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なにをやっているのか

------------------------------------------------------------------------ 株式会社ローカルフードテクノロジー(ローカルの食の可能性をテクノロジーで解き放つ) (2023年5月31日:株式会社イーシステムから商号変更) (株式会社エブリイホーミイホールディングス100%出資) 本社:広島県福山市南蔵王町1-6-11 東京事務所:東京都文京区本郷3-40-3 SKビル4階 札幌事務所:札幌市中央区北二条西三丁目 札幌北2条ビル 8階 (ご希望の勤務先を選択してください。転勤はありません) ※.フルリモート勤務もありますので、ご希望をお伝え下さい! ◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇ 2023年7月1日より、リニューアルスタートしたスタートアップ企業です。 ■2つの重点プロダクト ・エブリイアプリの構築プロダクト ・新たな生鮮流通プラットフォームの構築プロダクト ■各プロダクトは現在2名体制 (20代中旬の若きプロダクトマネージャー2名、テックリード2名) ■志を共にし、プロダクトを構築してくれるエンジニアを募集 ------------------------------------------------------------------------ # エブリイホーミイグループとは  エブリイは「365日、毎日の冷蔵庫代わりとして、地域の皆さまの”食”を豊かにする」という想いのもと、1989年に創業した食関連の総合企業です。  コア事業として、広島県福山市に拠点を置き、広島・岡山・香川の3県にまたがって51店舗のスーパーマーケットを運営しています。いわゆる効率重視の「チェーン店」とは真逆の『地縁店(ちえんてん)』という発想で、地理的に拡大していくことを目指すのではなく、地域に深く根を下ろす事業展開を追求しています。  小売だけではなく、グループとして約200台の配達車を保有する夕食材料宅配事業の「ヨシケイ福山」、広島と岡山に9店舗3拠点を展開する外食・給食事業の「ホーミイダイニング」や、地域の主婦の方や飲食店の方が自分のアイデアを商品に変えられる「シェアキッチン」、炭素循環農法を大規模に取り入れた農業法人など、「食」に関わる多様な資産を蓄積してきました。  結果として、経営統合が進むなど厳しさの増す小売業界の中でも異例となる23年連続での増収を達成しています。 ■お客様、生産者様、お取引先様、働く人々が笑顔になる場づくりを、食を通じてし続けていく。 1939年、お酒の卸問屋からスタートいたしました。 地域や食生活の関わりは、レストランや飲食店の運営、食材宅配のヨシケイ福山、スーパー業態エブリイなどの展開によって、ひと・食・地域を暖かくつなぐグループとして発展して参りました。 1996年には当時4 社から構成するホーミイグループをスタート。 ホーミイ(HOMEY)とは、 ●「食」からの「健康」を常に求め続ける「Health」 ●お客様への「ご提供」方法を工夫し続ける「Offer」 ●「食」の素材とバランスに常にこだわり続ける「Meal」 ●「毎日」のたゆまぬ努力を続ける「Every day」 ●多くの「皆様」の最高のパートナーを目指し続ける「Your」 のそれぞれのアルファベットの頭文字を表し、私達の信念としてグループ名に取り入れました。 2014年のホールディング化に伴い「エブリイホーミイホールディングス」を設立しました。 地域の皆様に支えらえれ、グループ売上高は1, 1 61 億円(※20 2 3 年6 月期 連結前速報値)にまで成長しました。 エブリイホーミイグループは、ご利用頂くお客様、食に関する生産者の皆様、お取引先関係者の皆様とグループで働くスタッフ、一人ひとりとそのつながりを大切にし、ひと・食・地域を暖かくしていく場作りをグループで進めてまいります。

なぜやるのか

「食」を通じて、地域に「美味しい」の輪を広げる。**それがエブリイグループのミッションです。  現在の食を取り巻く社会環境のあり方に、疑問を感じていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。農家さんなど生産者側は自分が作ったものがどのように消費されているかわからず、消費者側も自分が食べるものをどんな方が作ったのかはわかりません。各地域には多くのこだわりをもった食品加工業者も多いのに、地域の消費者には知られているのはナショナルブランドばかり、というケースも多いです。全国の消費者に同等のものをなるべく安く提供しようと創られてきたいまの流通は、ひとつの巨大なブラックボックスになってしまっているようです。  経済成長を支えてきたこの流通システムにも、限界が近づいています。継ぎ手がいないまま引退する農家も年々増えており、地域の食品の加工業者の廃業も増加しています。市場の淘汰もどんどん進んでおり、これまででは考えられなかったような「市場に行ってもモノがない」という事態が日常になりつつあります。これまで当たり前に手に入った商品を、これからも同じように消費者のところに届け続けることが年々難しくなっています。  エブリイでは、こうした環境を踏まえ、**いかに地域の食文化・食の多様性を維持し、次の世代に受け継いでいくか**を真剣に考えています。「食」を通じて、地域に「美味しい」の輪を広げる。 いまの時代だからこそより一層重要で、やりがいのある大きな挑戦です。

どうやっているのか

**個店主義**  エブリイでは各店のスタッフ1人ひとりが**”商人(あきんど)”**という心意気を持ち、仕入れから売場づくりまでその”想い”をカタチにしています。毎日仕入れて、毎日売り切る『売り切れ御免』。「毎日の食べ物」だからこそ、エブリイは徹底的に”鮮度”や”美味しさ”にこだわります。  例えば、商品の仕入れについても、他社スーパーマーケットでは効率を重視し「本部のバイヤー」が一括で仕入れて各店舗で販売するケースが一般的ですが、エブリイでは地域のニーズ、お客様のご要望に最大限にお応えするため、商品の仕入れは”各店舗”のバイヤーが行っています。毎朝、各店のバイヤーが市場に行き、自分の「目」と「経験」で実際に商品を確かめ、自信を持ってお客様や友人、家族におすすめできるものだけを仕入れ、値段をつけ、販売。  その地域や土地柄で異なるニーズ、味付け、お客様のご要望の最大限お応えし、目の前のお客様満足度に徹底的にこだわるため、**一般的な「本部主導(チェーンストア理論)」ではなく、各店スタッフが商品仕入れから売場づくりができる『個店主義』**という発想を大切にしています。 ## 選択と集中・売り切り御免  大手の競合他社との差別化、また自分たちの「本当に自信のある商品」でお客様に喜んでいただくため、エブリイは創業当時1店舗で数百万円の売上があった**「日用品」を捨てて”強み”である「生鮮品」に特化**しました。  当時の大手スーパーマーケットの「生鮮」、いわゆる青果部門や鮮魚部門などは前もってほとんどの棚割りを決め、その棚を「埋める」発想で市場にFAXや電話で発注を行い、届いた商品を売場に並べるスタイルが主流でした。しかし、野菜や魚はいわゆる「工場商品」ではないため、事前に何がどれくらい獲れるのかは分かりません。エブリイは、前述の通り毎日各店のバイヤーが直接市場に行き、安くて美味しい、また鮮度が良いものを自らが選び、仕入れて売り切るスタイルで地域のお客様のご支持をいただいてきました。  また、**その日に仕入れたものはその日に“売り切る”**ことで、ロスや廃棄分を販売価格を上乗せする必要がなく、開店の朝一番から”旬”で“鮮度”の良い商品を低価格で販売することができます。売り切ることで、次の日に残った商品の鮮度を維持するためのチェック作業も省けました。地域のお客様に「美味しくて鮮度の良い商品」をご提供し、尚且つスタッフの負荷も軽減できるこのエブリイのスタイルは、その後のエブリイの成長に大きく貢献しました。