚である嗅覚。
ふとすれ違った人の残香で、昔の記憶が蘇ることはありませんか?
香りとは、目に見えないからこそ見落としがちですが、私たち人間と切り離すことができない、大切な感覚です。私たちは、香りという感覚こそが、人の記憶や価値観、ライフスタイルによって形成されていき、私たちの人生を体現するものだと考えています。
香りを専門とするスタートアップとして、今までつい見落としがちだった嗅覚に向き合い、学び、そして表現をしていくことで、私たちの人生がより豊かになる世界を目指しています。
どうやっているのか
ヤマネコは、右脳と左脳、センスとロジックが共存する香りの世界を解き明かしたいと考えています。
香りとは、化学物質の組み合わせです。「どの化学物質がどれくらい含まれることで、どのような香りとなる」そのような研究が長年なされてきました。現在では、デバイスの開発によって空気中の香気成分の計測がスピーディになり、またAIの発展によって、新たな香りの発見も進んでいます。
一方で、香りとは受け手によって、感情が変化する繊細な感覚です。例えば「木の香り」を嗅いだ時に、「森」を連想する人と「おじいちゃんの家」別々のものを連想する人がいます。その時の感情のベクトルは、大まかには近しいですが、微妙に異なるはずです。森はリフレッシュ、おじいちゃんの家は懐かしい、という感情です。これはその人の育った環境、つまり記憶によって、香りへの印象が形成されているからです。
このように、ロジックとセンスの世界を行き来する香りという世界ですが、残念ながらその両方の世界をつなぐ企業がまだまだ少ないと考えています。
私たちヤマネコは、最先端のテクノロジーを使って「人の感情と香りの関係」を解き明かし、我々が香りを通してより豊かに生きていくことができる世界を作りたいと考えています。