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【先輩インタビュー】「今が社会人生活の中で一番楽しい」と断言する人事担当が抱く、新卒採用への想いや会社の魅力

創業から40年以上にわたり、顧客のニーズに寄り添いながら建物の保守点検を中心に、多様な事業を展開している株式会社テックビルケア。

今回は、保育士から人事へと転身を遂げた川上さんに、新卒採用の考え方や会社の魅力についてお話しいただきます。


川上優乃 / 人事・CSS事業部

大阪教育大学卒業後、6年間にわたり保育士として経験を積む。その後、テックビルケアに入社し、自社サイトのブログ記事執筆やカスタマーサポート事業部での新規見積もり作成、提案、お客様からの問い合わせ対応、マーケティングの分野を担当。現在は、これらの業務に加え、人事部門で新卒採用にも従事。

目の前の関心事に素直になって選んできたキャリア

ーーまずは、どのような学生時代を過ごされていたのか教えてください。

大学は、大阪教育大学の文学部で学んでいました。家から近くて文学部があったのでこちらを選びましたが、正直、特に先生になりたかったわけではありません。文学部に入る前から本が好きで、大学時代はディスカッションサークルに参加していました。

ーーサークルではどのような活動をされていましたか?

毎週、テーマに沿った本を読み、感想を共有し合う活動をしていました。例えば、中国や日本の古典から、もしドラのような現代のビジネス書まで広く読みました。その時に読んだ本とそこから得た考え方が、今の人生の基礎にもなっています。

ーー基礎が作られた濃い時間だったんですね。大学卒業後の経歴についてもお聞かせください。

大学を卒業してからは、保育士の資格を取得し、6年間保育士として働きました。

保育園でもIT化が進んでおり、私はパソコンの自作やソフトウェアに興味があったため、園内ではパソコンに詳しい人として重宝されました。日々の業務に加えてホームページの作成やブログ記事のアップ、写真の加工なども担当していました。

ーー大学入学の段階では先生のお仕事に興味は無かったとのことでしたが、卒業後に保育士になった背景は何かあったのでしょうか。

学生時代に学童保育のアルバイトをしていたことで「人と関わる仕事に就きたい」と気持ちが変わりましたね。学童保育では、子どもを子ども扱いするのではなく、一人の人間として尊重することが大事だと感じました。例えば、「こうしなさい」「こうした方が良い」ではなく、「あなたはどう感じているのか」「こうしたいのね」といった子どもの気持ちを尊重したいと考え始めるようになったんです。そうした関係性を子どもと対等な目線で作り上げていけるのは素敵な仕事だなと感じました。

ーーそれで、保育士になられたんですね。保育園ではIT領域も担当されていたとのことですが、ITに関心を持ち始めたキッカケは何でしょうか?

夫がパソコンの自作やプログラミングをしていたので、その影響も大きいです。私の性格上、何事もわからないままブラックボックスにしておくのが嫌で「何で動いているのか」「どういう仕組みなのか」を知りたくなるタイプで、興味を持ち始めました。家の中にITに関連する本が置いてありましたし、わからないことがあればすぐに聞ける環境があったのも後押しになりましたね。

ーー総じて、保育士時代に得られた経験や視点はありますか?

「わからないことでも勉強すればいつか理解できる」という考え方が養われました。園内のIT化を進めていく中で、誰もわからないことを自分が一番最初に調べて解決する経験を通じて、この考えを強く持つようになったんです。

例えば、パソコンの使用方法やインターネットの接続方法を調べたり、ブログ記事の作成やホームページの更新、写真の加工なども独学で行っていましたが、その過程で、わからない単語や技術についても一つずつ学び理解を深めていった経験は、「自分がどれだけ知らないことが多いか」を認識し、知的好奇心を持ち続けることの大切さを学びました。未知のことに挑戦する姿勢や、学び続ける意欲は現在の仕事にも役立っています。

ーー転職を考え始めたキッカケについてもお聞かせください。

やはり、ITの分野で自分のスキルをもっと活かせる場所があるのではないかと思ったことが大きかったです。保育園でのIT化を担当する中で、「もっとできるはず」という気持ちが強まりました。また、ビジネスの世界で自分の能力を試してみたいと思い、事務職を探し始めました。

ーー転職先にテックビルケアを選ばれた理由は何がありましたか。

社長の対談記事を読んだことが大きな決め手です。世界進出や経営方針について書かれていて、非常に伸びそうな会社だと感じました。また、人数が少ない分、自分も成長に貢献できるのではないかと感じました。

面接の際もとても雰囲気が良くて、初めて会うのに、「川上さん、よろしくお願いします!」とすごくウェルカムに受け入れてくれたのが嬉しかったですね。

それに、コロナの時期だったこともあり、安定している仕事であることが非常に重要だと感じました。消防点検の事業は法令点検なのでコロナ禍でも安定していて、社会情勢に左右されにくいことも大事だなと思いました。

ーー実際にご入社されてからの印象はいかがですか?

