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【起業ストーリー前編】RITA GROUP代表取締役へインタビュー

脱サラして2007年にスタートアップ

2007年11月、6年6ヶ月のサラリーマン生活に終止符を打ち、妻と当時3歳の娘を抱え自宅2階の六畳一間で個人事業主としてRITA GROUPを創業した倉崎好太郎。

どんな想いで創業したのか、今後どのような会社にしていきたいのか等々…人材採用部の川上が皆様にお届けしていきたいと思います!

倉崎好太郎のプロフィール

まず、代表倉崎のプロフィールからご紹介いたします!

【名前】倉崎好太郎(クラサキコウタロウ)
【出身】熊本県熊本市
【出身高校】九州学院高校(ラグビー部)
【出身大学】熊本学園大学
【年齢】40歳
【趣味】読書・お酒
【好きな言葉】ノーアタック・ノーチャンス


Q1.創業時の想いを教えてください。

サラリーマン時代は社内評価に不満はなく、生活も安定していた中で大学生の頃から漠然と「社長になりたい」という思いを持っていた事と、勤めていた会社の社長が1歳上と若く私もこんな社長になりたいとの思いが強くなり、創業に至りました。
創業時は大きな志もなく「成功者になりたい。お金持ちになりたい」という現在の社名にある”利他の心”とは遠くかけ離れたものでした。

Q2.創業当初、どんなことから始めたのですか?

最初はごくごくわずかな資金、ノートパソコン一台、妻が以前使用していた学習机、そして中古の電話機が当時の全てでした。これといった強みもなく、私にでも簡単にスタートできると見込んだ販売代理店での事業”美容室向け予約システム”の販売でした。今では当たり前となっている携帯電話から美容室の予約が出来るシステムは、当時の熊本ではまだ大きなニーズが無かったことを見抜けず、上手くいかず資金が減る一方で成果を得ることができませんでした。事業開始から2ヶ月、悩みぬいた結果撤退を決断しました。

Q3.事業撤退の後は何をされたんですか?

収入のない私の代わりに家計を支えながら笑顔で応援してくれる妻のため必死で次の手を熟考しました。
「悩みの解消に繋がる商品ならば、必ずニーズがある」と<シャンピニオンエキス>の消臭効果に着目したサプリメントの販売を始めました。

全国の製造会社に片っ端から問い合わせをし、オリジナルサプリメント作りの協力の依頼を行いました。
ようやく一件の会社と出会い、製造にかかった費用の支払いを行うと手元に残った資金は十数万円。
その後、サプリメントが完成し、市場拡大が期待されていた携帯電話でのマーケティングを開始しました。ホームページの作成から運営、メールマガジンの配信、全て自分で行いました。徐々に売り上げの上昇が現れてきましたが、とはいえ売り上げがゼロの日には、前回のような撤退への不安に駆られ、眠れない事もしばしば…。

また、当時は売れるたびに自分の携帯電話にメールが届くシステムにしていたがゆえに、一件購入の通知メールが届くたびに飛び上がって喜ぶこともあれば、メール着信音の幻聴に夜中に飛び起き落胆する日も少なくありませんでした。

いよいよ私の利益から家族の生活費を出せそうだ、といった矢先の事、『大手会社に排除命令、<シャンピニオンエキス>消臭効果に合理的根拠なし。』という妻が知らせたニュースはまさに青天の霹靂でした。大手の排除命令に、我が社も広告を停止せざるを得ませんでした。クレーム対応に追われながらもリピーターのお客様により支えられていましたが、売り上げは徐々に縮小していきました。

「もう自分には事業は不可能だ」そう諦めかけていた時、二人目の出産を控えた妻からの初めての叱咤激励、親戚・友人など多くの人の支えにより前を向くことができました。

それにより、2009年度は2008年12月に手掛け始めた「馬刺しの通信販売」事業の成長に注力したのと同時に、マーケティングや成功哲学などを学びひたすら自分自身に投資を行った時期でもあります。

この後、どうRITA GROUPができていったのか。続きは【後半】で!

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