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異業種でのシステムエンジニアの知識や経験を活かし、人工衛星のプロキュアメント(調達)をリード

-葛西さんのSynspectiveでのお仕事と調達チームについて教えてください。

調達チームのマネージャーとして、人工衛星の設計・製造・試験・打ち上げに関する全ての調達をコントロールしています。本当に一から十までを担当していますので、多種多様で煩雑な反面、弊社の人工衛星に係る全てを把握する事が出来るので、面白い仕事だと思います。また、小さな会社ですので、調達のみでなく、一部過去のバックグラウンドを生かしたシステムエンジニアの仕事や、J-Sparc(JAXA様)窓口業務等も担当しています。やる気があれば、いろいろやれる会社だなと感じています。

調達チームは、私の他に今は4名のメンバーで構成されています。調達メインの正社員が2名、JAXAでの経験があるシニアエンジニアの方1名、派遣スタッフの方1名で毎朝わいわいとリモートで朝礼を実施しながら、お互いフォローできる体制が出来ています。チームとして一体感があるので、これからさらに組織が大きくなっても、今の雰囲気を維持できるようにコミュニケーションを重視していきたいなと思います。


-なぜ、Synspectiveに入ろうと思いましたか?

チャレンジしてみたいと思ったからです。元々チャレンジする事が好きではあるのですが、宇宙業界で働くことに加え、プロキュアメントという仕事も今までエンジニアとして働いてきた自分にとっては初めてのことでしたので、やってみたいと思いました。

宇宙事業はビジネスとして正直儲からないのではと疑っていましたが、採用面接の際にCEOの新井が衛星を打ち上げて+サービスで売り上げるコンセプトを熱く語ってくれて、Synspectiveのやろうとしているビジネスの将来性について自分でもスッと納得できて、その場で入社を即決しました。


-Synspectiveに入る前は、どのようなお仕事をされていましたか?

航空業界や自動車業界でエンジニアをしていました。

某重工業メーカーでは、主にミリタリー航空機のシステム開発に従事していました。陸上自衛隊ヘリコプター・アパッチの日本仕様開発のために、約3年間アメリカに駐在し、日本側のシステムエンジニアチームのリーダーを努めていたこともあります。日産自動車では、自動運転用ナビゲーションシステムの開発に始まり、自動駐車システムの開発、全世界の日産車のメータ、カメラシステム、およびソナーシステムの量産設計・マネージメントなどに携わっていました。基本ずっとエンジニアでした。


-宇宙少年だったのですか?

全然。笑

モノづくりが好きで、学生時代もプログラミングや自動車のデザインに興味があったので、エンジニアにはなりたかったですね。自動車のエンジン設計目当てで富士重工業に入ったのですが、自動車部門ではなく、航空機部門に配属されまして。配属通知を受け取るまで富士重工業が航空機を作っている事を実は知らなかったので、どちらかというと自動車(バイク)少年ですね。笑


-実際にSynspectiveに入って、どうでしたか?

入社当時は、Synspectiveに調達チームは存在しなかったし、何もなかったんです。笑 どうやってマネージしようかとワクワクしました。小さな会社なので、なんでもトライできるし、むしろニッチ(隙間)を見つけてトライしていかなくてはいけない環境ですね。大企業と違って、ルールやシステムやチームが確立していない中で、自分たちでイチから作っていくことは大変でもありますが、楽しいなと感じています。まだまだ、しばらくはワクワクが続きそうです。



「ソニーや日産やめた技術者 宇宙スタートアップに輝き」(日本経済新聞2020年11月24日掲載)



BS日テレ『牧田くんはJAXAに転職したい!』

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