ホーム
ユニバーサル社会の実現に向けて
私たちは、兵庫県伊丹市を中心に福祉・介護事業、学習塾事業、サッカースクール事業、コンサルタント事業を行っています。 障がいや個人の特性が、否定されることなく、受け入れられる地域社会の構築へ。 そんなユニバーサル社会の実現に向けて、まずは事業の実施地域におけるユニバーサルデザインを進めていきます。その実現に向けて、弊社が取り組んでいるのは、人材の確保と育成。企業として、当たり前の取り組みですが、介護・福祉業界にはあまりみられない他分野事業とのコラボレーションの中で、将来の介護・福祉人材の確保を目指しています
価値観
介護・福祉の職場は、チームワークが命です。一人が突出した能力を持っていても、組織としてチームとしてその能力を活かす事ができなければ意味はありません。現場では、刻々と変わる状況やご利用者への対応を組織・チームとしてより良いものにしていくためには、まず「双方向のコミュニケーション」が必要となります。職種、職位等、縦横の関係の中で、「ご利用者の為」に自分が取るべき「行動」を選択し、また他のスタッフが成長していける為に自分が何ができるのか。利己的ではなく利他的な価値観を大切にしていきたいと考えています。
介護・福祉事業と通じてユニバーサル社会の実現を目指している弊社ですが、介護・福祉事業以外にも飲食事業や学習塾事業を運営しています。飲食事業では、障がい児者の保護者の就労支援としてキッチンカーを営業しています。また、学習塾事業では、大学生のアルバイト講師を対象に、介護・福祉事業でのインターンを実施しています。障がい児者の保護者の就労、将来的な介護・福祉人材の創出という課題に複数の事業・部門を抱える弊社ならではの取り組みを実施しています。
従業員のモチベーションの一つとして、自分の頑張りが公平に、また正当に評価されているかという点があります。従業員の自己評価と管理側の評価の照らし合わせやギャップを埋める為に、弊社では介護・福祉事業には珍しく「人事考課制度」を導入しています。約15項目のプロセス項目の評価を基に、6ヶ月に一度、面談をしながら「評価」を伝えていきます。その他にも、「チャレンジシート」を活用した課題達成や「OJT」を継続的に行い、成長を促す為のフィードバックを行います。
誤解を恐れずいえば、ご利用者支援が第一で「従業員は重要な二の次」です。ただ、人材こそが事業の柱であり、企業の命です。ですので従業員を軽んじているわけではありません。ただ、私たちが、サービスの対象としている障がいをお持ちの方々やそのご家族への支援は社会的にまだまだ不足しており、「ニーズ」にお応えしていく姿勢を企業としての軸に置きたいと考えています。その為、「カスタマーファースト」という文言を掲げています。
私たちの基幹事業である、介護・福祉事業は行政により制度化されている事業です。その為、創造性や革新性の入る余地が少ない事業であるとも言えます。弊社では、前述のように介護・福祉事業以外の事業運営を行っている事からこれまでの介護・福祉事業運営法人が行っていない取り組みを行う事が可能となります。創造性と革新性を持ってこれからの介護・福祉業界に問題提起をしていきたいと考えています。
これについては、やはりご自身の意思表示や想いを「言語的」に伝える事が難しいご利用者が多い中で、支援者側に求めたい意識です。ご利用者の「安心と安全」に最後まで責任を持つこと。介護・福祉事業に携わるのであればこの責任ときちんと向き合わなくてはなりません。ただ、個人で追うべき責任と会社が負うべき責任との境界線を明確にする事は、従業者側の心的負担を調整する意味でも必要だと考えています。