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「この人たちには敵わない」だからここで働きたい。大企業でマーケティングを経験した彼が入社を決めた理由

「圧倒的な実力を持ち、自分には敵わない」と感じる存在が近くにいる環境で働きたいと思う人もいるのではないでしょうか。今回インタビューした相川さんもその一人。大企業を経験したのち、スタートアップの門を叩いた彼の目には、何が映っていたのでしょうか。


相川 智洋さん/ショート動画事業本部 企画統括

東京工業大学 生命理工学院を卒業後、株式会社アイスタイルに入社。営業戦略・マーケティング、新人教育などに携わる。その後、株式会社0rigina1を経て現在はパトステクノロジー株式会社にてTikTok運用代行の企画統括を担う。

「この人たちと仕事がしたい」大企業からスタートアップへ

ーーこれまでの経歴を教えてください。

大学では生命理工学部に進学し、生物物理化学の研究をしていました。大学院も含め3年間研究をし、卒業後の進路としてはメーカーの研究職を中心に考えるようになりました。それから、化粧品メーカーに興味を持ったことをきっかけに美容業界に興味が移り、化粧品コミュニティサイト「@cosme」を運営する株式会社アイスタイルへ入社を決めました。アイスタイルは、化粧品・美容系のメーカーと消費者の間に立ってビジネスを展開できるポジションであることに面白さを感じました。

入社後は、BtoBの営業戦略を担当。新卒社員はほとんどが営業へ配属されるなか、マーケティングのポジションに配属されたのは私だけでした。同部署のメンバーで一番年齢が近い人でも35歳くらいで、結構大人な部署だったんですよね。そんなチームの方が合っているのではないかと、配属を決められたのかもしれません。最後の数ヶ月は、BtoC側のマーケティング設計を行う部署でCM撮影なども経験しました。

そのほかに、2年目では新卒社員の育成をまとめる役割も担いました。10人ほどの新卒社員それぞれに対して、どの先輩社員をOJT担当として配置するかを決めたり、新人教育の管理をしたり。自分の業務と並行しながらだったので大変でしたが、全員がやめずに営業として活躍できるようになった姿を見て報われた気持ちになったのを覚えています。

ーー早くからさまざまな経験をされてきたのですね。その中で、なぜ転職を考えたのでしょう?

経験を重ねるうちに、さらに刺激が欲しいと感じるようになったのが大きな理由です。また、目指していた先輩たちの中にもアイスタイルを卒業して、次のステップへ進む方がいて、自分もキャリアを考えるきっかけになりました。大企業だからこその貴重な経験をさせてもらえた一方で、大きな変化や刺激を求めるのには限界があったり時間がかかると考えるようになったんです。会社が悪いという意味ではなく、それなら違う環境で挑戦してみるのもいいのではないかと感じ、転職を考えました。

ーーそうして、パトステクノロジー代表の高岸さんが一社目として立ち上げた株式会社0rigina1に入社することに。

どうしようかと考えていた時に、高岸と共同創業の田中と話す機会がありました。高岸は高校時代から一緒、田中は大学の研究室の先輩と、私にとってはもともと知り合いの二人です。二人のことはよく知っているうえで、純粋に「この人たちと仕事がしたい」と思い「何か手伝わせてくれないか」と相談し業務委託でジョインすることになりました。

その後、事業が上手くいき会社にさらに人手が必要になったこと、私自身「敵わない人」だと思える二人のもとで学びたいと思ったことから、アイスタイルを退職し正式にジョインを決めました。

0rigina1から、TikTok運用代行を行うパトステクノロジーへの転籍。事業の強みとは

ーー0rigina1で実際に働いてみて、いかがでしたか?

二人が優秀すぎて、何の不満もなかったのが正直な感想です(笑)。もちろん、思いもよらない問題が起こることもありました。そんなときには全員で解決に向かって取り組んだり、夜中まで仕事をすることもあったり。まさに“スタートアップ”でしたね。

当時はバーチャルライバーの事務所として、ライバーのマネジメントを行っていました。一人ひとりのコンディションを把握して寄り添ったり、事務所の空気作りをしたりする作業は泥臭いながらも楽しかったです。

ーーその後、髙岸さんが並行して運営していた、TikTokの運用代行事業を行うパトステクノロジーに移られたんですよね。

はい。高岸がTikTokで活動するクリエイターと知り合ったことをきっかけに、パトステクノロジーという別会社でTikTok運用代行事業を展開していました。業界分析やリサーチが好きな高岸の目にも「これからはTikTokでモノが売れる時代になる」と映っていたようで。日本ではまだ早すぎるくらいのタイミングでしたが、今のうちからフルコミットしておくことに価値があるだろうと感じ、事業として始めていました。私もこの事業を一緒に成長させたいと思い、パトステクノロジーに転籍しました。現在は、数十億円規模の会社や地方の農家など、あらゆる企業の案件を引き受けています。

ーー実際にやってみて、TikTok運用の魅力は何だと感じますか?

