どんな学生でしたか?
タイで暮らしていた頃、親戚からもらった日本のお土産、繊細な和菓子のパッケージに心を奪われました。「日本独特の美意識やデザインを深く学んで、いつか自分も人の心を動かすデザインを作りたい」と強く思い、来日を決意。京都での大学時代はデザインへの情熱に溢れ、見たことのない紙質にふれ、新しい印刷方法を試すなど、常に新しい表現を追求しました。また、仲間とプロジェクトに取り組んだり、展示会に参加したりと、充実した日々を過ごしました。
TCDへ入社を決めた理由を教えてください。
パッケージデザイン開発に強みを持ちながら、ブランディングを含めたトータルデザインを提供している点に魅力を感じました。美しいデザインを作るだけでなく、お客様と共に理想のブランドを構築し、ビジネスの成長に貢献できることに大きなやりがいがあると考えたからです。
具体的な業務内容について教えてください。
主にパッケージデザインを担当し、お菓子から医薬品まで幅広いジャンルのデザインを手掛けています。上司の指導のもと、お客様のヒアリングや市場調査を基にコンセプト立案からデザイン提案、修正、納品までのプロジェクトの全工程に携わることが多いです。お客様のニーズと市場のトレンドを反映し、ブランドの魅力を引き出すデザインを追求しています。
どんな時に仕事のやりがいを感じましたか?
自分がデザインした商品が店頭に並び、多くの人に手に取ってもらえた時です。特に、母国のタイで販売される商品をデザインした際、家族や友人から「見たよ!」「素敵だね!」と声をかけてもらえて、大きなやりがいを感じました。自分のデザインが身近な人々に認められ、喜んでもらえる瞬間は、何よりも嬉しく、モチベーションにつながります。
チームで協力して何かを成し遂げたエピソードや、コミュニケーションの重要性を感じたエピソードはありますか?
大規模なパッケージデザイン案件で、短納期の中、チームで協力しました。当初は、パッケージデザインやダミー制作など、タスク分担に集中するあまり、進捗共有や連携が不足し、遅延が発生。この経験から、毎日の進捗確認やチャットツールを活用した密なコミュニケーションの重要性を学びました。結果、納期に間に合い、お客様にも喜んでいただけ、チームで協力し目標達成する喜びと、コミュニケーションの大切さを実感しました。
会社で過ごす時間以外で、趣味で取り組んでいることや、インプットのために行っていることはありますか?
入社して一年、多くのミスから学び、成長を実感したように思います。上司・先輩のご指導で、デザインスキルに加え、クライアント対応やタスクの管理方法も少しずつ習得。チームで成果を上げられたり、デザインが認められたりした時は大きなやりがいを感じました。
今後の目標や挑戦したいことはありますか?
今後の目標は、デザインの魅力を言語化するスキルを磨き、デザインに詳しくない方にも言葉の力で魅力を伝えられるようにすることです。そのために、日頃からデザインについて様々な表現で説明する練習をしたり、デザインのコンセプトをメモに残したりするように心がけています。常に自身の成長を意識し、日々精進しています。
最後にTCDに応募してみようと考えている方に一言お願いします!
TCDは、チャレンジ精神旺盛な方に最適な環境です。案件ごとに仕事内容や課題が異なり、これまで触れたことのない新しい業界にも挑戦できるチャンスがあります。幅広いお仕事を通じて、共に成長できる仲間をお待ちしています。