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【共同創業者インタビュー】マーケティングから日本のものづくりを支える!博報堂出身の元営業がXmakerを共同創業した理由

広告代理店、マーケティングコンサル、自社ブランドの3つの軸で事業展開を行う株式会社Xmaker(クロスメーカー)。創業2023年、少数精鋭のチームでありながら、大手企業からスタートアップまで幅広いクライアントを抱えています。

大手広告代理店・博報堂での経験を経て、代表・小沢とともにXmakerを創業した共同創業者の日髙さん。今回は日髙さんのこれまでのキャリアや今のXmakerで働くおもしろさ、今後のビジョンなどをお話いただきました。

日髙 舜也 / 共同創業者

青山学院大学社会情報学部卒業。繊維専門商社・島田商事で営業として3年間勤務後、株式会社ファインドスターに転職。クリエイティブディレクターとして活躍後、博報堂にて業務委託として勤務。2023年Xmaker株式会社を共同創業。

繊維商社、広告代理店を経て、Xmaker共同創業へ

── これまでの経歴を教えてください。

新卒では繊維専門商社に入社し、3年間大手アパレルメーカー向けの営業を担当しました。主にスーツ用の生地や裏地、ボタン、ファスナーなどの副資材を提案する仕事で、お客さまはアパレル業界を代表する大手企業や老舗企業がほとんど。

入社1年目で右も左もわからない状況の中、新規開拓に近いかたちで担当領域のシェア拡大を任され、泥臭く営業して回っていました。一番近い先輩でも10歳以上年上の方で、いわゆる「背中を見て覚える」スタイルだったので大変さはかなりありましたが、ものづくりの流れを0から100まで見られたのは貴重な経験でしたね。

2年目には若手トップの売り上げを達成。ビジネスパーソンとして着実に成長している手応えを感じていた一方で、5年後10年後を見据えたときに、自分の売り上げというよりは、相対するお客様、関わるブランドごと成長させられるような販売戦略や、PR、根本のブランディングといった、より上流の部分に関わりたいという思いが強くなっていきましたね。そんな想いもあり、社会人4年目となるタイミングでマーケティングエージェンシーである株式会社ファインドスターに転職しました。

ファインドスターでは営業として入社したものの、2カ月後にはクリエイティブディレクターへ、だいぶ大変でしたが、ベンチャーの洗礼って感じでしたね(笑)。

その後は、化粧品や健康食品など、toC向けのWeb広告の企画立案・ディレクションをメインに、クライアント折衷、広告制作に携わりました。

忙しい時には5社ほどの案件を同時進行で担当しており、ターゲットの異なる広告を複数運用するのは大変でしたね。一方で、クライアントのニーズに応えながら「売れる仕組み」を構築するのはまさに自分が挑戦したいと考えていた領域です。人とコミュニケーションを取りながら答えを見つけにいくことはとても好きだったので、忙しくしつつも大きなやりがいを感じていました。

2年弱働いた後、Xmakerの立ち上げ準備のためにファインドスターを退職。当時はまだXmakerの抱えている案件数が今ほど多くはなく、博報堂で業務委託として働きながらXmakerの立ち上げ準備を進めることにしました。

博報堂ではファインドスター時代には経験できなかった認知目的の広告運用に挑戦。例えば、通信キャリア領域のお客様の場合は、年間十数億円規模の予算を運用するなど、スケールの大きな案件に携わっていました。広告業界の最前線で働き、市場全体のリテラシーを高められたのは、今の仕事にも大きく役立っています。

── どのフェーズでもかなりハードに動き続けているように見えますが、子どものころから活発なタイプだったのでしょうか?

はい、子どものころから好奇心旺盛で、新しいモノ・コトがとにかく好きでした。高校まではサッカーに打ち込み、チームスポーツで成果を出すことにやりがいを感じていましたね。クラス委員や生徒会など、前に出ることも好きで、つねに何かに挑戦していましたね。根拠のない自信だけはあったんです(笑)。

あと、僕のパーソナリティーに通じるような話にはなるんですが、僕、親戚が多いんですよね(笑)。いとこがすごい多かったんですよ。僕は長男なんですけど上にも下にも兄弟みたいな距離感のいとこがたくさんいる中で育ったので、自然と自分の求められている自分像とかを結構早い段階から意識的に認識しながら行動とかしてましたね(笑)。そのせいもあってか、受け取り手の気持ちとかを汲み取るのがなんだか得意になっていて。相手の考えていることを想像しながらコミュニケーションを取っていたので、人間関係などではあんまりミスをしてこなかったというか、悪い印象とかこじれたことは一度もありませんでした。

今、自分の周りから仕事以外のこととか結構相談されることが多いのは、そのおかげかもしれません(笑)。昔から頼りがいのある人だと思ってもらえることが多かった気がします。

── Xmaker代表・小沢さんとの出会いはどのようなものでしたか?