TikTokは、上手くいけば無名のブランドでもバズる可能性は十分にあるし、そこから認知が広がると他のマーケ施策と比較して圧倒的にコスパがいいんですよね。例えば同じSNSの中でも、Instagramではある程度継続的な発信を続けて、フォロワーやコンテンツを積み上げていく必要があるため、途中で挫折してしまう企業様も少なくありません。一方で、TikTokでは一発目の動画でもバズることができて、一気に認知を広げられる可能性があります。それが、TikTok運用の魅力だと思います。

ーーでは、パトステクノロジーとしての事業の強み、面白さは何でしょう?

動画をバズらせるのは、不確実性が高い作業です。だからこそ、企画検証を繰り返して再現性高くバズる法則を日々アップデートしています。それがパトステクノロジーの強みであり面白さではないでしょうか。

うちでは、上手くいったものは分析して、何が良かったのか・バズる要素は何かをすべて言語化しフォーマット化しています。バズる理由が言語化できていれば、逆に言えばその要素に当てはまるものを作れば上手くいくはずなんです。100%バズるということが難しい世界だからこそ、フォーマットのアップデートを繰り返して、とにかく打率を上げる作業を行っています。

ーー業務には、どのようなスキル・姿勢が活かせますか?

やはり、一番大切なのは分析し、言語化すること。企画を出すときには、過去の事例からさまざまな要素をブレンドして使う場面がほとんどです。そのときに、ただ「面白い」ではなく「なぜ面白いのか」の説明が必要になります。分析力や言語化能力がある人、またはそれらを楽しめる人には向いている仕事だと思います。

若手やインターン生にも裁量があるのは、今のフェーズの魅力

ーーこれから入社する人にとって、パトステクノロジーはどんな環境でしょうか?

業務はミッション単位で渡しています。業務を切り分けてただ作業してもらうというよりは、ミッションを伝えてやり方を考えながら動いてもらうイメージです。最初は戸惑いもあるかもしれませんが、やっていくうちにきっと慣れますし、そのほうが裁量が大きく自分で業務を進める力もつくはずです。もちろんサポートはしますし、チャレンジして失敗したことに対して、怒る人は誰もいません。トライアンドエラーを繰り返してスキルや経験はついていくものなので、インターン生などに対しても裁量がある環境だと思います。

ーー相川さんの元で一緒に働くとなるとどんな関わり方をされますか?

私は正直なフィードバックをするタイプなので、良い悪いも事実として伝えます。その上で次にどうやって動いていくのが良いのかを一緒に考えます。正直なフィードバックは耳が痛いこともあるかもしれませんが、インターン生も業務委託の方も、同じ目線で働きたいという思いからの行動です。

これだけ伝えると冷たい人のように聞こえるかもしれませんが(笑)、実はプライベートでは結構ゆるいキャラなんです。そのオン/オフのバランスもあって、兄貴的な存在と思ってもらえることが多いので、これから関わる方々ともそんな信頼関係を築きたいですね。

ーー今のパトステクノロジーのフェーズだからこその魅力はありますか?

小さな組織だからこそ、自由にやれることではないでしょうか。「裁量がある」と言いつつ動きづらい会社や環境もありますが、パトステクノロジーは今のフェーズだからこそ自分の責任で自由にやる方向を決められます。インターン生も、今後人数がさらに増えると組織化しなければなりません。そうすると、どうしても自由度は下がってしまうかもしれない。今は社員、インターン生含めて少数精鋭なので、一緒に会社を作っていけるタイミングです。

また、TikTok自体もまだまだ新しい領域です。まだ正解がないものだからこそ、今TikTokの領域でがむしゃらにやった実績は、その後のキャリアにも良い影響を及ぼすのではないでしょうか。

ーー今後、どのような会社を目指していきたいですか?

パトステクノロジーに関わる人々がハッピーになると良いなと思います。そんな会社を目指していきたいです。クライアントはもちろん、働く人やその家族も含めて、パトステクノロジーに関わることで良い影響がもたらされたり、幸せになったりする未来が作れると嬉しいですね。

そんな会社の未来を一緒に作っていける人に、これから出会えると思うと楽しみです。少しでも興味がある人は、ぜひ一度お話しにきてほしいです。


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