なにをやっているのか
スマートホームのプロ集団X-HEMISTRY(ケミストリー)の事業は大きく分けて2つあります。
1つめの主な事業はをスマートホームのコンサルティングサービスを提供します。
スマートホームに対する関心や認知は年々日本でも高まっており、多くの企業がスマートホーム事業への関わりを模索しています。
そうした企業に対するコンサルティングサービスを伴走型で提供しています。
既に事業をしている企業に対しては、海外情報を含めた最新情報のアップデートや最新技術の活用方法などのアドバイザリーサービスの提供もしています。
大手のコンサルティングファームと異なる点は、見栄えの良い資料を作成することではなく、同じプロジェクトメンバーとしてクライアントの事業企画や事業立ち上げに伴走する点です。
三菱地所が提供するスマートホームサービス「HOMETACT」や、ビックカメラグループのラネットが提供するAIカメラサービス「キヅクモ」、三井住友海上が提供するスマートホームサービスMS LifeConnectは当社が深く関与して立ち上げた事業です。
創業者の2名は、X-HEMISTRY創業前にも東急グループが提供していたスマートホームサービス「intelligent HOME」の事業立ち上げを牽引し、その後もスマートホームベンチャーのアクセルラボに役員として参画し、スマートホームサービス「SpaceCore」の立ち上げも牽引してきました。
現在も複数の企業に対してスマートホームに関連したサービスを提供しています。
起業前はサービス提供側として事業立ち上げから運用まで経験をしてきたため、様々観点での知見や経験値を持っており、そうした知見や経験を惜しみなくクライアント企業に提供することで対価を得ています。
2つめの事業は、海外のスマートホーム関連企業とのパートナーシップを結び、日本市場へのエントリーやビジネス開発を支援することです。
日本はスマートホームに関しては後進国であり、海外には日本よりも進んだソリューションやプロダクトが数多くあります。
そういったプロダクトやソリューションを日本に流入させることで日本の業界を活性化させることが狙いです。
日本のスマートホーム業界では良く知られる存在となっており、MatterやAliroなどのスマートホームの標準規格を策定しているConnectivity Standards Alliance (CSA)の日本支部代表は弊社代表の新貝が務めています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000119345.html
また、リビングテック協会を通じて発信しているスマートホームのカオスマップも弊社代表の新貝が監修を行っています。
https://www.ltajapan.com/industry-map/
なぜやるのか
海外、特にアメリカではスマートホームが事業として成り立っており、年々成長を続ける産業として成り立っています。
日本ではスマートホームの認知や普及率はそれほど高くなく、特にビジネスとしてスマートホームに取り組むとなるとまだまだ懐疑的な企業や人々が少なくありません。
スマートホームに関連する事業の検討を任された担当者は、試行錯誤を繰り返しながら暗中模索となっているケースが少なくありません。
インターネットの成長がそうだったように、プレイヤーが増えることで、その産業は発展します。
ただ、残念ながら将来間違いなく普及していくIoTに関しては、日本ではまだまだプレイヤーが少なく、かつソリューションもそれほど多くないため、海外に遅れを取りつつあります。
このままでは日本はインターネット後進国になってしまうため、スマートホーム事業に関するノウハウを他社にサービスとして提供することで、日本のスマートホーム市場の底上げを行っていきます。
どうやっているのか
まずはクライアントに対してスマートホーム事業や技術に対するインプット(レクチャー)を提供します。日本にはスマートホームの教科書がないため、レクチャーを通じてスマートホームが事業として成り立つことをクライアントに理解してもらいます。
その次に、クライアントが取り組みたい方向性を一緒に考えます。
X-HEMISTRは創業前から長年にわたりスマートホームの海外動向を含めた最新情報を取得する活動を続けており、関連する展示会やカンファレンスへの参加、企業訪問などを通じて日本のトップランナーの地位を走り続けています。
スマートホームのソリューションに強みを持つ海外有力企業複数社と提携しているので、方向性があえば、パートナーが提供可能なソリューションを軸にした事業立ち上げプランも示します。
クライアントとは日々アジャイル的にミーティングを重ねていくことで、方向性の解像度を高めていきます。
ミーティングは効率化のためオンラインも活用しますが、場面場面で対面のミーティングも行います。
チーム内では上下関係は重視せず、クライアントにも忖度をしない、というのが会社のポリシーです。
相手を気遣うことは重要ではあるものの、度を超えた忖度は生産性を低下させ、ビジネス上のゴールを遠のかせる悪因となります。
海外企業では、立場に関わらずオープンな意見交換が行われることが普通であることから、グローバルレベルで事業展開しているX-HEMISTRYもグローバルスタンダードに合わせています。
したがって、服装や働き方に関しても自由度が高い環境を提供しています。