小沢とはファインドスター時代に同じ新規事業部で出会いました。彼は運用担当で、数字周りの管理や分析に長けていました。第一印象はバイタリティがあって、自信に満ち溢れ、ガシガシ働くタイプ。私が漠然と起業を考えていたタイミングで、すでにフリーランスとして活動していた小沢は刺激的な存在でした。

Xmaker立ち上げの話を聞いたとき、彼に足りない部分を自分が補えるという確信があって。まずはプロボノとして、彼の事業をサポートすることを決めました。

サポートする中で、日本のものづくりが正当に評価されていないような現状や、「良いものを良いと伝えたい」という価値観をお互いに感じていることに気が付いたんです。社会課題に向き合うブランド『HOUSE OF PICTURES(ハウス・オブ・ピクチャーズ)』の立ち上げをきっかけに、本格的にXmaker創業に向けて動き出しました。

▼代表:小沢さんのインタビューはこちら
【代表インタビュー】Xmaker創業の原点と、日本のものづくりと共に急成長を目指す | 株式会社Xmaker
作家志望から大学での研究、広告代理店での新規事業立ち上げ、客員研究員として特許取得など、異色の経歴を持つ、株式会社Xmaker(クロスメーカー)代表の小沢。一体なぜ、ブランド開発事業とマーケティ...
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大手にはないスピード感と裁量。少数精鋭で挑むからこそ得られる面白さ

── 担当している業務について教えてください。

広告事業の責任者と自社ブランドのPMを兼任しています。メンバーはデザイナー1人と業務委託の方、インターン生の数人で、彼らのマネジメントも業務の一つ。

広告クリエイティブの制作は、私主導で行い、一部を業務委託の方・インターン生に任せています。広告運用については業務委託のディレクターに依頼していて、毎日ミーティングで数値の進捗やその日の施策を相談しながら進めています。

── 業務の中で感じるおもしろさを教えてください。

戦略立案からクリエイティブ制作、運用まで、すべての工程に携われるので、包括的な視点と高い専門性を身につけられるのは魅力に感じています。

現在は事業戦略的に、広告代理店の動きに特に注力しているので、広告運用にともなう業務のボリュームが大きい状況です。

大手クライアント様の案件も少人数で対応することが多く、個人としてもメインのクリエイティブ領域を超えて、案件の数値管理から運用まで横断で対応することが多いです。

フロント対応も同時並行で行っているので、週次報告の資料作成や、企画提案まで広告運用に関わる業務は基本的にすべて行なっています。

幅広い業務の中で日々新しい発見があり、成長を実感できる環境なんです。

── Xmakerならではの魅力ですね。他にも特徴的だと感じる部分はありますか?

これまで広告業界を2社経験してきた中で、Xmakerの意思決定のスピードは圧倒的に速いと感じています。運用結果は毎日確認し、PDCAサイクルを猛スピードで回しています。その日に改善できることはその日のうちに行うので、大きな成果につながりやすいんです。

クライアントは大手企業が多く、予算規模も大きいので、少数精鋭のチームでありながら大きな仕事に携われるのは大きなやりがいになっています。

これは小沢の営業力・提案力があってこそ。彼は新規開拓にも積極的で、つねに案件の種を蒔いています。どんなに大手企業であっても決して臆することなく提案し、受注につなげるんです。そのバイタリティにはいつも驚かされていますね。

日本のものづくりを後世に。Xmakerが描く未来図

── 今後のビジョンについて教えてください。

今後は自社ブランド事業を強化していきたいと考えています。さまざまなブランドのM&Aや買収を視野に入れて、多くのブランドを束ねる存在になりたいです。

ゆくゆくは多くのブランドを束ねる存在として、日本のものづくりを後世に残す取り組みを推進したいと考えています。

── なぜ、「日本のものづくり」にこだわるのでしょうか?

日本の技術力や品質へのこだわりは世界に誇れるレベルだと感じています。しかし、良い商品であっても、適切な販売戦略やPR、ブランディングがなければ市場で埋もれてしまうということを1社目で痛感して。だからこそ、広告やマーケティングの力で日本のものづくりを支えていきたいんです。

── 今のXmakerに入るおもしろさについて教えてください。

まさに0→1のフェーズなので、会社を一緒に創っていく実感が得られると思います。これは、大企業ではなかなか経験できないこと。少数精鋭だからこそ、一人ひとりの裁量が大きく、事業責任者として活躍できるチャンスも豊富です。1→100へと会社が成長していくスピード感も魅力。組織も事業も拡大していくフェーズを肌で感じられるのは、今このタイミングしかないおもしろさです。

また、社内の雰囲気は明るく、意見交換も活発です。メンバーは皆、仕事に前向きで、会議ではときに熱い議論を交わし合うことも。年齢層も20代後半から30代前半と近く、お互いにリスペクトを持って、フラットな関係性で仕事に取り組めるのも魅力ですね。

── どのような人と一緒に働きたいと考えていますか?

指示を待つのではなく、自ら考えて行動できる「ボールを拾いに行く人」と一緒に働きたいです。自分の意見を明確に持ち、発信できる人がXmakerには向いていると思います。主体的にチャレンジし、成長していきたいという意欲のある方をお待ちしています!


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