人間関係が良く、仕事以外の悩みがないので、仕事に集中できています。毎日が楽しみで、事務所のメンバーも大好きです。中学や高校の時のように、毎日学校に行くのが楽しかったような感じですね。

互いを尊重し合う風土が、居心地の良い環境を作る

ーー現在のお仕事内容についてお聞かせください。

自社サイトのブログ記事を書いたり、今年からは一人マーケティング部としてお客様インタビューや、自社他社分析などにも挑戦したりしています。

カスタマーサポート事業部では上司と新卒2年目の3人のチームで、新規見積もりの作成や提案、お客様からの問い合わせ対応、また新規顧客開拓の戦略を考えたりと協力し合って業務を進めています。チームで連携することで大手の案件の大量の見積もり作成などでも助け合ったりと、仕事の質も向上しています。

ーー入社当時、印象に残っているエピソードなどがあればお聞かせください。

自分はよく先輩に助けてもらってました。井上さんという先輩がずっと直属の上司だったのですが、井上さんはとてもポジティブな人で、どんなに辛い状況でも前向きに解決策を見つけ出してくれたんです。私が困っている時や、どう説明したらいいのかわからない時も、一緒に考えていつでも助けてくれました。

先輩の助けのおかげで難しいことも乗り越えて今日まで仕事を続けてこられたので、自分も後輩を助けてあげたいなと思っています。みんながお互いに感謝し、助け合っていける環境は本当にありがたいと思います。

ーー本当に良い関係ですね。業務を通じて得られたものや学んだことはありますか?

同僚と確かな信頼関係を築くことで、仕事上の意見や立場の対立があっても、仲が悪くなるというわけではなく、むしろ深くなる関係性があることをこの会社で初めて経験しました。会社としてより良い選択をしていくためにはという目的が共通していることと、根本的な人間性に絶対の信頼がおけるからです。

ーーそれは貴重な経験ですね。具体的にはどのように信頼関係を築いたのですか?

気付いたら自然と関係性が築かれていたという感覚ですね。お互いの人となりを知っていけるような仕組みがテックビルケアには沢山あるので。

所属している事業部や立場が違っていても、普段から社員同士で食事に行ったり、事務所で気軽に雑談をしたり、朝礼でスピーチをしてるのを聞いてその人の深い考えに触れたりとかも大きいです。意見が対立しても、本当は優しい人だと分かってるから平気というか。

縁を通じて、人も会社も成長し合える関係を築きたい

ーーそれでは、人事担当者として新卒採用に取り組む理由や想いについてお話ください。

新卒採用をする一番の理由は「成長」です。新卒で入ってきた社員を育てる過程で、先輩社員も一緒に成長していけるんですよね。新しい考え方や柔軟な姿勢を持った人材を迎えることで、会社に推進力をつけてもらえると感じています。リラックスして伸び伸びと働ける環境を提供することで、その人にしかできない仕事や新しいアイディアを生み出してもらいたいですね。

実際に新卒採用を行ってみて、前向きで素敵な人たちが入ってきてくれるので、私たちも自分を磨かないといけないと背中を押されています。新卒採用は未経験な方を迎え入れるので、会社としては投資になりますが、それ以上の価値があるんです。

私は、人との関係は「愛」が基本だと思っています。だからこそ、新入社員の皆さんのことも、これまで一緒に過ごしてきた仲間と同じように大切にしていきたい。同僚にしろ新入社員にしろ、彼らが幸せに働ける環境を作り、信頼関係を築くことが大切だと考えています。

まず最初に信頼関係があるからこそ、困った時にすぐに助けを求められるし、言いにくいことも言い合える、より良いチームになれると思っています。新入社員がここで働いてよかったと思えるような環境を作れるよう、社内環境の整備や採用活動に取り組んでいます。

ーー素晴らしい考えですね。それでは、テックビルケアにはどのような方がマッチすると思いますか?

軸がある人ですね。これは就活の軸という意味ではなくて、何か好きなことや、やりたいことに対して情熱を持っている人です。自分の気持ちをしっかり持っている人が良いと思います。何を好きで、どんなことをしている時に楽しいと感じるのかがわかっている人が、その人らしさが自然に出ていて魅力的だと感じます。

もう一つ大事だと思うのは誠実で素直に話を聞ける姿勢があることです。「心のコップが上向き」になっている人ですね。

ーー「心のコップが上向き」とはどういうことでしょうか?

これは入社したばかりの時に会長に言われたことですね。「川上さんのいいところは心のコップが上向きになっているところだね」と。何かを学ぼうとする姿勢や、新しいことを取り入れようとする気持ちが大切だと言われたことが印象的でした。同じような姿勢を持った人が来てくれたら嬉しいです。

ーー川上さん自身、この会社のどういったところが好きですか?

まず会社の人が好きです。働いている人たちがみんな優しくて真面目な人が多いので、穏やかに働ける環境があります。また、仕事の自由度が高く、自分で考えて動けることが非常に楽しいです。毎日が充実しており、今が一番楽しい時期だと感じています。

ーー最後に、就活生に向けてメッセージをお願いします。

面接や選考に進んでいただけるのはもちろん嬉しいのですが、その過程で出会ったこと自体にも縁があると思います。その縁を大切にしたいです。どんな形であれ、一瞬であれ、人生の中で関わった皆さんには、就職活動で最良の選択をしてほしいと心から願っています。

入社してくれるかどうかに関わらず、困ったことがあれば協力する気持ちでいます。エントリーシートの書き方や面接のアドバイスなど、何でもサポートしますので、お気軽にお声がけくださいね。

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