なにをやっているのか
オリジナルパッケージ(包装資材)制作から倉庫選定まで、EC/D2C事業者のバックエンド全般を一気通貫でサポートするプロダクト「shizai」を運営しています。
国内5兆円規模の包装資材・加工容器市場に参入しました。全国数百の一次製造メーカー様・印刷会社様の強力なご支援を賜りノンプロモーションながらリリースから1年間で300社以上の法人のお客様とお取引させて頂き、強い手応えを感じております。
この需要に早期にお応えすべく体制強化をはかる目的で、既存株主であるグローバルブレイン様・ANRI様より新たに5億円の資金調達をさせて頂きました。この度の資金調達で累計調達額は6.2億円となり、今後採用の加速・マーケティング投資拡大・ソフトウェア開発投資の加速・サステナブル資材ネットワークの拡張などを進めて参ります。
事業やプロダクトを通して解決したい市場の課題は主に以下の3つです。
【最適な発注先選定が難しい】
包装資材の価格構成要素は素材コスト・工賃(機械Ops費/人件費)・配送費・特殊な加工の費用等、複数の要素によって決定されます。専門用語も多く情報の非対称性が大きい市場特性上、需要者からすると「自分達が理想とするアイテムは、どこに、どのように依頼すればよいか」が分かりづらいという課題があります。結果、過剰に費用がかかっているケースも多いです。
【多重引受構造】
重厚長大な産業のため、サプライサイドにも多数のプレイヤーが存在します。1つのアイテムの製造に対して2~3社の中間行社が入っていることも珍しくありません。同じものを設計/調達しようとしても商流によっては過剰にマージンを課され、トータルコストに影響する傾向があります。
【アナログオペレーション】
連絡はメールと電話、ファックスで発注書を送る、などが一般的な業界です。チャットツールやSaaSの浸透など事業者再度のビジネス環境が変化する中、供給サイドのオペレーションが変わっていない事態があります。
これからの課題をテクノロジーによって再配置していくEnablerプロダクトとなっていくことを目指しています。
なぜやるのか
「テクノロジーによってあらゆる産業の真価をユーザーに届けると共に、 事業を通じてサステナブル社会の実現に貢献する。」
あらゆる産業でテクノロジーを活用した効率化、新たな価値の創造が進んでいます。他方、私たちはこれに留まらず「その事業の延長にサステナブル社会へのインパクトを実態として創出しうるかどうか」を組織の指針としています。この両輪を実現することが私たちの存在意義であり、市場選定時の目線です。
shizaiが現在エントリーしてる包装資材・加工容器とうの市場は巨大な市場でありつつ、脱炭素化・脱プラ化・非アルミ化・紙素材への代替など、「収益性と社会性の融合」を成し遂げるための実験が続く市場です。
全国数千、数万の製造工場の方々が試行錯誤しています。私たちはここにテクノロジーを注ぎ込み、歴史ある産業の真価を想像しながら、サステナブル社会の実現に貢献するプラットフォーマーでありたいと考えています。
そして、この両輪が求められる市場は包装資材・加工容器に留まりません。あらゆる経済活動が2050年にむけて地球社会への影響を鑑みながら変化していく中、私たちはその渦中で熱狂を生み続ける組織として邁進していきます。
どうやっているのか
現在、shizaiは10名に満たない小さな組織です。
ITスタートアップ、大企業ともに経験しているメンバーが多く、それぞれの専門性を活かして各ポジション1名ずつ責任を持って推進するような事業体制となっています。創業以来フルリモート可能な働き方を継続していますが、事業運営上の問題なく楽しくやっています。(オフィスもWeWorkに入っていますのでリモート/出社どちらの働き方も可能です)
また、家族やお子さんがいるメンバーも多く、家庭と仕事の双方を大切にしながら長期間走り続けていく体制を目指しています。
これから経営ボードメンバーや各ファンクションのマネジメントメンバーを含めた採用を進め、30名規模の初期チームをつくっていく予定です。